
お店や施設の住人のお話 〇フータ3〇

- 紗知
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〇フータ〇
エピソード3「懐かしい学生時代の思い出」
【1話】
フゥ……
いえ、今ちょっと故郷のコトを思い出していたんです
ホームシックという程ではないのですが、
時折無性に都会のネオンの明かりがなつかしくなってしまって…
エ?
ああ、その頃ですか?
わたくしはですね…大学に通っていました
教授に研究室に残るよう勧められていましたので、
親のスネかじりをしつつ修士課程を終え、
次はドクターコース…すなわち博士課程に進むトコロだったんです、ハイ
教授から相談を持ちかけられたんです、ハイ
何でもこの村に突如、博物館ができるコトになったのですが、
いかんせん切り盛りするスタッフがいない…
本館のファーウェイ博物館からは誰も行きたがらないし、
現地でスタッフを調達するコトもできそうにない…
仕方がないので博物学の第一人者であるわたくしの先生に、
適任者をショーカイしてくれるよう、依頼がきたようなのです、ハイ
エエ、タイミング良くですね…
わたくし、学芸員の資格を持っていたんですよね
あれよ、あれよという間に、この△△村にフニンする事が決まりまして、
こうして今に至るワケです、ハイ
この村に来たコトを後悔しているワケではありませんが、
それでも時折、無性に昔のコトを思い出してしまうのです、ハイ
【2話】
ハァ……
いえ…またちょっと昔のコトを思い出していたんです
あれはわたくしがまだ大学に通っていた頃のそう、夏休みのコトでした
わたくし、ちょっとしたアルバイトをするコトになりましてね
大学付属の図書館の本がカビないよう、
お日様の当たる窓ギワに日干しするというお仕事だったのですが、
実はわたくし…それで大失敗をやらかしてしまいましてね
大学の専門書ですからね
めったに人が開かない図鑑なんかもあったりするワケです、ハイ
たまにムシなんかがついていたりしてですね…
ドキドキしながらページのはしを持っていると、
つまんだページが本の重みにたえきれずに
ビリッ……
図書館のかたに大目玉をくらっちゃいましたよ
今思えばわたくしのムシ嫌いは、
あの時からさらに拍車がかかった気がしてならないです、ハイ…
【3話】
ムー……
いえ…またちょっとブルーなコトを思い出しちゃってました
あれはわたくしがまだ大学にいたころのコトでした…
教授にちょっとした仕事をたのまれましてね
大学入試の試験カントクってヤツです、ハイ
受験にやってきた生徒さん達にテスト用紙を配って、
不正が無いか監視する、重大なわりには簡単な仕事なのですが、
その試験の最中、ちょっとばかりヤなコトがありましてね…
試験が始まって皆、黙々と問題を解き始めたのでございます
教室の中は生徒さん達の熱気でムンムンしてきましたから、
わたくし、ちょっとだけ風を入れようと窓を少し開けたんですよ
そしたらですよ?
窓のすきまから、ハエが1匹入ってきましてね
エエ…もう気になって気になって仕方ありませんでした!
飛び回るハエ、熱気ムンムンの教室、歯を食いしばるわたくし…
そのうち無事に試験終了のチャイムが鳴ったのですが、
そのころにはわたくしの顔、ストレスですごい形相になっていたそうです…
ややや!
これはすみません!
昔話はこれっきりにします!
…それにしても最近のわたくしは一体どうしちゃったんでしょうか?
まさかホントーにホームシックにかかったなんてコトは無いでしょうけど…
エピソード3「懐かしい学生時代の思い出」
【1話】
フゥ……
いえ、今ちょっと故郷のコトを思い出していたんです
ホームシックという程ではないのですが、
時折無性に都会のネオンの明かりがなつかしくなってしまって…
エ?
ああ、その頃ですか?
わたくしはですね…大学に通っていました
教授に研究室に残るよう勧められていましたので、
親のスネかじりをしつつ修士課程を終え、
次はドクターコース…すなわち博士課程に進むトコロだったんです、ハイ
教授から相談を持ちかけられたんです、ハイ
何でもこの村に突如、博物館ができるコトになったのですが、
いかんせん切り盛りするスタッフがいない…
本館のファーウェイ博物館からは誰も行きたがらないし、
現地でスタッフを調達するコトもできそうにない…
仕方がないので博物学の第一人者であるわたくしの先生に、
適任者をショーカイしてくれるよう、依頼がきたようなのです、ハイ
エエ、タイミング良くですね…
わたくし、学芸員の資格を持っていたんですよね
あれよ、あれよという間に、この△△村にフニンする事が決まりまして、
こうして今に至るワケです、ハイ
この村に来たコトを後悔しているワケではありませんが、
それでも時折、無性に昔のコトを思い出してしまうのです、ハイ
【2話】
ハァ……
いえ…またちょっと昔のコトを思い出していたんです
あれはわたくしがまだ大学に通っていた頃のそう、夏休みのコトでした
わたくし、ちょっとしたアルバイトをするコトになりましてね
大学付属の図書館の本がカビないよう、
お日様の当たる窓ギワに日干しするというお仕事だったのですが、
実はわたくし…それで大失敗をやらかしてしまいましてね
大学の専門書ですからね
めったに人が開かない図鑑なんかもあったりするワケです、ハイ
たまにムシなんかがついていたりしてですね…
ドキドキしながらページのはしを持っていると、
つまんだページが本の重みにたえきれずに
ビリッ……
図書館のかたに大目玉をくらっちゃいましたよ
今思えばわたくしのムシ嫌いは、
あの時からさらに拍車がかかった気がしてならないです、ハイ…
【3話】
ムー……
いえ…またちょっとブルーなコトを思い出しちゃってました
あれはわたくしがまだ大学にいたころのコトでした…
教授にちょっとした仕事をたのまれましてね
大学入試の試験カントクってヤツです、ハイ
受験にやってきた生徒さん達にテスト用紙を配って、
不正が無いか監視する、重大なわりには簡単な仕事なのですが、
その試験の最中、ちょっとばかりヤなコトがありましてね…
試験が始まって皆、黙々と問題を解き始めたのでございます
教室の中は生徒さん達の熱気でムンムンしてきましたから、
わたくし、ちょっとだけ風を入れようと窓を少し開けたんですよ
そしたらですよ?
窓のすきまから、ハエが1匹入ってきましてね
エエ…もう気になって気になって仕方ありませんでした!
飛び回るハエ、熱気ムンムンの教室、歯を食いしばるわたくし…
そのうち無事に試験終了のチャイムが鳴ったのですが、
そのころにはわたくしの顔、ストレスですごい形相になっていたそうです…
ややや!
これはすみません!
昔話はこれっきりにします!
…それにしても最近のわたくしは一体どうしちゃったんでしょうか?
まさかホントーにホームシックにかかったなんてコトは無いでしょうけど…
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