世界的な資源の枯渇によって火星への移住を余儀なくされた地球。『Age of Armor』の舞台は、資源戦争によって対立する"地球連邦政府"と"アーサー同盟"の戦いを描いている。そのため、プレイヤーキャラはいずれかの勢力に属して自勢力の勝利を目指すのだ。キャラ作成では勢力と一緒に3種類の種族からいずれかを選ぶ。種族ごとに得意分野が設定されていて、オールマイティーに活躍する"ヒューマン"、近接戦闘が得意の"ヒューマノイド"、銃器による遠距離攻撃に秀でた"ネオヒューマン"が存在。それぞれに搭乗できる"アーマー"の種類も異なるので、自分のプレイスタイルに合った種族を選ぼう。プレイヤーキャラを作成したら、プレイ準備完了だ。

▲キャラ作成画面。所属勢力と種族、見た目などを選択する。

▲ヒューマノイドが搭乗する初期アーマー"リザード"。

プレイヤーキャラを作成すると、初期の街に転送される。新人指導員NPCに話しかけるとチュートリアルクエストが発生するぞ。チュートリアルは、街にいる各種サービスを担当するNPCに話しかけるだけの簡単な内容。銀行や武器屋、アーマーカスタマーなど、サービス内容と場所を把握できるほか、経験値も得られる。クエストでは順番に訪ねるNPCが決まっているようだけど、オープンβテストでは、どの順番でも関係なく経験値が得られた。対象となるNPCにすべて話しかけることで、５〜６レベルまでは上げられるハズだ。ちなみにF4キーを押すと拡大マップが表示される。街マップの各所には、サービス別にアイコン表示されるので活用しよう。

▲チュートリアル開始。まず新人指導員"オリヤミー"に話しかけよう。

▲街のNPCを訪ねていくと、各サービスの説明と経験値を得られる。

▲拡大マップでは、各サービスの場所が一目瞭然。

チュートリアルを終えると、街の中にはクエストを持ったNPCがいる。頭上に"！"マークが表示されたNPCに話しかけると、クエストを受けられるぞ。序盤に受けられるクエストは、街の外の世界"オシダー"で資源を集めたり、特定のターゲットを見つけるような内容。オシダーには、いたるところにモンスターや敵ロボットが徘徊している。ヌンチャクが受けたクエストは資源"ウルスプラング"を20個集めるのが目標。ウルスプラングは、オシダー北部にランダムで現れる資源エリアを採掘するか、低レベルモンスター"メタルシード"を倒すとまれにドロップする。序盤は北部まで到達するのは困難。本作の戦闘に慣れるためにもオシダー入り口付近にいるメタルシードを狩ろう。

『Age of Armor』の戦闘は、まず相手のターゲッティングから。TABキーを押すと最寄りにいる敵をターゲットする。このまま戦闘に突入することも可能だけど、"F"キーでターゲット相手を"ロックオン"すると、相手の弱点表示と攻撃ミス回避率アップ、ダメージアップの恩恵を受けられる。相手を選んだら、ターゲットとロックオンはワンセットで行なうクセをつけておくと有利だぞ。ロックオン後は対象に攻撃を加えて戦闘を開始する。攻撃方法はマウスクリックか、ショートカットキーのいずれかで行なう。マウスでは左クリックが近接武器による攻撃、右クリックが関節武器による攻撃だ。また、ショートカットスロットに、任意のスキルを登録して使用することも可能。スキルはF2キーのアビリティーウインドーからドラッグして登録できるぞ。

メタルワームは最弱クラスのモンスターなので、戦闘でピンチになることはない。次々と倒していけば、クエストアイテムのウルスプラングも増えていくハズだ。規定数の素材が集まったら、クエストホルダーのNPCの元に戻ろう。NPCの頭上には"？"マークが表示されているハズ。マークが黄色だと達成条件を満たしている状態、グレーだと満たしていない印だ。無事にクエストを達成すると、経験値と報酬がもらえる。報酬にはお金や高性能なパーツをゲットできることもあるぞ。

