【はじまるA列車】おすすめの線路の敷設方法【A列車で行こう はじまる観光計画】

【はじまるA列車】おすすめの線路の敷設方法【A列車で行こう はじまる観光計画】
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鉄道の線路の敷設方法について説明します。ただ、野放図に敷設してはうまくいきません。少しばかり計画的に敷設していきましょう。
計画といっても、大ざっぱなもので十分です。大まかなイメージを思い描いて、必要ならメモ帳にでも書いておきましょう。

既存の設備を活用しよう
シナリオ序盤に、マップに初期からある路線を放っておいて、自分で新たに別の場所に線路を引くという行動をしたことはありますか。はっきり言います。この行動はかなりもったいないと思います。
既存の設備を活用しましょう。すでにある線路をさらに延長したり、途中に駅を設けたりするというように、既存路線のテコ入れという形で開発を始めた方が、資金面からも発展の速さの点からもいいと思いますよ。
きちんと列車が流れているところに手を加えるのは怖いかもしれませんが、むしろ、壊しては作り、壊しては作り、という感じでやった方が、感覚もつかめると思います。
それに、以下で説明するような線路の引き方をして、ちょっと列車の進行設定をしてやれば、列車は動いてくれます。おそれずに、手を加えてみましょう。

そのようにして、まずはひとつめの路線を伸ばしていって、立派な路線にしていきます。
で、いい按配になったら、路線のどっかの駅のホームを増やして(ホーム増設のための土地は事前に押さえておきましょう)、観光名所やすでに発展している町を繋ぐ支線を作ってみましょう。
新たな路線を作るときは、すでに周りが発展している駅から伸ばした方が、乗客がうまく増えるので有効です。
そうやって、最初の路線から分岐させる形で路線網を構築し、マップを広く発展させるのです。
イメージとしては、例えば東北新幹線。まず本線があって、途中の駅から上越新幹線や山形新幹線、秋田新幹線および北海道新幹線が分岐していきます。まあだいたいそんな感じですね。

おすすめは環状線
筆者のおすすめは環状線を構築することです。環状線は列車の本数を増やしやすく、町を発展させやすくなります。
でも、上達するためにも、ゲームに慣れてきたら、その次のマップからは環状線以外の路線を構築するようにした方がいいように思います(面倒なら環状線だけでもいいですが)。

基本的に線路は2本で敷設しよう
ここで説明するのは、線路を何本敷設するかの計画の立て方についてです。
基本的には、線路は2本並べて敷設しましょう。そのような線路を「複線」と言います。初心者の方は、列車を1日1往復しか走らせないとか、特段の理由のない限り、複線で敷設した方がいいでしょう。
複線をオススメするのはなぜかと言いますと、その方が列車を走らせやすいからです。
また複線の場合、絶対に左側通行です。
単線(線路が1本)だと、違う方向に向かう列車が1本の線路を共用することになるので、うまく時間を調整してやらないと、下手すると列車どうしが正面衝突してしまいます。また、列車をたくさん運行することができません。
実際の鉄道路線を見ると、イメージがつかめるでしょう。京浜東北線は北行(横浜→大宮)と南行(逆)で線路が分かれていますよね。そんな感じで、方向別に使う線路を分けてあげれば、それだけで使いやすくなります。

複線を敷設するコツ
実際に線路を敷設してみましょう。といっても、難しいことはありません。チュートリアルでやった通りに、線路の開始地点と終了地点を指定すれば敷設できます。
通常は、2本の線路はぴったり隣り合わせに敷設します。斜めに引くとき、間が空くとスペースが無駄になるほか、距離が無駄に伸びるので、2本ぴったり並んでいるか確認しましょう。
線路の終点では、片方の線路を走ってきた列車を、隣の線路に移して折り返させる配線が必要です(環状線や隣町を終点にする場合は不要)。
簡単な方法は、左の線路を右の線路に合流させるように配線する方向です。こうすれば、特に設定しなくても列車が自動で逆の線路に移って折り返します。それは、ポイントを分岐するかどうかの設定は初期状態で「直進」になっているからです。
しかし、これでは終点の駅に列車が1本しか止まれません。あとあとのことを考えて、ホームは2本用意し、そのどちらからも出られるようにしてみましょう。
その方法は、駅の手前にバツ印のような両渡りの分岐を設けるというものです。以下、このようなポイントを「シーサスクロッシング」と表記します。
この場合、きちんと折り返すように、列車の方に設定をしてやります。列車を選んで、「運行計画」を選択し、「営業路線」を選択して、当該ポイントを選んで「進行設定」を選択。駅に進入するときに通るポイントの方を「分岐」に設定すれば、右のホームに入ります。駅から出てすぐのポイントは「直進」のまま。反対のホームに入れるなら、逆をやればいいのです。
このとき、駅に入ってくる列車と駅から出る列車がぶつからないようにする必要があります。車間距離を十分にとるか、反対のホームに列車が到着したら発車する設定にしてやるといいでしょう(この場合は反対のホームに列車が来ないと発車できないのでめんどくさいです。正直あんまり使いません)。
なお、列車を駅で折り返しさせるなら、駅の進行設定を「折り返し」にすると、よりスムーズに折り返しができます。

隣町との接続も複線で
線路は、隣町にも接続することができます。この接続部分も複線にすることができます。
線路をマップの端まで敷設して、車掌に「この線路を隣町と接続しますか?」と聞かれたら、「接続線切替」を選択。すると、複線で接続ができるようになります。選択したら、「決定」を選択することで敷設されます。
片方の線路からマップ外に列車が入ると、もう片方の線路から出てくるようになります。
しかし、対応しているのは左側通行のみ。先ほど左側通行は絶対と言ったのはこのためです。
なお、一度繋げた接続部分を複線(もしくは単線)に変えたい場合は、一度撤去して敷設し直しとなります。ああもったいない・・・。
隣町に接続すると、旅客列車や貨物列車を行き来させることができるようになります。貨物列車で資源を売りつける使い方(ただし今作では売買契約を結ばないと資源の売買が行えないので注意)のほかに、大都市に接続した場合、旅客列車が客や観光客を大量に乗せて帰ってきてくれるので、発展を大きく促進できたり、観光客を増加させることができます。上手に使ってみてください。

どうしても単線を敷設したい場合は
厳しい地形などの都合でどうしても単線を敷設しなければならない場合(もしくは複線を敷設するほどの列車本数がないから単線にする場合)は、以下の点に注意してください。
一度に複数の列車を走らせる場合は、列車どうしがすれ違えるような設備を設けましょう。駅や信号場を使って、行き違いができるようにしましょう。どうせ列車を停めるのだから駅を置いて客扱いをし、周りを発展させるのもいいでしょう。
ホームの長さは、列車が入りきれる長さにしてください。そうでないと、行き違いができなくなる場合があります。
そして、列車の本数が増えたら、早めに複線化を検討してください。単線には限界があります(慣れた方なら限界に挑んでみてもいいですが)。列車の本数を増やす予定がまったくないならともかく、単線を敷設する場合にも、複線化のための土地だけは事前に押さえておきましょう。