ワザップ!フォーラム
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どうも〜不燃可燃です。昔遊び半分で書いた程度なのでど素人ですが、頑張って書いて行こうと思います。この物語は本編のストーリーに沿って書きますが、それじゃ同じなので自分流にアレンジを入れようと思います。主人公以外のキャラクターの説明は省きます。
登場人物(一人のみ)
名前:テスタロス
種族:キャスト
タイプ:ハンター
武器(初期):セイバー+盾、ソード、ツインハンドガン
パーツ(初期):ギムナス一式(薄茶)、頭:オギのヘッドパーツ(みたいなの)
フリーの傭兵。無口という訳では無いが、しゃべる機会があまり無い。とある理由で海底レリクスに行くことになる。
それでは、よろしくお願いします。
プロローグ【変わらない毎日】
ドン・・・ドン・・・ドン・・・
この足音の主であるテスタロスは依頼主の元へ歩いていた・・・キャストとは言え疲れない訳はない。
テスタロス「ふう・・・疲れたな・・・」
そう言いながら依頼主の家に向かっていた。ちょうど家の前で依頼主がいたので、少々足早に主の元に向かった。
「お!来たか。どうだ成果は?」
テスタロス「問題無く依頼通り、ゴル・ドルバ2体討伐成功しました・・・これが証拠です。」
と言って、ゴル・ドルバの肉が入った袋を渡した。主は中身を確認し、
「おぅ!確かにやつの肉だな。ご苦労さん!」
と言って報酬の一万メセタをテスタロスに渡した。
テスタロス「ありがとうございます。また依頼がある場合はご連絡下さい。」
「おう!また頼むよ!」
これがテスタロスの日常である。依頼人から連絡をもらってその人の家に向かい頼まれた依頼をこなし、その時の報酬で生活しているのだ。要するにバイトみたいなものである。
「昔の俺なら自分で行ってたんだが、今はそんな無理は出来ないからな〜。」と言いながら自分の腰をさする主。
テスタロス「無理はしないほうがいいですよ?」心配するテスタロス
「優しいなあんたは。俺の息子の様だな・・・」
テスタロス「息子さんがいるんですか?」
「いや・・・死んじまった。3年前にな。」
テスタロス「そうですか・・・」
3年前・・・ちょうどSEED事変の起きた時である。おそらく、その人の息子さんも犠牲になったのだろう。
テスタロス「それじゃ・・・俺は帰りますね。」
「あぁ・・・」
重い空気のままテスタロスは家路についた。
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
第1話【転機】
こんな毎日が続いたある日、いつものように依頼を済ませ、家に帰るテスタロス。
テスタロス「ふ〜んふふ〜ん♪」
少し嬉しそうな感じで鼻歌を歌っている。
テスタロス「良いものもらったな〜。」
と言っているテスタロスの手にはイグザムという2層の刃がついたセイバーが握られていた。依頼主から貰った様だ。しばらくその武器を眺めた後きちんとしまい、郵便箱を確かめる。こいつの日課である。
テスタロス「なんでマイキャラをこいつっていうだよ!馬鹿か?」
作者に突っ込む奴もどうかと思うが?
さっさと郵便箱見ろ!
テスタロス「言われ無くても・・・ん?」
郵便箱に何か入ってるようだ。
テスタロス「チラシか・・・」そう言って内容を見ると?
見出し:レリクスに行ってみませんか?
内容:一仕事で大儲けしてみませんか?人の役に立つ仕事をしたい!でもお金も欲しいあなた!是非レリクスに来てみては?
日時:○月□日朝△時から
場所:海底レリクス
その他ギルド勧誘等々
テスタロス「・・・・・・」しばらく黙り込むテスタロス
グシャッ!チラシを握り、家に入った。
〜当日〜
テスタロス「武器はこれで全部だな。後は・・・うわ!メイトほとんどね〜!どこかで買って行くか・・・」レリクスに行く準備をしているテスタロス。
テスタロス「ソルアトマイザーも無いな〜。ムーンとスターは・・・ちょうど5個あった。」
てか、前日に準備しとけよ・・・とは言え後の祭りである。
テスタロス「・・・よし!準備OK!行くか!」
テスタロスは空き家を使っているが家はいつも綺麗らしい。家を出る前日は大掃除をするという。別に興味は無いけどね〜。
テスタロス「なら書くなよ作者!」
イイじゃん!読者サービスてことで。
テスタロス「・・・あ、そ。」ジャキン!
うん、わかった、申し訳ありません!やめて下さい。頼むからソードを締まって下さい。お願いします!m(_ _)m
テスタロス「分かれば良いんだよ、分かれば。」
そんな訳で家を出たテスタロスは途中お店に寄り、足りないアイテムを揃え、レリクスに向かった。
思えば、あれが全ての始まりだった。
テスタロス「おい!何だこのフラグ?何このフラグ?」
だって小説ってこう言う締め使うじゃん?
テスタロス「知るか!」
まあ、次からゲーム上本編なんだし頑張っていこー!
テスタロス「頼みがある。」あい?
