E3でパックマン参戦発表!桜井氏への質問やカスタマイズ必殺技の詳細も
「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U/3DS(スマブラ for Wii U/3DS)」のラウンドテーブルをE3 2014にて開催。本作のディレクター、桜井政博氏の姿も。
桜井氏は新登場キャラクター、「パックマン」登場することを発表。ゲームメーカーの枠を超えてカプコンから「ロックマン」、セガから「ソニック」が参戦しており、これに「パックマン」のバンナムが加わった。
パックマンの見た目は最近のものではなく、古いタイプの「パックマン」を3D化したものが採用。これはゲーム中の「ピザが欠けたようなパックマン」ではどうしようもなかったため、基本はこちらを採用したのだという。
そして攻撃アクションは、球体に変化してエサを食べながら移動するものや、手から「パックマン」のオバケや「ディグダグ」、「マッピー」といったナムコのキャラクターを出す、など遊び心満載。
パックマンの参戦に、海外メディアは大興奮。桜井氏は「各メーカーのトップキャラクターが集まるなんてまさに奇跡。」と胸を張っていた。
新要素:キャラクターの能力カスタマイズ
桜井氏は、本作の新たな要素となるキャラクターのカスタマイズについて紹介。カスタマイズできるのは、スペシャルアタックの種類やステータスの部分。スペシャルアタックは各キャラクターに4種類ずつ用意されているが、2段階派生して、合計3×4=12種類の技から選択できる。
例えばマリオのファイアボールは、2段階目で高速化し、3段階目は速さはゆっくりだが多段攻撃で威力も増大する、など。
ステータス面では、3DS版の探索モード「フィールドスマッシュ」で手に入る装備品によって攻撃、防御、素早さのステータスを変化させられる。ただし、どれかが上がればどれかが下がるといったように、身体能力の方向性が変化するものになる。
キャラクターのカスタマイズは、同じくMiiファイターでも可能。Miiファイターの場合はさらにタイプを格闘、剣術、銃タイプ、帽子と服装の見た目も変化可能。
知らない者同士でのMiiファイターの使用はできないが、フレンド同士では対戦や交換ができる。桜井氏は「妥協のないファイターに仕上げている。タイプも必殺技も多いので手が掛かるが、格好いい」と述べた。
Miiファイターは3DS版、Wii U版と相互にデータを引き継げる。
カスタマイズファイターについても同様。
桜井氏への質問
・3DS版とWii U版の発売が数カ月もズレたはなぜ?
桜井氏:1番大きい理由はデバッグ。何百人規模のデバッグが必要で、同時発売を前提とするとデバッグも同時になるため。
3DSとWii U版は、全く異なるアーキテクチャーで作っており、作業を進めるためにも数カ月のズレを設けることとなった。
・カスタマイズファイターを3DS版とWii U版で移動できることについて、
桜井氏:詳細を説明をするにはWii Uが出ないと上手く言えない。その話はWii U版が出るときにでも。
・キャラクターの強さのバランスが取れるように行なっていることはあるか?
桜井氏:開発について話すと、「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」と「大乱闘スマッシュブラザーズDX」では、自分が勝手にこのくらいだろうと思って設定していたが「大乱闘スマッシュブラザーズX」の時は対戦モニターを見て調整した。戦績が良かったら性能を下げて悪かったら性能を上げてとやっていた。
今回はモニターは12人にしている。
・「ポケットモンスターX・Y」からゲッコウガが参戦しているが、ゲームには元から入る予定だったのか?
桜井氏:参戦者として並んでいるキャラクターは、企画の最初の段階で決められている。もちろんパックマンも含めてそうだが、ゲッコウガはその登場を待っていると間に合わない。「ポケットモンスターX・Y」が出るということを知らない段階から枠をあけておかないといけない。
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