この世を打ち崩す白き雪神〜4/20追加

ウカムルバスの武器の説明は繋げると実は一つの物語が出来る。
　
第一の祈りの具現(ﾗﾝｽ)
神はまず、大地を端から《削って》いく

第二の脾睨の具現(弓)
《矢》を鋭く放ち、神は空と星を貫く

第三の叫びの具現(片手剣)
神は次に、浮かぶ太陽を《叩き》落とす

第四の声の具現(太刀)
構えた刀で、神は広がる海を《切り刻む》

第五の手足の具現(ﾊﾝﾏｰ)
神は世に蠢く生き物を《踏み付ける》

第六の息の具現(ﾗｲﾄﾎﾞｳｶﾞﾝ)
神は世界を火で《燃やす》

第七の指の具現(双剣)
神は逃げる月をつかまえ、握り《潰す》

第八の光の具現(ｶﾞﾝﾗﾝｽ)
神は《炎が走る》さまを見る

第九の力の具現(大剣)
神の怒りで、ついに世界は《壊される》

第十の歌の具現(狩猟笛)
そして神は、世界の崩れる轟音を《聞く》

第十一の涙の具現(ﾍﾋﾞｨﾎﾞｳｶﾞﾝ)
《重く》頭を垂れ、人は行いを省みる


そして防具は大袈裟過ぎる。

ウカムルサクパケ(剣士頭)
もし天が落ちても、使用者を守るだけの力がある。

ウカムルウルンテ(剣士胴)
太陽の突進をも受け止めるだけの力が備わる。

ウカムルサクンペ(剣士腕)
手刀で海を叩き割るに足る力を与えてくれる。

ウカムルイッケク(剣士腰)
世界中の大気を従えるだけの力が身につく。

ウカムルケマル(剣士脚)
一飛びに星々へ追いつくだけの力が得られる。


ウカムルサクイマキ(ｶﾞﾝﾅｰ頭)
息の一つでさえ吹雪を起こす。

ウカムルウルンペ(ｶﾞﾝﾅｰ胴)
鼓動のたびに空気が震える。

ウカムルノキリペ(ｶﾞﾝﾅｰ腕)
手を掲げれば空がおののく。

ウカムルイッケタリ(ｶﾞﾝﾅｰ腰)
座った山脈は二つに裂ける。

ウカムルチキル(ｶﾞﾝﾅｰ脚)
踏み締めた地が悲鳴を上げる。