ポケモンBWゲームドラマSP　黒と白～暁の女神～第１２話「砂海の城」

ファイブガールズ(私達は、ファイブガールズ！私達の仕事は、悪の組織・プラズマ団の野望を
解き明かすために結成された！では、任務を続行する！)

前回のあらすじ
鈴音りん(桐崎　唯)「古代の城から抜け出す事になった私達！
リョクシの言葉で砂海の城に行くことにしたのだが
ここである事実を知ることになる？！

砂海の海域・幻影の砂泄道
唯「うわ？口の中に砂が入っちゃった！」はな「大丈夫？」リナ「ここも砂嵐がひどいね！」
颯希「この海域って・・・『幻影の砂泄道』て呼ばれてるんだって！」
エレナ「幻影の砂泄道？」颯希「うん！砂泄道は、世界に誇る撃破海の影響で沈められた道なんだって！」

リナ「ここって元々道路だったの？」颯希「うん！撃破海は、イッシュ地方の自然現象の１つで
海の底にある砂地には、プレートがあって、それが何かの刺激により爆発が起きてしまい
海が崩れた！そして、崩れた海は、そこから渦潮ができ広大なる海に変わるんだって！」

エレナ「だけど・・・シロナさんが【この海域に、一度入ったら出られない】って・・・」
颯希「恐らくその渦潮が原因かもね！」

ジェシカ「リョウスケ君！どうしたの？」リョウスケ「うん？」
ジェシカ「なんか元気ないね！」唯「もしかして、あんた一人で帰るんじゃないよね！」
はな「えっ？帰っちゃうの？リョウスケ君！」

リョウスケ「そんなことないよ！ただ考え事していただけ」
唯「考え事？」リョウスケ「うん！俺達が行く砂海の城には、流砂の墓石が海上に埋められている！」
リナ「流砂の墓石？」リョウスケ「うん！その墓石には、こう記されている！
『砂硫の海域に進むもの、己の心で導きだし、正しき航路で砂の迷界を脱出せよ！』！」
唯「正しき航路？」
はな「正確に進むべしって言うことだね！」

リョウスケ「うん！」はな「・・・で？海図もない私達がどうやって正確ルートを通るの？」
リョウスケ「こいつが誘導してくれるはずだ！出てこいガブリアスとフライゴン！」
唯「どうするの？」颯希「フライゴンで砂嵐を消して、ガブリアスは・・・」

リョウスケ「フライゴン！竜の波動！ガブリアスは、竜の息吹」颯希「あれ？違った？」
フライゴンとガブリアスの協力で砂地がコンクリート状の道路になり白線が浮き出た！

唯「この白線を辿って行けば、砂海の城に行けるんだよね」
リョウスケ「うん！」

砂海の城・入口
三希「ふぅぁ～はぁ～！砂海の城は、まだ着かないの？」
リナ「三希～！爆睡してたね！着いたよ！」
唯「入るよ！」

砂海の城
砂漠の民・アリサ「ようこそ！ここは、砂海の城！別名・古代遺跡と呼ばれている城なのよ！」
ジェシカ「古代遺跡？えっでも～私達が行っていた遺跡は何だったの？」
リョウスケ「遺跡？」ジェシカ「私とエレナは、砂漠の塔のもう１つの入口に入ったの！
そしたらワルビアルが出てきて『数年前に発見された遺跡がある』って」
アリサ「その遺跡がここかも知れないね！」

エレナ「そうだったんだ！」
唯「砂海の城にウルガモスは、いるの？」
アリス「ウルガモスは、この城の最深部にいる！」

はな「行こうよ！」唯「うん！」


砂海の城・１Ｆ
唯「螺旋階段になってるぅぅ～！」
リナ「何か記されてるよ！『地に踏み入れし者・・・太陽が沈むまで歩め！』・・・？」
颯希「リナ！違うよ！」リナ「えっ？」
颯希「『地に踏み入れし者、太陽が射すまで・・・』あれ？『地に踏み入れし者、太陽が・・・』」

リョウスケ「『地界に踏み入れし時、熱き心を持ち闘志を燃やせ！』だ！」
颯希「全然違ったね！」リナ「うん！」

砂海の城・２Ｆ
三希「ねぇ？なんか書いてる！」唯「『この先、足元に注意！』だって」
リナ「砂漠の塔にもあった蟻地獄じゃない？」リョウスケ「砂地獄だ！」唯「砂地獄？」
リョウスケ「砂地獄は、歩いて渡れるけど走ると落ちてしまうんだ！」
はな「そうなんだ！じゃあ慎重に行けばいいんだね！」リョウスケ「うん！」

砂海の城・最深部
唯「ここだね！」リナ「うん！」
三希「行こう！」

砂海の城・最奥部
颯希「うわ！なにあれぇ～！まるで蛾の成虫だね！気持ち悪！」
リョウスケ「あいつがウルガモスだ！」三希「あれが？」リョウスケ「うん！」
颯希「げっ！こっち向いた！」リナ「そりゃ向くでしょ？私達が乗り込んで来たんだもの！」

はな「あれ？逃げちゃった！」
リョクシ「あれは、逃げたんじゃない！君達を試したいから」
はな「私達を？」リョクシ「うん！追いかけたらどうだ？旅路に出会えるかも知れんぞ！」
はな「そうなんだ！」

リナ「でも外に出れないよ！」
リョクシ「ウルガモスがいた場所に階段がある！その先は、砂漠の塔に通じる洞窟があるから
そこを目指すといいぞ！」
唯「はい！」

そして、

砂漠の塔・１Ｆ
三希「やっと出口だ！ねぇ？これからどうする？」
唯「そうだね！」颯希「遊園地は？」はな「遊園地？」リョウスケ「ライモンシティにある施設だ」
リナ「ライモンシティ？」
リョウスケ「そこでは、遊園地やトレーナーの腕を試されるバトルサブウェイもあるんだ！」
三希「よし！行ってみようよ！」
唯「うん！」