テスタロス「もう、しゃべるな!」
はい・・・
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
第2話【不釣り合い】
レリクスに着いたテスタロス。少し遅く来たので人がかなり集まっている。ある人は武器の手入れをしたり、友達と雑談したりと自由にしている。
テスタロス「こんなのんびりで良いのか?」
普通なら、金になる仕事があれば我先にと群がるものだがそんなことは無く、雑談をしているようだ。
テスタロス「てか、店多いな〜。」
よく見るとかなりの数の店があるようだ。中には「いる?この店?」っていうのもあるが・・・例えば、服屋とか。
テスタロス「(いらねーよなー)・・・(ドンッ!)おっと!」テスタロスに誰かがぶつかったようだ。
「あぁ、すまない。少し考え事していたものでな。」
テスタロス「いえいえ、気にしないで下さい。俺も考え事をしていたので。」
まあその考え事自体かなり下らないが・・・
「そうか。おっと!紹介が遅れた・・・俺はバスクだ。」
テスタロス「テスタロスです。」
バスクと名乗ったその人はテスタロスと同じキャストでジャグラスフレームというスマートなパーツを付けている。テスタロスもそのパーツを付けてみたが、気に入らなかったのでやめたらしい。
バスク「・・・どうやらお前も傭兵のようだな。」
テスタロス「とは言っても、特に所属している訳で無いですが・・・」
バスク「どこかに所属する気は無いのか?」
テスタロス「したいのは山々なんですが・・・これと言った所が中々無いんですよね〜。」
バスク「そうか・・・まあこのご時世だ。仕方ないか・・・」
テスタロス&バスク「はぁ〜・・・」
二人がため息をついていたその時。
「ね〜、もう帰ろうよ〜!」
少女の駄々をこねる声が聞こえた。
バスク「なんだ?こんな場所には不釣り合いな少女だな。」
テスタロス「どうしたんでしょうかね?」
バスク「恐らく、ここの雰囲気だろう・・・さて、俺は行くとしよう。」
テスタロス「そうですか。ではまた!」
バスク「ああ、またな。」
互いに挨拶を交わした後、テスタロスは先程の少女の話をよく聴いてみた。
少女「ヤダー!帰りたいよ〜。」
テスタロス「まだ駄々をこねてるよ・・・」
すると、少女の近くで男の声がした。
男「ったく・・・少しは働きやがれ!」
少女「うぅ・・・」
男「俺がお前に合った仕事を持って来てやる。いいか?ここに居ろよ!」
聴く限り、仕事に不真面目な少女に男が説教をしていたようだ。
テスタロス「(流石に失礼だから、やめとくか)」
〜次に続く〜
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
〜続き〜
テスタロスはそう思い、聴くのをやめて武器屋を見て回ることにした。その中でも目を引いたものが、
テスタロス「お!この双銃良いね〜!」
それはテスタロスが使う射撃武器の一つ、ツインハンドガンである。
「お!お客さん、それが気に入ったのかい?」
テスタロス「バレットマスターかな?性能良いからね。」
「中々、良い目をしてるね〜。」
テスタロス「そうですか?」すると店主は少し黙り、
「・・・お客さん。あんたHuだね?」
テスタロス「!?」テスタロス、タイプを当てられて驚く!
「あんたの目を見れば分かるよ。」と言いながら自分の足元にある箱を取り出す店主。その箱を開けると、ハイパーバイパーが入っていた。
「これを・・・あんたに使って欲しい!」
テスタロス「エッ!?」また驚くテスタロス。「な・・・何故俺に?」
「あんたが昔の俺に似てるんだ。」
テスタロス「似ている?」
「あんたみたいに昔は俺もバリバリ仕事しててさ。でも、ある仕事で足を折ってな、もう出来なくなっちまった・・・その時使っていた武器がこれなのさ。」そう言って、その双銃をテスタロス渡す。
テスタロス「え?でも・・・」
「俺の意志をあんたに託す!頼む!」
テスタロス「・・・」少し考えた後、
「分かりました。引き継ぎましょう!」
そう言って双銃を受けとったその直後。
「7万メセタになります。」
テスタロス『金取るんかい!!』突っ込むテスタロス。
「これも商売ですよ?お客さん♪」
テスタロス「(唖然)・・・」
テスタロスが呆気に取られていた。一方少女の方は・・・
少女「うぅ・・・やだ〜。」
まだ怯えているのか、「やだ〜」を連発していた。
少女「ここ・・・やだよ〜。」すると突然!
少女「うっ!?うぅ〜、くっ・・・うぅ」少女に頭痛が襲う。少女がその場にしゃがみ込んだその後
ドゴーン・・・レリクスが揺れだした!
「な、なんだ!?」
誰かがそう言った直後
「おい!なんかまずいぞ!」「急げー!脱出するんだ!」
なんと出口が閉まろうとしているのだ。みんなゲートに走ってる模様。
少女「え?ち、ちょっと!待ってよー!」頭痛が収まった少女も逃げます。が、もう間に合わない。その一方テスタロスは?
テスタロス「うん!7万メセタの価値あるね♪」
駄目だこいつ・・・武器に見とれてるし。
ゴンッ!
テスタロス「ん?・・・え?」
テスタロスが気づいたのはゲートが閉まってからだった・・・
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
第3話【レリクス探索】
結局、閉じ込められたのはテスタロスと少女の二人だけだった。
テスタロス「参ったな〜まさかこうなるとは・・・」
もっと早く気付けたはずだが・・・鈍感?
テスタロス「(鈍感で悪かったな!)・・・はぁ〜。」テスタロスが溜め息をついてると、ドンドンドン!と叩く音がした。少女がさっき閉まったゲートを叩いてるようだ。
少女「出して!出してよ〜!」ドンドンドン!
