ポケモンBW2ゲームドラマSP!黒白~封印の鎖~#46「封印の塔!」

ポケモンBW2ゲームドラマSP!黒白~封印の鎖~#46「封印の塔!」
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ライモンイッシュ会社
三希「はあ~~あ~・・・。」リナ「どうしたの?三希!そんな大きな声で溜め息付くなんて珍しいね!」
三希「そうでしょ?だって私達何にも成果無しじゃん!」テッセン「そうなのか?リナ!」
リナ「まあね!でもそれを実現する為にはすごく時間がかかったりするからね!」

颯希「ところで唯は?」はな「唯ならパン屋さんにいるよ!」颯希「そっか!」

5番道路
唯「ねえ!パン屋のおじさん!クロワッサンない?」おじさん「チョコクロワッサンならあるぞ!」
唯「じゃあそれを5つ下さい!」おじさん「あいよ!」

5分後…
おじさん「これからどこいくんだ?」唯「封印の塔よ!」おじさん「何?封印の塔だと?」
唯「うん!」おじさん「止めといた方がいいぞ!」唯「えっ?何で?」
おじさん「封印の塔は、元々死霊塔と呼ばれているんだよ!
そこに入った者は、何者かの手によって命を落とすと言う事件があったんだ!
そんな危険な場所に行くだと?」

唯「危険な場所だからこそ何か掴めるかも知れないじゃん!」
おじさん「本当に危険な場所なんだぞ!」唯「分かってるよ!」

ライモンイッシュ会社
唯「ただいま。」三希「お帰り!あっ!いい匂い!」はな「唯?」
唯「ねえ?皆!」リナ・三希・はな・颯希「「「「「うん?」」」」」
唯「私達が行こうとしてる封印の塔って、元々死霊塔なんだって!」三希「死霊塔?」

リア「有名だもんね!」唯「リアさん知ってたの?」
リア「知ってた訳じゃないよ!聞いたことあるぐらいだから!」
ミキ「有名なの?」リア「うん!封印の塔は古代の城が出来る前なんだけど・・・」

リア「『その塔は、数多くの犠牲者が出たの!
人からポケモンまでの命を嘲笑うかのように惨殺していった!
そして殺されちゃった人々やポケモン達は、何者かの手に渡り骨になるまで刺殺され
生き霊となって立てられたのがアナタ達が向かう封印の塔(死霊塔)!』なの。」

三希「じゃあ私達が探している鎖って?」リア「【歪な鎖】よ!」
リナ「いびつなくさり?」颯希「遺伝子の楔(いでんしのくさび)は知ってるけどね!」
リナ「うん!」唯「いびつなくさりって?」

リア「その鎖は、元々、古代の城に隠された秘宝よ!」
はな「とりあえず行ってみる?」三希「古代の城に?」
はな「うん!」リア「気を付けてね!」はな「うん!」

リゾートデザート
三希「何かここに来るのって久しぶりだね!」リナ「うん!」
テッセン「来たことあるのか?」リナ「前にね!何かウルガモスを探しにここに来たのよ!ね!」
唯「うん!結局は見つからなかったんだ!」

テッセン「そうか!」

古代の城内部
エレナ「やっぱり財宝は無かったね!」アンリ「うん!そうね!他当たってみる?」
エレナ「うん!あっ!唯ちゃん達どうしたの?」唯「エレナさぁ~ん!」エレナ「久しぶりね!」
テッセン「うおっ?これはいいクッションになるな!ようし俺も行くぜ!」リナ「お父さん!」
テッセン「あっ!すまない!」

アンリ「知り合い?」エレナ「ええ!ファイブガールズって言うのよ!」
アンリ「ファイブガールズ!いい響きね!」エレナ「でもどうして?」
唯「これを探しに来たの!」エレナ「いびつなくさり?」

三希「うん!心当り無い?」アンリ「さぁ~・・・。」
リナ「あっ!そうだ電獣レントラー出ておいで!」電獣レントラー「グガルル~」
リナ「レントラー!閃光レーダー出せる?」電獣レントラー「ああ!任せろ!」

リナ「・・・どう?レントラー!」電獣レントラー「ここには無いみたいだ!・・・ん?待てこれって!」
リナ「あっ!レントラー!皆、行くよ!」三希・颯希・はな・唯「「「「うん!」」」」

古代の城内部・地下2F
電獣レントラー【ここから強い反応が出てる・・・。】
リナ「レントラー!」電獣レントラー「リナ!この穴にマルマインを入れてくれるか?」
リナ「うん!出ておいでマルマイン!」

