♪神あそ夢物語♪part1
今回は草薙結衣の視点でいきます~♪
私の名前は草薙結衣。高校3年生。今日も学校が終わり、急いで家に帰る。
(Lo)『お帰り~ゆ・い』
(Ba)『お帰りなさい、結衣さん』
(Ap)『妖精さん♪お帰り~♪』
「ただいま♪皆さん♪」私はそう答えて自分の部屋にいった。そう、人間の世界に勉強に来た!?神様達は、今私の家に匿っている。そもそもうちは兄二人、親二人の五人家族なのに、あと8人もうちに住むなんて無理なことだ。なので神様達は寝泊まりだけここでしてもらっている。そもそも神様は学校に行かないんだろうか?それは無理な話…家も親もいない神様にとって、さらに枷を着けていない神様達が学校で問題を起こすとどうなるか…
(母)『結衣~ご飯出来たよ~降りておいで~あっ!アロン君達も呼んできてね~』
アロン?誰それ…とりあえず名前を呼んでみた…
「アロンさんアロンさん…」
(?)『な~に~』
返事があった!!なんか不気味…
「ご飯ができましたので…」
(?)『あっそう!じゃあみんな呼んでくるよ♪ 待ってて♪』
誰が来るんだろう…ドキドキしながらリビングに降りていくと…
「えっ!!お母さん何してるの!?」
(母)『結衣~今夜はバーベキューよ♪お客さんがたくさん来るんですもの♪当たり前でしょ!!そもそも、あなたが呼んできたんでしょ?アロン君達を…』
えっ…クラスメイトにそんな子いないし…家でも間違えたのかな?とにかく早く知らせなきゃ!!
(?)『お待たせしました~』
パッと振り向くと…
「皆さん?」
驚くことに、お母さんが言っている人は神様達だった。
(Ap)『僕たちね、明日から学校に行けることになったんだ~♪それで…みんなで同居生活するんだよ~♪』
「なにそれ…私の事バカにしてるの?同居なんて…家賃どうやって払うのよ!!責任者はどうするのよ!!…」
(Ap)『結衣さん?』
アポロンさんは親の前だから気づかって妖精さんはやめてくれたけど…
「なんなのよこれ!お母さんたちにばれてるじゃない!!せっかく匿ってるのに…私は…もう…どうでもいいってこと?…自分達が助かればいいって…神様だから何でもしていいって…そんなこと…思ってるんでしょ…それじゃあ箱庭での勉強はなんだったのよ!!…もう会いたくないから…だから私をこの世界に帰した…だけど自分達の居場所がなくなって…ここに来たんでしょ…もうあなたたちとは…」涙がこぼれ落ちている。お母さんたちはポカーンと口を開けている。私、なんて事言っちゃったんだろう…切なくて、申し訳なくて、私は家から出てった…
part1終わりです!!自分の感情で書いちゃってるので、少しキャラ設定が…まぁいいでしょう笑
Ap→アポロン Ba→*バルドル Lo→ロキ