少女「このっ!コノヤロッ!開きなさいよ!」ドンドン!まだ叩いてる。
少女「あ〜も〜!本当にいい加減にしてよね〜!」流石に疲れたのか、叩くのをやめた少女。
テスタロス「(気持ちは分かるけど、叫んでも疲れるだけだよな〜)」そう思いながら周りを見渡すテスタロス。
テスタロス「・・・ん?」 何かを見つけたテスタロス。その視線の先にはゲートがあった。壊れているが、テスタロスなら蹴って壊せるだろう。とは言え・・・
テスタロス「あの子を放っておく訳にはいかないか。」なので少女に話しかけてみたテスタロス。
テスタロス「あの〜ちょっと・・・」
すると少女が振り返りながら
少女「誰!?」と言ったがテスタロスを見た途端、
少女「あ・・・そうか。閉じ込められたのは私だけじゃ無いのか・・・はぁー。」と溜め息をついた少女。
少女「何が起きたか分かる・・・訳無いよね。だっていきなり閉まるんだもん。」
テスタロス「あ・・・あぁ確かにね・・・(まさか武器に見とれて脱出出来なかったなんて言えない・・・)」
自業自得だろ。とは言え、いつまでもここにいるわけにもいかないので・・・
テスタロス「とにかくここを脱出しよう。あそこのゲートから行こう!」
少女「え?ちょ、ちょっと奥に進む気なの!?」ためらう少女。
テスタロス「嫌ならここに居ても良いけど?」
少女「わ、分かったわよ・・・私も一緒行くから・・・」
ドゴン!テスタロスが蹴りでゲートをぶっ壊した。
少女「あ、そういえばあんたの名前は?」思い出した様に聞く少女。
テスタロス「俺はテスタロス。君は?」
少女「私はエミリア。しばらくの間宜しくね!」
テスタロス「エミリアね・・・宜しくな。」
そんな訳でエミリアとレリクスを脱出することになったテスタロス。さてさて・・・どうなることやら。
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
〜レリクス内〜
エミリア「うわ〜原生生物がウジャウジャいる・・・」
テスタロス「そりゃいるさ。いままで色んな遺跡に行ったけど、いないなんてなかったぞ?」
エミリア「だよね・・・見逃してくれたりしないかな?」
テスタロス「無いな!」
エミリア「ハッキリ言わないでよ〜」
テスタロス「多分ここから一歩でも進んだら気づいて寄って来るな。」
エミリア「・・・」
ふとエミリアが黙り込んだ。
テスタロス「ん?どうした?」
エミリア「あのさ・・・こういう時に言うのは難だけどさ・・・」エミリアは少し黙った後、口を開いた。
エミリア「私・・・武器は持ってても、戦闘経験はほとんど無いんだよね。」
テスタロス「ふ〜ん・・・」と言って数秒後、
テスタロス「はぁ!?」
エミリア「だから戦闘経験がほとんど無・・・」
テスタロス「無いじゃねーよ!だったらなんでここに居るんだよ?」
エミリア「そんなこと言ったって・・・オッサンに無理矢理連れて来られたんだもん!」
テスタロス「人のせいにするな!どうせ何日か前に言われただけだろ?少しでも練習は出来るじゃないか!」
エミリア「いや、それが・・・今日いきなり言われたから、練習も出来なかったの。」
テスタロス「え〜・・・」テスタロス唖然。
エミリア「だから・・・頑張って!私は応援してあげるから!」
テスタロス「・・・少しは戦えよ?」
エミリア「・・・(コクリ)」頷くエミリア。
とりあえず前にいるモンスターを蹴散らす必要があるので、
テスタロス「ドリャー!」ソードでモンスターに切り掛かるテスタロス。
エミリア「エイエイエイッ!」セイバーでダメージを与えるエミリア。
そして、二人同時にフォトンアーツを決める!
テスタロス「トルネードブレイク!」円周攻撃で周りの敵を巻き込みながら攻撃。
エミリア「ライジングストライク!」敵を打ち上げ、ジャンプして更に上から叩きつける攻撃。
そんなこんなで何とかモンスターの大群を蹴散らした二人。流石のテスタロスも息が上がる
テスタロス「ハァ・・・ハァ・・・」
エミリア「すごい・・・!流石傭兵だね。」
テスタロス「こんな大群は勘弁だよ・・・」
エミリア「そだね・・・まあ敵の気配は今の所無いし、ゆっくり進もうよ」
テスタロス「そうだな。」
エミリア「あ!忘れてた。・・・レスタ!」ロッドを取り出し、レスタをかけるエミリア
テスタロス「ん・・・ありがと。」
そして二人は奥へ進んだ・・・
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
第4話【終わりは始まり】
何とかレリクスの奥に来た二人。
エミリア「ずいぶん奥まったところまで来たね。」
テスタロス「でも・・・まだ出口は見つからないな。」
しかし出口が見つからない様だ。しかもその周りは
テスタロス「大型自律機動兵器・・・スタティリアか。」
動かない様だが、こちらを見ている感じで気味が悪いので
エミリア「もし動きだしたりしたら・・・ねえ、早く行こうよ。」
テスタロス「そうだな。さっさと立ち・・・」
ドン!
テスタロス&エミリア「え?」
二人は振り向いた。そこにはスタティリアがこちらに歩む寄っていた。
テスタロス「嘘だろ・・・」
エミリア「言った傍から動き始めないでよ!」
しかし動いている以上、逃げ切れるのは難しいだろう。
テスタロス「(やるしかないか・・・)」
エミリア「は・・・早く逃げなきゃ!」
慌てるエミリア。
テスタロス「大丈夫!」
エミリア「大丈夫・・・って、まさかあいつと戦うの!?」
テスタロス「前に遺跡でスタティリアと戦ったことがあるから大丈夫だ!」
エミリア「うぅ、うううーっ!」頭を抱えるエミリア
エミリア「わかったよ、私も覚悟決める!あんたの『大丈夫』って言葉・・・信じるからね!」
テスタロス「おう!」
戦闘開始!スタティリアが先手を取る。
テスタロス「来い!」
がしかしスタティリアがテスタロスに向かって大ジャンプして来た!
