ポケモンBW2ゲームドラマSP!黒白~封印の鎖~#35「リナとレントラーの絆!」

ポケモンBW2ゲームドラマSP!黒白~封印の鎖~#35「リナとレントラーの絆!」
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サザナミタウン
唯「海~海~!」はな「夏を先取りしちゃったね!」
三希「うん!それに皆でバーベキューなんて久し振りじゃない?」
颯希「そうだね!」リア「トウモロコシ食べる人~!」唯「はぁ~い!」

リナ「行くよ!レントラー!」レントラー「おう!」
リナ「ギガインパクト!」レントラー「うぅぅぉぉお~~!」ゴチンッ!
レントラー「痛ってえ!」リナ「大丈夫?レントラー!物凄い頭ぶつけたけど・・・!」
レントラー「大丈夫!これぐらい平気だ!」リナ「そっか!」

三希「リナ!お肉食べる?」リナ「うん!」はな「ぁあ!唯!私のトウモロコシ食べないでよ~!」
唯「へへ!早いもん勝ちよ!そう言うはなも私のお肉食べてるよ!」はな「別にいいでしょ?」
ミキ「喧嘩しないの!」

アデク「リナ!」リナ「あっ!アデクさん!どうしたの?」
アデク「デンジから連絡だ!今すぐナギサシティに来てくれと!」
リナ「ナギサシティ?」アデク「うん!」

リナ「分かった!レントラー戻って!」レントラー「うん!」
リナ「サンダー!お願いね!」サンダー「任せてくれ!」

唯「急用?」アデク「うん!おっ?バーベキューか!」
はな「うん!アデクさんは何食べるの?」アデク「バーベキューと言えばやっぱりトウモロコシだろう!」

シンオウ地方 ナギサシティ
リナ「デンジくん!どうしたの?」デンジ「君のレントラーちょっと見せてくれ!」
リナ「うん!レントラー!出ておいで!」デンジ「やっぱりかぁ~・・・!」
リナ「どうしたの?」デンジ「レントラーは君のパートナーだよね!」リナ「うん!そうよ!」

デンジ「このレントラーは野生化していることはないか?」レントラー「俺が野生化?」
リナ「どういうこと?」デンジ「このレントラーが背負っているものそれは【人々への信頼を失う!】」
リナ「信頼を失うって何?レントラーをこのまま見捨てろって言いたいの?」デンジ「そうだ!」

リナ「そんなの嫌よ!」デンジ「じゃあ聞くが君は何の為にトレーナーになったんだ?」
リナ「それはポケモン達を助ける為よ!」
デンジ「そうだよな!でもレントラーは電気ポケモンの中でも野生化が進むのが早くなる!
その為にも人々への危害が増えないようにシンオウ地方に返してもらいたい!」

リナ「そんなの無理よ!返すなんて出来ない!」レントラー「リナ!」
デンジ「レントラー!行かなくていいよ!」
レントラー「俺はリナの友達だ!追い掛けるのが友達じゃねえってのか?」

デンジ「レントラー!君には野生の血が流れている。このまま君が戻ったってあの娘を傷付けるだけだ!」
レントラー「俺はそんな事しねえよ!」デンジ「レントラー!」レントラーはリナの元に戻っていった!

デンジ「・・・。」

イッシュ地方 サザナミタウン ポケモンセンター
唯「リナ!遅いね!」はな「うん!」颯希「シンオウ地方って寒い地域で有名なんでしょ?」
三希「うん!」颯希「私達も行く?」唯「今から?」颯希「うん!リナの事が心配だからね!」
三希「そうね!」

シンオウ地方 ナギサ海岸
リナ「レントラーがもし野生化しちゃったら・・・私だけでなく私達にまで危害を加える・・・。」
レントラー「リナ!」リナ「レントラー!」レントラー「俺は危害を加えたりしないぜ!」
リナ「本当に?」レントラー「うん!だってずっと一緒にいるじゃねえか!」

リナ「レントラーの気持ちはどうなの?」レントラー「俺の気持ち?」
リナ「うん!もしあなたが野生化しちゃったら私達の事も忘れちゃったり離れ離れになったりするのよ!」

