本日5月11日から正式サービスがスタート。公式サイトで会員登録を行なってから初めてみよう。

『アレスオンライン?戦いの系譜?（以下、アレスオンライン）』は、MGAME Japanが運営するMMO RPG。本日5月11日から正式サービスがスタートするこのゲームは、会員登録さえ行なえば誰でも無料で楽しめる。本作最大のウリは、育てたキャラクターで他のプレイヤーと戦争が行なえる対人戦要素が含まれているところ。長い時間をかけて育てた自分のキャラクターを使って、他のプレイヤーと戦えるなんて楽しいよね！

でも、いつでもどこでも無条件で対人戦を行なえるわけじゃない。アレスオンラインには“アライアンス”と“エンパイア”というふたつの勢力が登場し、この勢力同士が争いあうといったシステムなのだ。そのため、プレイヤーがキャラクターを作成する際には、まず初めにどちらかの勢力を選択する。当然、所属した勢力内のプレイヤーは全員味方。対立する勢力に属するプレイヤーは全員敵。というコトになる。
戦争の種類はいくつかあるが、特徴的なのが“領土戦”と名付けられている戦争。これはその名のとおり、領土の支配権を争って敵対勢力と競い合う戦争で、毎週土曜日の7時から開催されるイベントのようなもの。戦争に参加するにはレベル制限などがあるので、ある程度キャラクターを育ててから参加しなければならない。「制限なんて面倒だ」と思うプレイヤーもいるかもしれないが、もしも制限がなくて誰でも参加できてしまうとゲームを始めたばかりの初心者がやってきて秩序を壊してしまうかもしれない。この条件は適当なのではないだろうか……とワタクシ個人的には思いまーす。
領土戦の勝敗は、どちらかの勢力が相手軍の指揮官を倒したところで決まる。指揮官はNPCなので、もしも自軍の指揮官がピンチになったときは防衛する必要もあるのだ。もしも時間内に決着がつかない場合は、タイムオーバーになった時点の両勢力の得点によって決まる。なお、見事戦争に勝利した勢力には報酬として、次回の戦争まで狩りで得られるお金や経験値、攻撃力、防御力がアップするというすばらしいボーナスが与えられる。

▲アライアンスとエンパイアのどちらかを選んでキャラクターを作成する。どちらにするか悩みどころ！

▲キャラクターの育成方法はよくあるMMO RPGと同じ。狩りでモンスターを倒し、経験値を獲得しながらレベルアップさせる。

▲オンラインヘルプも充実している。ゲーム中に“F1”キーを押せばいつでもヘルプを表示可能だ。

▲街の外へ出ればモンスターがうじゃうじゃ。モンスターにマウスカーソルを合わせると、画面左上にモンスター名とレベル、HPが表示される。適正レベルかどうかをチェックしてから攻撃を仕掛けろ。

ふたつ以上の勢力が登場するゲームはこれまでにいくつもあったが、アレスオンラインでは通貨も二種類登場する。どちらの勢力に属しているプレイヤーでも両通貨を手に入れることができるが、所属する国によって使用可能な通貨は決まっている。「国が違うんだから使えるお金も違うのは当然」という、実社会の常識を見事に再現してくれたユニークなシステムだ。
また、アレスオンライン内のすべての武器も、勢力によって使い勝手が異なる。どちらかの勢力のプレイヤーしか使えない武器があるのはもちろん、どちらのプレイヤーでも使用可能な武器も登場する。しかし、このどちらの勢力でも使用可能な武器がクセモノ。装備したプレイヤーが属している勢力によって、武器の能力が変わってくるのだ。たとえば、アライアンスのプレイヤーが装備したらとても強力な剣でも、エンパイアのプレイヤーが装備したら非力で使い物にならない……といった感じ。そのため、自国で他のプレイヤーに売るよりは、他国のプレイヤーに売却したほうが儲かる場合も多々ある。自分が使わないアイテムの処理方法をどうするかというときに、ちょこっと考えればいい小遣い稼ぎになるかもしれない。

▲武器や防具は街のNPCから購入できる。もちろん、モンスターを倒すとドロップする場合も。

▲武器や防具によっては“エンチャント”を行なってパワーアップさせられるものもある。エンチャントにはレアドロップの鉱石が必要だが、街のNPCからも購入できるぞ。

▲オープンβの現在、ドロップ率はかなり高いようだ。5匹くらい倒す内に、なんらかのアイテムが落ちるように感じた。

アレスオンラインには、各勢力共に4種類の職業が登場。職業名はどちらも同じで、ナイト、アーチャー、ウォーリア、ウィザードとなっている。すべてのキャラクターはレベルアップするとスキルポイントを獲得でき、このポイントを消費して新しいスキルを習得してゆく。このスキルはアライアンスとエンパイアで異なっているため、たとえ同じアーチャーを育成したとしても、所属した勢力によって戦い方が若干変わってくる。どちらの勢力でキャラクターを作るか悩んだ読者は、公式サイトのスキル紹介ページを見てから決めてみてはいかが？

▲ひとつのサーバー内に最大6人のキャラクターを作成できる。両勢力のキャラクターを混在させられるので、どんどん作ってみよう。

▲習得するスキルはツリー状になっている。新しいスキルを覚えるためには、下位スキルの習得状況やキャラクターレベルなどの条件がある。