テスタロス「くそっ!」ドゴーン!
エミリア「テスタロス!」呼びかけるエミリア。
テスタロス「あっぶねー、今のはやばかったな・・・」間一髪で攻撃をかわしたテスタロス。
エミリア「この・・・デカブツがー!」ウォンドに持ち替え3連ゾンデを放つエミリア。ドドン!少しのけ反るスタティリア。それを見たテスタロスは、
テスタロス「脚だ!脚を狙え!」
エミリア「わかった!」
テスタロス「俺がアイツの注意を引く。その隙に脚を!」エミリアに指示をするテスタロス。
エミリア「任せて!」
テスタロス「そらそら!こっちだデカブツ!」パパンッ!ツインハンドガン(ハイパーバイパー)に持ち替え、スタティリアに撃つテスタロス。こちらに近づいているが、上手く間隔をとっているためスタティリアの攻撃が当たらない。
テスタロス「今だ!」
エミリア「当たれ〜!ラ・ゾンデ!」ドド−ン!スタティリアに雷を落とすエミリア。ドスーン!流石のスタティリアも痛手を負い、コケる。
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
テスタロス「トドメだ!」そういってSUVウェポンを発動するテスタロス。出て来たのは大口径ガトリングガン。
テスタロス「蜂の巣にしてやる・・・食らえ、ラファールバスター!」ズドドドド・・・無数の弾丸がスタティリアの装甲を貫いていきます!身動きの取れないスタティリアはただの的。
そして・・・
ドスーン!スタティリア絶命。もう動か無い。
エミリア「・・・生き・・・てる?私、生きてる・・・?」
テスタロス「ああ・・・生きてる!」
エミリア「やった、やったよ!あのでっかいのを倒しちゃった!」
テスタロス「やったな!」
エミリア「凄い、本当に凄い!あんたを信じてよかった!」
テスタロス「そんなこと無・・・」その時・・・
ドスーン!
エミリア「え?」
テスタロス「!!」
そこにはもう一体のスタティリアがエミリアに襲い掛かろうとしていた・・・
エミリア「い・・・いやあぁ!」
テスタロス「(くそがあぁぁ!)」とっさにエミリアを突き飛ばし、ソードで守るテスタロス
エミリア「キャッ!」突き飛ばされてスタティリアの攻撃を凌いだエミリア
テスタロス「うおおぉぉ〜!」自分の身に起きる事をわかっていながらエミリアを守ったテスタロス。だが、スタティリアは遠慮無しにテスタロスに攻撃する。
テスタロス「(ザクッ!)ぐわっ・・・!」
エミリア「!?」
エミリアが見たのはスタティリアの一撃で吹き飛ぶテスタロス。
ドンッ!地面に叩き付けられたテスタロスは
テスタロス「・・・」再び言葉を発することはなかった。
エミリア「テス・・・タロス・・・?」
タッタッタ!テスタロスの元へ走るエミリア。そこには見るも無惨なテスタロスの姿。
エミリア「やだ、やだよ・・・!」動くはずがないテスタロスに話しかけるエミリア
エミリア「どうして私をかばって・・・」
エミリア「ねぇ・・・起きて?起きてってば!」テスタロスの体を揺するエミリア
エミリア「私を・・・一人にしないでよ!」
ドスン!スタティリアがエミリアに近づく。
エミリア「お願いだから・・・目を開けてよ!」ゆっくりとスタティリアが近づいく。このままだとエミリアもここで死ぬ事になってしまう。
エミリア「誰か・・・」スタティリアが武器を振り上げる。
エミリア「誰でも良いから・・・助けてよ〜!」エミリアが叫んだその時!
ピカーン!エミリアが光り出したのである。その光でスタティリアは消滅した。
そこにはエミリアが宙に浮いていた。
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
そのエミリアの口が開く
エミリア?「貴方を・・・死なせはしません!」
・・・
テスタロス「(ここは・・・どこだ?)」
テスタロス「(暗い・・・寒・・・)」
何かに気付くテスタロス
テスタロス「(・・・くはない・・・何なんだ?)」すると何か聞こえてきた。
?「同伴は難しいネー」
テスタロス「(!?)」
?「ウン・・・ウン・・・デモ、キモチトテモ嬉しヨー」
テスタロス「(人・・・いやキャスト?)」
?「ジャア、マタネ・・・」
ピッ!電話の切る音だ
テスタロス「(・・・待てよ?聞こえてるってことは・・・)」そう思ってゆっくり目を開けるテスタロス
テスタロス「・・・」すると
?「オゥ・・・気がついたネ!」そこには女性のキャストがいた。人型のようだ。
?「チョト、待ッテテネ!」
テスタロス「はぁ・・・」そのキャストは顔をある人に向けて
?「シャッチョサン!シャッチョサ−ン!」シャッチョサンと呼ばれたその人は眠気なまこで
シャッチョサン「・・・あぁ?」と答えた
?「お客サン起ッきシタヨー。シャッチョサンも起ッきシテヨネ?」女キャストがそういった後
シャッチョサン「あー・・・」その人は遅れて返事をした。
?「お客サン、『リトルウィング』へヨウコソ〜。」
チェルシー「ワタシ、チェルシー。ヨロシクネ。」とテスタロスに言ったチェルシー