颯希「何するの?」電獣レントラー「マルマイン!力を貸してくれるか!」マルマイン「おう!」
電獣レントラー「少し離れていてくれ!」リナ・颯希・はな・唯・三希「「「「「うん!」」」」」

電獣レントラーのエレキチャージでマルマインの大爆発が強化された!
電獣レントラー「よし!マルマイン!大爆発だ!」マルマイン「よっしゃ~行くぜぇ~!」

ドッカァーァァーン!
三希「耳痛い!」マルマイン「ふう~燃え尽きたぜ!」
リナ「大丈夫?マルマイン!」マルマイン「おう!なんてことねえぜ!」

颯希「スゴいこんな堅そうな岩壁を粉々にさせるってスゴいね!」
電獣レントラー「強い反応があったぞ!この先にあるみたいだ!」
三希「行こう!」唯「うん!」

封印の塔内部
颯希「ここで何人者かの命が奪われたの?」三希「血痕が所々にあるね!」唯「うん!」
はな「でも殺されちゃう前の人達って何の為に入ったのかな?」
リナ「そうだよね!レントラーどう?」電獣レントラー「左だ!」

唯「屍がいっぱいあるよ!」はな「私達もこうなっちゃうのかな?」
颯希「そんな怖いことここで言わないでよ!」はな「ゴメン!」
電獣レントラー「次は右だ!」

三希「電気タイプのポケモンって役に立つね!こんな暗い場所でも光を作れるからね!」
リナ「でもね!暗い所によって光が突然消えちゃうものもあるんだって!」三希「そうなの?」
リナ「うん!特にトンネルの中ではね!」颯希「でも夜のトンネルの中って案外怖いらしいよ!」

はな「夜は怖いね!」
颯希「うん!トンネルの中は、灯りだけが頼りになっていて奥に進むに連れて暗くなっていく・・・
その先には、何も無かった!けれど・・・行った道から帰る時は何も無かったように感じていたのだけど
所々で、誰かに見られているような感じがしてくる・・・。
走り抜けようとしても段々、自分に近付いてくる気配があるんだって!」

三希「今もびっくりしちゃった!へへへ!」
電獣レントラー「ここだな!」リナ「カギが掛かっている!」
テッセン「ようし!ここは俺が本当の男の力を見せてやるぜ!しっかり見とくんだぞ!娘よ!」
リナ「はいはい!」

テッセンは、勢い良くその扉へ向かってぶつかった!
カギが外れただけで扉はビクともしなかった!
テッセン「・・・あれ?」リナ「カギ穴が壊れただけじゃん!」

電獣レントラー「まだまだなテッセン!そんなんじゃ女性にモテねえぞ!俺がこの扉を壊してやるぜ!」
リナ「レントラー!気を付けてね!」
電獣レントラーの辺りに光が集まった!
電獣レントラー「行くぜ~~~ブレイクリング~!」扉は壊れた!

テッセン「なぬ?扉が壊れた!」
リナ「すごーい!レントラー!スゴいね!こんな固い物を一撃で壊すなんて」
颯希「流石だね!」電獣レントラー「どうだ!これが男の実力だ!」

リナ「お父さん!レントラーを見習ったら?」
テッセン「・・・娘にいい所を見せようと思って頑張って来たこの俺がその娘に嫌われるとは・・・。」
颯希「あっ!これじゃない?」リナ「これが"いびつなくさり"!」三希「何か記されている!」

はな「リナ読んで!」
リナ「『これに触れしもの・・・滅びることを・・・すれば・・・助かるであろう・・・
しかし・・・この鎖・・失えば・・・いずれ・・・消え去る・・・。』所々で掠れているね!」

電獣レントラー「解読すると
『これに触れしものは、この鎖に滅びることを念ずれ!さすれば全てが助かる!
しかし念じずにこの鎖を失えば何れこの世界全てが消え去る。』と言うことだ!」

三希「じゃあ無くさない限りは、大丈夫だって事?」
電獣レントラー「うん!」テッセン「封印の塔はもうすぐ崩れるそうだ!」
唯「えっ?うわっ!砂埃が落ちてきた!皆早く外に出よう!」
リナ・颯希・はな・唯「「「「うん!」」」」

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結果

ポケモンBW2ゲームドラマSP!黒白~封印の鎖~#47「女盗賊と暗殺者達の契約!」お楽しみに