唯「リナ!」リナ「唯!それにみんな!どうしてここに?」はな「颯希がシンオウ地方に行きたいって!」
リナ「そっか・・・!」三希「どうしたの?」リナ「私のレントラー野生化してるって・・・」

颯希「野生化?」
リナ「うん!それにこの先人々に危害を及ばさない為にも
レントラーを野生に返す事だって言われちゃって!」
三希「そうなんだ!」リナ「・・・私、レントラーともっと一緒に過ごしたいのに~」

デンジ「リナ!レントラーをこっちへ!」リナ「・・・。」三希「勝手すぎるよ!デンジさん!」
デンジ「三希!」三希「いつも一緒にいてくれたポケモンを野生に返すなんて勝手過ぎる!」
デンジ「このまま野放ししていると君達が危ないんだよ!」唯「それでもいいよ!」

デンジ「?」リナ「唯!」
唯「レントラーだってリナの事信じてここまで強くて頼り甲斐のあるポケモンになったのよ!」
デンジ「確かにリナのレントラーは良く育てられている!
けれどその強さが仇となり我々人間に何れ牙を向くポケモンもいるんだよ!」

唯「・・・。」リナ「デンジ!私のレントラーとあなたのレントラーでバトルして!」デンジ「バトル?」
リナ「私が負けたらこのレントラーをシンオウ地方に残す!」はな「リナ!何言ってるの!」
唯「そうよ!いつも一緒にいるレントラーを残すなんて!」リナ「絆を確かめたいの!」
颯希「どっちがレントラーの親だってこと確かめたいのね!」
リナ「うん!そうだよ!だからデンジ!私とデンジの真剣バトルして!」

デンジ「分かった!」

ポケモントレーナーのデンジが勝負を仕掛けてきた!
デンジ「行くんだ!レントラー!」リナ「レントラー!出ておいで!」
デンジ「レントラー!かみくだく!」リナ「レントラー!ワイルドボルト!」
デンジ「力押しで向こうが上手だったか!だが電気技だけでは倒せん!レントラー!チャージビーム!」

リナ「交わして!」デンジ「交わされた!」リナ「レントラー!充電!」
デンジ「特殊防御力を上げてきたか!」リナ「レントラー!ワイルドボルト!」
デンジ「ギガインパクトで迎え撃て!」はな「互角だね!」唯「うん!」

デンジ「レントラー破壊光線!」リナのレントラーは倒れてしまった!
リナ「レ・・・ントラー?」デンジ「レントラーお疲れ様!」

三希「リナのレントラーが負けちゃった!」
デンジ「君のレントラーはまだまだ修行が必要だな!さあモンスターボールをこっちに・・・」
リナ「・・・待って!」デンジ「リナ!」
リナ「勝負には負けちゃったけどレントラーの気持ちが知りたいの!」

レントラー「!」リナ「レントラー!どうする?」レントラー「俺は・・・行かない!」
リナ「えっ?」レントラー「リナ!俺はもっと強くなりたい!強くなってリナを驚かせたい!」
唯「レントラー!それでもいいの?」レントラー「うん!だって強くなれば戻ってこれるんだからな!」

リナ「レントラー!本当に離れ離れになっちゃうのよ!それでもいいの?」
レントラー「うん!いつかは戻ってくるからそれまで他の電気タイプのポケモン達を宜しくな!」
リナ「・・・レントラー!」リナはレントラーに強く抱き締めた!

リナ「レントラー!ありがとう!」
デンジ「レントラー行くぞ!」レントラー「うん!」
リナ「レントラー・・・!」はな「行っちゃったね!」唯「うん!」

颯希「リナ!」リナ「・・・(泣)」三希「レントラーなら大丈夫よ!きっと戻ってくる!」
リナ「・・・(グスンッ。)そう・・・だね!」はな「うん!」
唯「さあ私達もそろそろ帰ろっか!リアさんも待ってるし!」
はな「うん!」

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結果

ポケモンBW2ゲームドラマSP!黒白~封印の鎖~36「レジェンドバトル!」お楽しみに