テスタロス「あ・・・始めまして!」丁寧に挨拶をしたテスタロス
チェルシー「はい、ハジメマシテネ〜。」挨拶を返すチェルシー
チェルシー「シャッチョサン、シャッチョサーン!お客サンがお待ちヨ〜?」
シャッチョサンを呼ぶチェルシー
シャッチョサン「まあ待てって、今通信中だ。」ピピピッ!通信音である
シャッチョサン「おう、俺だ俺。今すぐ俺んとこまで来い。」誰かと話してるようだ
シャッチョサン「あぁ?イヤだ?甘えてんじゃねぇぞ!」
チェルシー「アラアラアラ〜」
テスタロス「ここは・・・クラッド6?」
チェルシー「ソウヨ、そしてその中にある事務所がリトルウィングなノ〜」
テスタロス「ここがそうなのか・・・」
チェルシー「アナタ、シャッチョサンが連れてきたお客サンネー。」
テスタロス「え?・・・えぇそうだと思います。」
チェルシー「今までずっと寝ていたのヨ?ぐっすり、すやすやとネー。」
テスタロス「そうだったんですか・・・」すると、シャッチョサンが来て
シャッチョサン「よーぉ、気分はどうだ?」
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
よく見るとその人はビーストのようだ
シャッチョサン「おうおう、面白いぐらい訳が解らないって顔してるな。んじゃま、軽く説明しとくか。」と、そのビーストは言った
クラウチ「俺はクラウチ・ミュラー。リトルウィングを取り仕切ってるモンだ。といっても肩書きだけでな、やってることはそこらの便利屋と変わらねぇ。」
テスタロス「テスタロスです。」挨拶をした
クラウチ「あぁ宜しくな。・・・で、この前あったレリクスの調査。そこにたまたま参加してたんだが、色々あってレリクス内に閉じ込められたバカを救出する任務に切り替わっちまった。」
テスタロス「バカ?それってまさか・・・」
クラウチ「そのまさか、お前さんだよ。身元の確認が取れなかったもんだから俺が引き取る形で一旦ここまでご招待って訳よ。」
テスタロス「(グサッ)・・・あ、有り難うございます。助けて頂いて。」何故閉じ込められたか身に覚えがあるので少し凹むテスタロス
クラウチ「気にすんな。こっちも下心があるからよ。」
テスタロス「下心?」すると
ピピッ!扉の方から何か鳴った様だ。
クラウチ「おっ、丁度良いタイミングだな。さっさと入れ!」プシュー!扉があいた。そこにはエミリアが。
テスタロス「!!」
エミリア「おっさん・・・今日ぐらい勘弁してよ。私がどういう状況だったか知ってるでしょ?」
クラウチ「知らねぇし、興味もねぇから勘弁しねぇよ!それよりお前、客の前でそんな面するんじゃねぇ。」
エミリア「ゴメン・・・。えと、始めまし・・・」とテスタロスを見て固まるエミリア
テスタロス「え?・・・エミリア?」
エミリア「え・・・?えぇぇーっ!テスタロス!?何で生きてるの!?」
テスタロス「知るかそんな事!!」
エミリア「ていうかおっさん、生きてるの知ってたんなら教えてよ!」
クラウチ「何で俺に当たるんだよ・・・」
エミリア「でも・・・よかったぁ〜。私も気を失って、気がついたらここにいたしさ。あそこで起こった事は全部夢だったんだ。」
テスタロス「夢か・・・」少し疑問があったがそこまで気にしなかったテスタロス
クラウチ「やっぱりお前ら知り合いだったんだな、よしよし好都合だな!」
テスタロス「好都合?」
クラウチ「お前さん、フリーなんだろ?」
テスタロス「はい、そうですが?」
クラウチ「丁度良い、このままうちの会社に入っちまえ!」
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
第5話【真実】
テスタロス「はぃ!?」驚くテスタロス
エミリア「おっさん、急に何言ってんの!?」
クラウチ「お前とは話してねぇよ。まあ、うちは確かに小さな会社だがお前みたいな経験者にはボーナスも弾むぜ?」
テスタロス「マジですか?」食いつくテスタロス
クラウチ「あぁ!今なら、居ないよりマシ程度のパートナーも付けてやるよ。」
テスタロス「居ないよりマシ・・・(エミリアを見て)それが条件て事ですか・・・」薄々分かったテスタロス
クラウチ「あぁ、そういう事だ。」
エミリア「テスタロス・・・何でこっち見るのよ?・・・まさか・・・」
クラウチ「そうだエミリア、お前の事だ。」
エミリア「やっぱり・・・」
テスタロス「つまり・・・エミリアを鍛え直してくれってことですか?」
クラウチ「そういう事だ。よく解ったな?」
テスタロス「そりゃエミリアを呼んだ時点で「まさか・・・」って思いましたが、マジだったとは。」
クラウチ「それでどうだ?試験も無しで、パートナー付きの仕事だ。割と破格の条件だと思うぜ?」
テスタロスは少し考え
テスタロス「・・・是非!宜しくお願いします!」
クラウチ「よーし決まりだな!宜しく頼むぜ!」
エミリア「宜しくね、テスタロス!」
クラウチ「お前、やけに素直だな。」
エミリア「まあね。流石にタダ飯は辞めとかないと。」
