ポケモンORASゲームアニメ　第９１話「幽霊船」

ミミロップ「ねぇ？知ってる？ゴチルゼル！」ゴチルゼル「何を？」
ミミロップ「幽霊が出ると言うウワサの船！」ゴチルゼル「幽霊船って事？」ミミロップ「うん！」
ケッキング「有名な船らしいんだけどその船に乗ると帰れないって言うウワサもある！
行ってみたらどうだ？ゴチルゼル！」ゴチルゼル「嫌よ！またパニックになるもん！」
ミミロップ「そうだ！ギラティナと一緒に行けばいいじゃん！ゴチルゼルの初恋のポケモンだし・・・」
ゴチルゼル「初恋って・・・もう！分かったよ！行けばいいんでしょ行けば！」
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ゴチルゼル「いやだなこの怪域！」ゴチルゼルは、輝玉の呼び笛を吹いた！
ギラティナ「どうした？ゴチルゼル！」ゴチルゼル「私を守ってくれる？ここに一人で来ちゃったから！」
ギラティナ「任せておけ！で？ここは？どこだ？」ゴチルゼル「幽霊船らしいよ」

ギラティナ「ゆっ！幽霊船？」
ゴチルゼル「怖いの？」ギラティナ「いやそうじゃなくてこの船まだ残っていたんだって思っただけだ！」
ゴチルゼル「どう言うこと？」ギラティナ「この船は、元々シンオウ地方で運航していた船だったんだ！」
ゴチルゼル「シンオウ地方で？」ギラティナ「うん！」
ゴチルゼル「でもどうしてその船が廃船に？」ギラティナ「この船に数知れずの事件があった！」
ゴチルゼル「事件？」ギラティナ「この船内で起きる事件は、残酷極まりのない出来事だった！
全ての人間が罪なき人々を殺り合いなっていた！」ゴチルゼル「殺し合いって事？」
ギラティナ「うん！そしてこの船に罪人として捕まれた人々は、自分を犠牲にして死を選んだ！」
ゴチルゼル「そうなんだ！」ギラティナ「死を選んだ人々は、死神として蘇りこの船に取りついた事で
この船は、幽霊船となった！」

ゴチルゼル「じゃあ！この中には、死神がいるの？」ギラティナ「うん！」
ゴチルゼル「あってみたいなぁ！」ギラティナ「怖くないのか？」
ゴチルゼル「怖いどころか私、この前ミミロップと肝試ししたから！」ギラティナ「肝試し？」
ゴチルゼル「うん！怖がりながら先に進んだとき声が聞こえたの！」ギラティナ「声って？」
ゴチルゼル「うん！『僕は、ここにいるよ！』ってそしたら私、それに驚いて逃げ出したんだ！」
ギラティナ「そうか！」ゴチルゼル「だから私勇気を出して乗り込もうと思う！
ギラティナは、輝玉の呼び笛に戻ってて！本当に怖くなったら呼ぶよ！」
ギラティナ「分かった！勇気の女神だからな！」ゴチルゼル「うん！」

幽霊船内部
ゴチルゼル「それにしても不気味だなぁこの船！」フジ老人「その声は、ゴチルゼルか？」
ゴチルゼル「フジ老人！なんでここに？」フジ老人「見物じゃよ！」
ゴチルゼル「そっか！あっ！そう言えばカラカラは？元気にしてるの？」
フジ老人「あぁ！ゴチルゼルとミミロップが来てくれたおかげで笑顔を取り戻したそうじゃ！」

ゴチルゼル「本当に？」フジ老人「うん！」ゴチルゼル「ミミロップに伝えておくね！」
フジ老人「それはそうと君は？何しにここに？」
ゴチルゼル「勇気を出して幽霊船に乗り込もうと思って・・・ダメだった？」
フジ老人「いやいやダメなものか！君にとっては、いい冒険になるじゃろうって！」
ゴチルゼル「そっか！」フジ老人「気をつけてな！ゴチルゼル！」

ゴチルゼル「うん！」

幽霊船内部　地下１階
ゴチルゼル「この文字ってなんだろう！あっ！そうだ！ギラティナ」ゴチルゼルは、輝玉の呼び笛を吹いた
ギラティナ「どうした？」ゴチルゼル「この文字読める？」
ギラティナ「気づかれば逃げるべし！」ゴチルゼル「気づかればって誰もいないじゃん！」

ギラティナ「この船内の地下1階に配置されているスイッチは、決められた番号と連動している！」
ゴチルゼル「決められた番号？」
ギラティナ「この部屋に書かれている番号は、この部屋の全てのスイッチを押す為の番号であり！
それぞれ解かなければならない！」ゴチルゼル「そうなんだ！」ギラティナ「ひとつだけ解いてやる！」

ゴチルゼル「ありがとう！」ギラティナ「まずは、俺の言う通りにスイッチを押せ！」
ゴチルゼル「うん！」ギラティナ「21543！これは、真ん中の5を最後にその隣の1からスイッチを押す！
次に2を押す！」ゴチルゼル「押したよ！」ギラティナ「次は、3を押す」
ゴチルゼル「最後は、4と5だね！」ギラティナ「うん！」ゴチルゼル「よし！押したよ！」

どこからか扉が開いた！

ゴチルゼル「あっ！先に進めるようになった！ありがとうギラティナ！」ギラティナ「うん！」

幽霊船内部　最深部
ゴチルゼル「うわっ！誰かいるんだけど」ギラティナ「あれが死神だ！
あいつに気づかれた時は、釜を振り上げ襲ってくる！」
ゴチルゼル「じゃあ！逃げ道ないじゃん！」
ギラティナ「君の前に聖域あるだろうそこに入れば気づかれずにすむ！」
ゴチルゼル「気づかれば逃げるべしってこういう事なんだね！」
ギラティナ「うん！」ゴチルゼル「あれ？なんだろうこれ？」
？？？「それは、フォースと呼ばれる聖なる欠片よ！」ゴチルゼル「あなたは？」

ゼルダ「わたしは、ゼルダ！ハイラル王国の王女よ！」