▲頭上に"！"マークのNPCがクエストホルダーNPCだ。

▲キャラの最寄りにいる敵をターゲットした状態。

▲ターゲット対象をロックオンした状態。コレを忘れずに！

▲戦闘に勝利。クエストアイテムのほかに、パーツやアイテムも手に入る。

▲スキルを積極的に活用すれば、戦闘を効率的にこなせるぞ。

▲資源エリアを見つけたら迷わず採掘。資源はパーツ合成にも利用可能。

クエストをいくつか達成すると、獲得経験値に応じてプレイヤー自身のレベルが上がる。本作の成長システムには、"特性"と"技術"という独自の要素が存在する。技術はアーマーに関する各種専門分野を習得する技術のこと。動力や防御、制御技術など多岐にわたっていて、習得することでアーマーカスタマイズの際に高性能なパーツを組み込める。キャラがレベルアップするたびに"技術"ポイントが加算されるので、ポイントを消費しながら任意の技術を習得していく。

特性は全８種類からなるキャラのステータスのこと。上昇させたい特性を選択すると、一定の時間が経過することで上がっていく。一定数値の特性で習得できる技術もあるので、あらかじめ将来の育成プランを立てておくのがオススメ。以上のように、綿密に関係するふたつの要素から、多彩な能力のキャラを育成できるのが本作の特徴でもある。初めは取っつきにくいかもしれないけど、その分自分好みにキャラを育てられる選択肢が用意されているのだ。オススメなのは、レベルアップで得られる技術ポイントは、アーマーカスタマイズまで温存しておくこと。理由は次項で紹介するぞ。

▲上昇させたい特性を選択してセット。この時の所要時間は166分だった。

▲ポイントを消費して、任意の技術を習得。種族ごとに習得できる技術も存在する。

街にいるアーマーラボット"トリアーニ"は、パーツから新しいアーマーを組み立てるNPC。ある程度プレイすると、倒した敵がドロップするパーツやクエストの報酬で、手持ちパーツが増えてくる。手に入れたパーツで、新しいアーマーを組み立てられるのだ。まず、アーマー倉庫画面で、"新規アーマー作成"をクリックしよう。アーマーを構成する部位は全12スロット。各スロットに対応したパーツをセットしていくことでアーマーを組み立てていく。プレイを進めながら徐々に組み立てて、新規アーマーを作り上げるのだ。ここで注意したいのが、パーツごとに設定されている要求条件。パーツによっては任意の技術を習得していないと組み込みが不可能なのだ。前項で触れた技術ポイントを使って、条件となる技術を習得することで組み込み可能になる。技術ポイントを温存しておいた方が良い理由は、カスタマイズでどの技術を習得するか、選択肢を残しておきたいため。高性能なパーツになるほど、要求条件も高くなるので注意しよう。
新たにアーマーが組み上がったら、"アーマーチェンジ"で乗り換えられる。アーマーは５台までストックできるので、搭乗中の機体が破壊されたり、性能の異なる機体にスイッチしたりしながら冒険を進められるぞ。

▲トリアーニの元で、新しいアーマーを組み立てられる。

▲新規アーマー組み立て画面。パーツによって要求条件が設定されている。

▲パーツ名の色で性能が異なる。グレー→白→緑→青→紫→オレンジの順で希少度が上がるぞ。

アーマーカスタマイズで新規アーマーを組み立てるほかに、"変形パーツ"を組み込むことでトランスフォームが可能になります。パーツの種類によって車や飛行機などの乗り物に変形できちゃうワケです。変形パーツは、特定のクエストを達成することがゲットできる模様。ヌンチャクのアーマーはまだまだ低レベルだけど、トランスフォームできるまで育てたいと思いました。まだオープンβテスト開始から約１ヵ月の本作は、今後のアップデートで新たな変形パーツ、新要素が追加されていきます。これからの『Age of Armor』の進化も、気になります！