クラウチ「お、解ってんじゃねぇか。」
エミリア「それでテスタロスの部屋は?」
クラウチ「あぁ、もうすでに用意してある。」
エミリア「・・・無理矢理にでも入らせる気だったでしょ?」
クラウチ「うるせっ!さっさとテスタロスを部屋に案内してやれ。」図星だったようだ。
クラウチ「黙れ作者!」
エミリア「おっさん・・・、じゃあ私は先に居住区の入り口に行ってるから。ショップとか観てから来てね。」プシュー!扉が閉まった
クラウチ「いやー、お前がエミリアの知り合いでよかったよ。」
テスタロス「え?」
クラウチ「俺とエミリアは家族でも何でも無いが、書類上エミリアの保護者になってるんだ。」
テスタロス「迂闊に放り出したら社会的ペナルティーをくらいますからね。」
クラウチ「だからお前にエミリアを任せたんだ。せめてタダ飯喰らいじゃない程度に使える様にしてやってくれ。」
テスタロス「分かりました。でも素質はあるみたいですよエミリア。」
クラウチ「そうか、まぁ後は頼んだぜ?」そういってクラウチは自分の席に付いた。
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
チェルシー「エミリアと仲良くして上げてネ。そうして貰えると、あの子もウレシイ。皆ウレシイ。」
テスタロス「はい。分かりました。」そういって事務所を出た。
テスタロス「さてと、居住区行く前にショップ見て行くか・・・って、アイツは・・・」誰かを見つけたテスタロス。その人に話しかける。
テスタロス「あっ!バスク!?」
バスク「む、お前はテスタロスじゃないか。お前もここに入ったんだな。」
テスタロス「バスクも?」
バスク「ああ、レリクスの救助活動を手伝ってる際にクラウチに声をかけられてな。」
バスク「とは言え、取り仕切ってるはずのクラウチの仕事への姿勢は・・・」ここで話しを止めるバスク
バスク「おっと、詮索は余計だったな。俺達は傭兵よろしく、与えられた仕事をこなすだけだ」
テスタロス「そうだな、一緒に仕事する時はよろしくな。」
バスク「ああ、宜しく頼む。」そういってバスクと別れ、ショップを見て回った。
テスタロス「武器やアイテムも充実してるみたいだな。」と感心してると
?「おい、そこのキャスト。」
テスタロス「はい?」振り向くとそこには女ヒューマンが立っていた
?「・・・見ない顔だな。ということは、久々の新入社員か。ようやくクラウチも動いたようだな。」
クノー「私はクノー。君と同じく、リトルウィング所属の者だ。」
テスタロス「クノーさんですね。宜しくお願いします。」
クノー「宜しく。」
話しを続けるクノー
クノー「分かっていると思うが、ここは経歴を問われない変わりに実績で評価される実力主義の会社だ。腕に自信が無いのなら早々に去った方がいい。」軽く脅すクノーだったが、全く動じ無いテスタロス。
クノー「うむ、君は自信がある方なのだろうな。君が私と敵対しない限り私は君の味方だ。いつでも話し掛けてくれ。」そういってクノーは去っていった。
テスタロス「・・・」しばらくテスタロスはその場を動かなかったが何かを思い出し
テスタロス「あ、居住区行かなきゃ。」と言ってテスタロスは居住区に向かった。
エミリア「ふぁ〜ぁっ・・・ねむ。」欠伸をしているエミリア。するとテスタロスが来た
エミリア「あ、やっと来た!ちょっと遅いよ!」
テスタロス「悪い悪い。」
エミリア「私は眠りたいんだから早く来てよね!」
こうして、エミリアからマイルームの説明をしてもらったテスタロス。
エミリア「ま、基本的な説明はこんな所かな?」
PSO2をしております。
テスタロスでGu+Raしてます。
シップ2で活動中 -
テスタロス「そうか、ありがとう。」
エミリア「後は適当に使ってみてよ。その間私は休んでるからさ。」そういってテスタロスのベッドに寝転がるエミリア。
エミリア「ZZzz・・・」そしてそのまま寝たエミリア
テスタロス「・・・寝かせとくか。」
そういって部屋へやを出ようとしたその時
?「・・・待って。」誰かがテスタロスを呼び止めた
テスタロス「なんだ?」振り返るが誰も居ない
?「ここでなら・・・二人で話が出来そうだから・・・」するとエミリアが起きた・・・が
テスタロス「寝てるのに動いた?・・・うおっ!」突然エミリアが光り出した
そしてエミリアから人らしき物が出て来た
テスタロス「!?」
その人?が話し始めた
ミカ「私はミカ。訳あってこの子に宿る意識だけの存在です。貴方達から見れば、私は「旧文明人」となりますね。」
テスタロス「旧文明人・・・だと?」
ミカ「疑念を持つのは当然です。ですが、貴方だけが頼りなのです。どうか話しを聞き届けて下さい。」
テスタロス「いや、少し驚いただけさ。続けて?」
ミカ「はい。この時代の背景等はエミリアを通して把握させてもらいました。・・・3年前に起きたSEEDの襲来。それは、私達の時代にも起こった事なのです。」
