最近、例え自分の部屋でも家族と同居している以上は集団に属しているってことだから、精神的には不自由ってことを切実に感じている。
自分は親の規範を押し付けられて服装や髪型を制限されてる。自分の服装や髪型に対する権利を主張しても、「家族」という1集団に属している以上は家族の過半数が反対する行為こそ非常識とされてしまう訳だ。倫理的に考えて少数派が正しかったとしてもだよ?数で言論統制されてしまう。
より一層放任主義でありたいと思った。
もし自分に子供ができたなら、価値観の範疇である事象には介入しないと心から決めてます。それは子供の自由だから好きにさせてあげたい。
今の自分ですらこういう思考を持ててるんだから、この「放任主義的思考」は多少親からの遺伝であってもいいと思うんだ。
しかし、今の自分の親は真逆の路線。親という立場になると、子供をコントロールして支配下にさせたいのかな……とか、どんどんネガティブな思想に陥ってしまった。
結局、それの解決策は「音信不通にでもなって独り暮らしする」くらいしかないんだから、今の自分には本質的な自由を獲得できる手段なんてないんだなって。大した能力もないし、成績優秀って訳でもないし、誇れる趣味はあっても実績はないし、プライベートでは親の支配下だし、わざわざ生きてることに疑問すら覚えてきている。
やっぱり、子供を持ち始めた頃は良かったものの、突発的な感情のようで実は相手をコントロールする武器である「怒り」を用いて子供を制圧させることに徐々に何かを覚えていって、最終的に「親の言うことは絶対」という権力行使みたいな概念が成立してしまっているのではないのか……とか考えてました。