ポケモンBW2ゲームドラマSP！黒白～封印の鎖～＃１４「封印されし幻影の世界！」

封印の塔
三希「ここって？」アデク「封印の塔だ！」唯「封印の塔？」
アデク「イッシュ地方では昔封印された世界があった！」
はな「封印された世界？」アデク「その世界は、暗黒の世界として創られたそうだ。」

颯希「暗黒の世界？」バンジロウ「何だ？暗黒の世界も知らないのか？」
颯希「それぐらい知ってるわよ！」
バンジロウ「じゃあ分かりやすく説明しろよ！どうせ出来っ子ねえんじゃねえの？」
颯希「その世界に踏み入れた時、辺りには闇の世界が広がっていたのよ！」
バンジロウ「ふぅ～ん！・・・で？その世界では何があるんだ？」
リナ「何もないよ！暗闇の世界は足場が無いの！行こうとしてそこに踏み入れると詰まってしまって
外には出られないのよ！これで分かったでしょ？」バンジロウ「そうだ！何だ女のクセに物知りだな！」

アデク「こら！バンジロウ！女の子に向かってそんな言葉を言うんじゃない！」
バンジロウ「分かったよ・・・！ちょっとからかって見ただけだ！」

ライモンイッシュ会社
リア「ミキ！」ミキ「うん？」リア「今日は折角の休みだからリョウスケ君とデートしてきたら？」
ミキ「うん！そうする！」アクロマ「リョウスケ！」リョウスケ「何だ？脳トレ男さん！」
アクロマ「お前まで脳トレ男って言うのか！」
ミミロップ「別に良いでしょ？脳トレ男は脳トレ男なんだから！ね！」

リョウスケ「うん！」
アクロマ「元はと言えばお前からの発証言だろう！」
ミミロップ「へへへ！」ミキ「・・・リョウスケ君！行こう！」
リョウスケ「うん！」

アクロマ「先が思いやられるなぁ～・・・」

ライモンシティ
ミキ「なんか～こうやってリョウスケ君と２人でデートするなんて初めてだよね！」
リョウスケ「そうだっけ？」ミキ「うん！そう言えばリョウスケ君っていつもシロナさんと仲良いよね！」
リョウスケ「うん！何でそんな事聞くの？」ミキ「だって気になるもん！浮気とかしてないかなとか！」

リョウスケ「浮気なんてするわけないよ！シロナさんは元々シンオウ地方のリーグ女王だ！」
ミキ「リーグ女王？」
リョウスケ「それにシンオウに伝わる時間と空間の伝承に詳しいんだよ！」
ミキ「そうなんだ！」リョウスケ「そうだ！今度連れてってあげようか！」

ミキ「でもシンオウ地方でしょ？どうやって行くのよ！」
リョウスケ「タチワキシティから続く心の空洞があって
そこではシンオウに繋がるルートがあったらしいんだ！」
ミキ「一緒に行ってもいいの？」リョウスケ「うん！」

封印の塔
唯「ここから立入禁止区域だって！」はな「でた立入禁止テープ！」
バンジロウ「この先は幻影の世界みたいだ！」三希「ふう～ん！」
アデク「一説によるとダークライの住処だ！」

リナ「えっ？でもダークライってシンオウ地方では新月島に出るのよ！」
アデク「そうだ！」リナ「でも何で・・・封印の塔に住処を・・・？」

ナナカマド「殺戮するためだ！」リナ「ナナカマド博士！」
三希「怖い人？」リナ「ナナカマド博士はね！こういう強面だけどとても優しい博士なんだ！」
颯希「殺戮・・・？」ナナカマド「殺戮だったかな？暗殺だったかな？」シロナ「違うわよ！！博士！」

ナナカマド「殺戮のためじゃないのか？」
シロナ「ポケモン達はそんな怖いことはしません！
いい？この塔にダークライが住み着いたのは災害を逃れるために住処を作ったのよ！」

唯「災害？」
シロナ「うん！数年前にシンオウ地方では大きな山火事があったの！
その噴火は、止まることなく大噴火が起きてしまった！
大噴火したことにより火種が飛び散りシンオウ全域に噴火レベルが５に達し住民達を避難させた。
その中には、テンガン大噴火事故で命を落とした人やポケモンが居たの！
でもダークライはそれを察知したかのようにいち早く新月島に逃げたのよ。」

唯「新月島？」シロナ「うん！」
はな「でもダークライって色んな場所で目撃っていうかそういう詳言があるよね！
キンセツシティにあるキンセツヒルズの開かずの扉とかミオシティにある鍵のかかった民家とか・・・」
リナ「うん！それってどういう意味を表すの？」

シロナ「実はね！ミオシティにあるあの民家は『波止場の宿って呼ばれている家よ！』
はな「波止場の宿？」
シロナ「うん！波止場の宿は５０年前から空き家だったみたいよ！」リナ「空き家だったの？」
シロナ「うん！５０年以上前にダークライに憑依された宿主が、
人を悪夢で殺してしまい『このままでは人を殺めてしまうかも知れない・・・』と恐れ
ダークライは人間達が近寄らない新月島に身を潜め、
５０年もの間苦しみながら自分を捕まえてくれるトレーナーを待ち続けていたと言われているのよ！」

三希「悪夢で殺しちゃうなんて・・・。」リナ「それってダークライの放つナイトメアも同じ幻覚なの？」
シロナ「ううん！ダークホールの一種よ！」三希「ダークホール？」
シロナ「うん！ダークホールは技が当たると強制的に眠らされ自ら持つナイトメアで
相手の体力を徐々に減らしていく！そう言う幻覚的行為はダークライにとって悪気はないみたいよ！」

唯「ダークライを静める事って出来るの？」シロナ「一番の方法は、倒すか捕まえないとね！」
三希「唯！捕まえればいいじゃん！」唯「捕まえるってどうやって？」
はな「新月島に行って捕まえる！」颯希「ちょうどシロナさんもいるんだしさ！」

リナ「私も同行する！」
唯「うん！そうする！悪タイプの使い手として幻影を捕獲しないとね！」
三希「うん！」

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