ミカ「遥か昔、旧文明が栄えていた時代。私達は、突如襲来したSEEDにより滅亡の危機に陥りました。長い戦いの末、私達は遂にSEEDの元凶である「ダークファルス」の封印に成功しました。」
テスタロス「その時はまだ旧文明は滅んでなかったのか。」
ミカ「はい。しかし、その頃には既に3惑星共SEEDに汚染されていたのです。そして、旧文明人の肉体も・・・」
テスタロス「汚染されていたのか・・・」
ミカ「そこで私達は賭けに出ました。」
テスタロス「賭け?」
ミカ「まずグラールの3惑星に強力な浄化を施し、新たな「ヒト」の素体を造り、それを大地に放ちました。」
ミカ「そして、私達は汚染された肉体を棄て、精神だけの存在となり、永い眠りについたのです。「ヒト」が高度な文明を築き上げた時、「その体を奪い、復活する」時まで。」
ミカ「もうお分かりだと思います。ヒトとは、「ヒューマン」の事。今、このグラールは・・・旧文明人の生み出した罠に狙われているのです。」
テスタロス「なん・・・だと?」
ミカ「どうか、この忌まわしい計画を阻止するために手を貸して頂けないでしょうか?」
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テスタロス「どうして計画を阻止するんだ?貴女も旧文明人でしょう?」
ミカ「確かにそうですが、私は現代への回帰は望んではいません。」
テスタロス「え?」
ミカ「私達は滅ぶべくして滅んだ。世界は次の世代に任せるべきなのです。それに・・・」
テスタロス「それに?」
ミカ「貴方にとっては私の存在は他人事では無いのです。」
テスタロス「どういう事だ?」
ミカ「なぜ、縁の無いはずの私達がなぜ会話できるのでしょうか?」
テスタロス「あ、そういえばそうだな。」
ミカ「そして、あのレリクスで自律機動兵器に襲われたのは本当に夢だったのでしょうか?」
テスタロス「・・・」黙り込むテスタロス
テスタロス「夢・・・じゃないんだな?やはりあの時俺は・・・」
ミカ「・・・はい。」
テスタロス「だろうな・・・少しだけど、違和感があった。」
ミカ「心配しなくても、貴方の体を再構築しています。こうして話してる今も。」
テスタロス「分かった。貴女を信じて計画をそ・・・」その時
エミリア「・・・ふぁ・・・」エミリアが起きようとしている
テスタロス「!?」
ミカ「この子が目を覚まします。それでは宜しくお願いしますね。」スッ・・・ミカはエミリアの中に入っていった
エミリア「・・・ふぁ、ぁっ。んー・・・ちょっと寝ちゃったかな?」
テスタロス「おう、起きたか。」冷静にその場を取り繕う。
エミリア「寝てたなら起こしてよ〜」
テスタロス「いや、無理に起こしてもアレかなと思ってさ。」
エミリア「まあいっか。さて次はマイシップの説明ね、付いてきて。」
二人は部屋を出てマイシップに向かった。
エミリア「コレが仕事先に向かう為の船。社用だから大事に使ってね。」
テスタロス「ああ・・・分かった。」
エミリア「どしたの?」
テスタロス「・・・実はさ、エミリアに旧文明人が宿っているんだ。」「は?」と聞き返すエミリア
エミリア「そんな訳無いじゃん。それなら何で私が気付かないのよ?」
テスタロス「・・・さあな。」
エミリア「変な出来事は私とあんたのレリクス体験記で十分!きっと全部夢よ、夢!」
テスタロス「それならいいが・・・」
エミリア「・・・あのさ、いい加減「あんた」て呼び方は止めて、「テス」て呼んでいいかな?」
テスタロス「ん?良いよ別に。だってパートナーだろ?」当たり前の様に言うテスタロス
エミリア「そうだね。今日はもう寝るよ。お休み・・・テス。」
テスタロス「ああ。」
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第6話【初任務】
〜パルム〜
テスタロス「おい、バスク。」
バスク「何だ。」
テスタロス「これは、ちょっとキツすぎないか?」
バスク「そうか?あの子には丁度良いはずなのだが・・・」
と話してるのを余所に
エミリア「はぁ・・・はぁ・・・」
肩で息をしているエミリアはモンスターと対峙していた。
エミリア「なにこれ多すぎるわよ・・・」
テスタロス「確かに多すぎるな。何故だ?」
バスク「それはそうだ。この辺一帯は大量発生すると報告があったからな。」
テスタロス「そうか、それなら仕方な・・・」
エミリア「は?」
テスタロス「って、何で今言うんだよ!」ツッコむテスタロス
バスク「フム、例えるならサプライズみたいな物だ」
テスタロス・エミリア「こんなサプライズいらんわー!」
結局モンスターの大群をなんとか鎮圧した三人であった。
〜クラッド6〜
エミリア「もう・・・勘弁して。」
バスク「スマン、やり過ぎたかもしれんな。」
テスタロス「お前に頼んだのが間違いだったな・・・元教師だったから頼んだけどな。」
バスク「次からはもう少し楽な物にするか。」
テスタロス「是非そうしてくれ。」
そういってバスクと別れた二人。すると、ピピピッ!
エミリア「うわ・・・ヤな所から連絡だ。」ピッ!
