『アークロード』のプレイヤーキャラクターは、3つの種族から選択できる。ひとつ目はいわゆる人間族である「ヒューマン」。平均的な能力を持ち、初心者でも安心して使えるバランス型の種族。そんなヒューマンが選べる職業は「ナイト」と「メイジ」、「アーチャー」の3種類だ。 ふたつ目は頑丈な肉体を持つ「オーク」族。見た目は野蛮だけど、文化レベルは高いらしい。こちらは「バーサーカー」と「ハンター」、「ソーサラー」の3つの職業に就ける。 そして3つめの種族は「ムーンエルフ」。小柄でか弱そうな体格だけど、「エレメンタリスト」と「レンジャー」の職業に就ける。精霊を扱うのと、機敏な動きが得意らしい。

このように、どの種族を選んだかによって、就ける職業が変わってくる。また、職業ごとに性別も決まっているから、初めはいろいろ見てから選ぶともいいかもしれない。

キャラクター作成が終わると、いよいよゲームが始まる。始まりの街は作った種族によって異なるが、どの種族を選んでいても街の中の安全地帯からスタートする。街をぐるりと見回すと、何人ものNPCが生活をしている。その中で、頭上に印が出ている人と会話をするとクエストを請けられる。クエストの内容はアイテムの配達やモンスターの討伐などさまざま。詳細はクエストウインドーでいつでも確認できるので、NPCとの会話の内容を忘れてしまっても問題ナシ！
ひと通りのクエストを請けたら、いよいよ街の外に出てモンスターの狩りに出発することになる。モンスターとのバトルは、ターゲットをマウスでダブルクリックするだけ。もしも攻撃系のスキルを習得している場合は、バトル中にスキルを登録したクイックスロットのアイコンをクリックするか、数字キーを押すと発動する。スキル使用時はハデなエフェクトが表示されるのでかっこいいぞ!!
そして、クエストの目標となっているモンスターを一定数倒したら、街に戻って依頼人のNPCと会話。これでクエストを遂行したことになり、経験値や報酬などを得られるのだ。わーい！

これまでの流れを繰り返していくと、キャラクターのレベルが上がってどんどん強くなっていく。『アークロード』に収録されているクエストは実に多く、常に途切れることなくクエストを請け続けられるはずだ。ただ単に狩りをひたすら続けるMMORPGだとゲームに飽きちゃう場合が多いけど、本作は大丈夫。序盤はクエストを楽しみながらキャラクター育成に励めるんです！

本作はMMORPG初心者にもやさしく作られている。一般的なMMORPGは初めからプレイヤーが行なえるコトが多すぎて、初心者ユーザーはなにをしていいのか悩んでしまう。しか〜し、『アークロード』はレベルが上がるごとに行なえることが徐々に増えていくので、いきなり頭を悩ませることなくゲームシステムに慣れていける。

例えば、装備品を身につけられるようになるのはレベル2から、スキルを習得できるのはレベル4からとなっている。さらにレベルが上がると、職業専用のスキルを習得できるようになったり、生産スキルを使えるようにもなる。遊びながらゲームに詳しくなっていける、親切なシステムだと思いましたッ！

前にもちょこっと触れたが、『アークロード』は対人戦特化型のMMORPG。だけど、誰でもいきなり対人戦ができるわけではない。どのプレイヤーも、レベル30になってから初めてバトルを行なえるのだ。レベル10くらいまでは比較的ラクにレベルが上がるけど、30まではと言うと……そう簡単には上がらない。コツコツとがんばってキャラクター育成をしなければならない。

でも、それだけ苦労すれば、楽しい対人戦に参加できるようだ。残念ながらワタクシはゲームの本筋とも言える対人戦にまだ参加していないので、公式サイト上の情報をチェックするところまでしかできないが、実に魅力的！　なんと、対人戦で勝利したギルドの長は、絶大な力を手に入れることができるんだって！　そう、このゲーム内の「神」になれるってことですよ！（たぶん）　この「神」こそが、ゲームタイトルにもなっている「アークロード」と呼ばれる存在らしい。ただし、アークロードになるための道はとても険しく、多くのギルド構成員や仲間たちの協力が必要なんだとか。他のギルドとのし烈な戦いを勝ち抜き、見事アークロードになれたら、いくつものスキルを使いこなせるようになる。

公式サイトを調べてみると、昼夜を逆転させたり天候を変えたり、空から巨大な火の玉を落とすこともできるんだとか……。本当に神様みたいなコトができちゃうんですね。いつか神様になってみたい……とまでは言わないけど、お会いしてみたいものです。それにはまず、キャラクターのレベルを上げないとな。がんばります！　興味が沸いた読者のみなさんも、いっしょにどうですか!?