エミリア「はい・・・はい・・・えぇっと、本人は今月のツケは払ったとか言ってたんですけど?」
エミリア「ちょっと私じゃ何とも・・・はぁ・・・すみませんけど。じゃあ、そう本人に伝えます。」プツン
テスタロス「今のは誰宛?」
エミリア「おっさんだよ。今のは、家からの転送通信。」
エミリア「内にかかってくる連絡って言ったらおっさんが通う飲み屋のツケとかの催促ばっかり・・・おっさんは昼間から飲んでばっかだし。」
テスタロス「大変だな・・・」
エミリア「まあ、とりあえず事務所まで付いてきて。おっさんに今の伝えなきゃ・・・」
そして事務所に来た二人、すると
エミリア「あ、グラールチャンネル5だ。」
テスタロス「ん?」
丁度ニュースをやっていた様だ。
ハル「・・・着工より2年。先月、遂に完成した「亜空間発生装置」の完成式典が、パルムの同盟軍本部で行われました。式には、亜空間理論を確立したインヘルト社の「ナツメ・シュウ」代表をはじめ、開発に加わった軍関係者や多くの企業が参加しました。」
テスタロス「亜空間か・・・」
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ハル「現在グラールが抱える資源枯渇問題に光明をもたらすこの研究。絶対に成功して貰いたいものですね。」
ハル「今日のグラールチャンネル5はここまで。ニュースキャスターはハルでした。バイバーイ!」
ニュースが終わった。
チェルシー「ノー!ニュース、それで終わりナノ?納得いかないヨー!」
エミリア「何でいきなり怒ってるのチェルシー?」
チェルシー「今のニュース、スカイクラッド社が出てないネ!亜空間航行にイッパイ出資してるんだヨ!ウチのいい宣伝にナルと思ったのニー!」
エミリア「まあまあ・・・。それよりチェルシー、おっさん居る?」するとチェルシーが思い出した様に言った
チェルシー「あ、そういえば二人に用があるって言ってたネ。」
チェルシー「シャッチョサンの所行くならついでにコレもお願いネ。」そういってエミリアに紙を渡した。それを見たテスタロスは
テスタロス「何ですか、このいかがわしい領収書は?」
チェルシー「経費じゃ落ちないカラ自腹ダヨって伝えてネ!」
テスタロス「(唖然)・・・」
エミリア「あのエロオヤジ・・・!」
チェルシー「ハイ、文句は奥でネ!」
そしてクラウチの所に行った二人
エミリア「ちょっとおっさん!・・・ってうわ、酒臭っ!」
クラウチ「よぉ、来たか。」
エミリア「いつもの飲み屋からまた電話来たんだよ!いい加減ツケを払って欲しい、って!」続いてテスタロスも
テスタロス「後コレ、何ですか?」といってさっきの領収書を見せた。
クラウチ「こりゃあ資料の経費じゃねえか。どうしてお前が持ってんだ?」
エミリア「こんないかがわしい物が経費で落ちる訳無いでしょ!」
クラウチ「あぁ?分かってねーな。こういう根回しも必要なんだよ。」
テスタロス「えー・・・」
クラウチ「まぁいい、それよりも仕事の話だ。こいつは緊急かつ重要な依頼だ。急ぎ、探して欲しいヤツがいる。」
エミリア「人の捜索・・・?何かの重要参考人とか?」
クラウチ「うんにゃ。俺が前に金を貸したヤツ。要するに、借金の取り立てだ。」
テスタロス「あ〜それなら二人で出来ま・・・」
エミリア「依頼主おっさんじゃん!」
クラウチ「どっかの馬鹿がレリクスでの仕事をポカったからロクな依頼が来ねぇんだよ!」
テスタロス「あ、それは言えてるかも。」納得するテスタロス
クラウチ「だろ?」
エミリア「ちょっ・・・テス!」
テスタロス「わりぃわりぃ・・・それで誰を捜せば良いんですか?」
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クラウチ「名前はワレリー・ココフ。51歳男性・・・種族はビーストだ。船モトゥブのクロウドッグ地方と場所が特定している。」
テスタロス「へんぴな所に居るんですね〜。」
クラウチ「そうだな、故障したなら救難信号とか出すだろうしな。」
エミリア「まあ場所が分かってるから比較的容易な依頼かもね。」
クラウチ「んじゃ、頼んだぜ。」
そんな訳で二人はモトゥブに飛んだ
〜モトゥブ(クロウドッグ地方)〜
エミリア「おっさんはへんぴな場所って言ってたけど、その割に観光プラント並に船が多いじゃん。」
テスタロス「こん中からワレリーって人捜すのか・・・骨が折れるな。」
エミリア「あんたキャストでしょ?」軽くツッコむエミリア
テスタロス「キャストだからって「骨が折れる」って言ったらいけな・・・」
エミリア「あ!あれって人じゃない?」
テスタロス「え?」
ザッザッザッ人が近づいて来た
?「おい、お前達。ここで何してるんだ?」その人はエミリア達に話し掛けてきた
エミリア「私達、人を捜しに来たんだけど・・・」
テスタロス「何があったんだ?こんなに船があるなんて普通じゃないぞ?」
?「俺達も来たばっかで周辺を調べてる所だが、この辺には誰もいないみたいだ。」すると、タッタッタッもう一人近づいて来た
?「駄目だよトニオ、こっちには誰もいなかったよ。そっちは・・・あ、二人見つけたんだ?」
トニオ「残念だが、こいつらも同業者だ。人を探しているらしい。」
エミリア「あの〜、こちらは?」
トニオ「おっと、自己紹介がまだだったな。俺は「トニオ・リマ」フリーの傭兵だ。」
リィナ「あたいは「リィナ・リマ」夫婦で傭兵やってるんだ。」
エミリア「私はエミリア。そして・・・」
テスタロス「パートナーのテスタロスだ。宜しくな。」お互い挨拶をしたとこでエミリアが話し始めた
エミリア「あんた達も人捜し?」
トニオ「俺達は文化保護区の見回りできたんだ。」
テスタロス「でも、文化保護地区なのに誰もいないのは不思議だよな・・・」
リィナ「なんだか気配も異様だし、原生生物もやけに狂暴だった。奥で、何かが起きてるのは間違いないね。」
テスタロス「どっちにしろ、先に進む必要がある訳か・・・」するとトニオがある提案をした
トニオ「目的も一致してる様だし、しばらく俺達と組まないか?」
テスタロス「そうだな、多い方が助かるし。是非お願いするよ。」
トニオ「よし、決まりだな。」
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リィナ「とりあえず「カーシュ族」の村まで行こう。そこに行けば何が手掛かりがあるかもしれないしね。」
エミリア「道はわかるの?」
リィナ「カーシュ族は土地を転々と移動するから、はぐれた仲間がわかるように森に目印を残してるんだよ。あたいはその文字をあらかじめ学んでおいたからそれを元に辿ればすぐさ。」
エミリア「へ〜、どんなのだろ・・・」
こうしてカーシュ族の村を目指して森に入る四人。するとリィナが
リィナ「ほら見て!あれがカーシュ族の目印だよ!」
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