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はいはいウザいやつウザいやつ。
小学生のころそんなあだ名が付いていたコネクトです。
ネタ充填という名目で、しばらく短編(一話読みきり)小説をうpしていこうと
思います。
大体は前投稿した小説と接点のないものですので、ほかの作品を読んでなくても
ご安心を。これも読むつもりない?ならブラウザバーック。
もしかしたら現実世界を題材にしたフィクションがあるかもしれません故ご了承を。
では、次投稿から始まります。
注意事項…
・駄文満載オンパレードでお送りします。文法が間違っていることもありますので
そういうときは軽蔑の目でスルーしてください。
・作品によっては中二病全開フルスロットルになることもあります。
そういう時は高二病になってスルーしてくだ(ry
・世界観は大まかに説明しますが、疎かになることも多々あります。
そういう時は心の中で「?」弾幕でも垂れ流しながらスルーしt(ry
・以上を踏まえ、それでも進むという方に対しての保障は一切行いません。
熟知の上、読み進めることをお願いします。
ども、CONNECT(コネクト)と申します。
しがない小説をつらつら書いて活動中です。
ワザップ内のフォーラム「小説フォーラム」にて公開していますので、
よければご一読くださいな(´∀`)
投稿小説… 「小説 傭兵物語 (別名義投稿)」 「PSO2小説 カルカーロの戦士たち」 myブログにございます。基本はこちらで書いたものをワザップに 移設しております。「http://d.hatena.ne.jp/delta8428/」 -
注意!この小説はNEXON運営「COW」をベースに構成しています。
NEXONが嫌い、およびCOWが嫌いな方は本記事を飛ばして読み進めることを推奨します。
「残弾、および携行中のマガジン内チェック…」
どこかの格納庫。そこにいた一人の青年が、一心不乱にキーボードを叩いていた。
「エネルギー残量チェック。…航行に支障はなし。チェッククリア」
画面に次々と表示される何かのブラウザを、呟きながら消していく。
「システム起動ライン、グリーンゾーンのキープに支障はなし。…全チェッククリア」
そう呟くとキーボードをしまい、その奥にあった別のコントロールパネルを
いじり始める。
「…コロニーとの通信ライン、現行ブルーゾーン。格納庫員に通達、ハッチ開放を
要請する」
青年がマイクに向けてそう言うと、眼前のパネルに映し出されている巨大なハッチが、静かに開いていく。
開ききると同時に、無線らしきものから声が飛んでくる。
《エスト!現在ステーション周辺宙域には反応はない。ただ油断するなよ。
ちょっとでもコロニーから離れれば、蜂の巣にされることを覚えておけよ!》
「ああ、分かってる。十分留意してから飛ぶ込むさ」
忠告を理解したかどうか怪しい発現の後、眼前に向き直る。
「うし…カタパルト開放確認。最終ロック解除完了を確認」
周囲に取り付けてあるパネルにコマンドを打ち込み、斜め前に取り付けられた
スロットルレバーに手をかける。
「……出撃っ!」
スロットルを引き、足元のペダルを踏み込む。
瞬間、青年———エストのいた空間にGに似たものがかかり、モニターは
漆黒に染まった。
バーニアを吹かし、開いた隔壁からロボットが飛び出てきた。
黒を基調としたボディに走る赤と白のライン。背部には飛行用のウイングが
取り付けてある。
しかし、そのロボットが飛ぶのは、無数の星が瞬く宇宙空間だった。
そのロボットが出てきたハッチのすぐ横から、別のロボットも飛び出してきた。
「推力、スラスター、および駆動制御装置、すべて異常なし、と。オッケー!
あたしのワーゲンちゃんは調子いいよーっ」
明るい少女の声が、エストのいる空間——コクピットのスピーカーから聞こえてくる。
「調子がいいのはいいが、調子に乗ってネペンテスにやられるなよ?」
「分かってるわよ!アリアちゃんの腕前、舐めてるんじゃないのー?」
「ああ、舐めてる」
さらっと挑発を受け流し、コクピットのコンソールにコマンドを打ち込む。
「『ベイグラント・カスタム』、変形…」
コマンドを撃ち終わると同時に、エストの乗る機体、ベイグラントがその形を変える。
脚部をノズルの形状に変形させ、背部に背負うウイングを両舷に展開する。
変形したベイグラントは、戦闘機に似た形態となっていた。
「周りのヤツは俺がやっておく。お前は編隊長に攻撃を集中しろ」
「分かってるって!それに、女の子をお前呼ばわりってなに!」
「ウダウダ言ってないで、行くぞ」
アリアの愚痴を聞き流し、機体の制御に入る。
「むぐぐ…あーはいはい、分かったわよ!……ブースト起動っ!!」
アリアの乗る機体、モーターワーゲンγがスラスターを吹かし、ステーション
周辺宙域から離脱する。
「はあ…あのワガママ女め。……ベイグラント、出撃するっ!!」
愚痴をこぼしながらスラスターを操作し、ベイグラントを出撃させた。
続く気はありませんすいません。
ども、CONNECT(コネクト)と申します。
しがない小説をつらつら書いて活動中です。
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よければご一読くださいな(´∀`)
投稿小説… 「小説 傭兵物語 (別名義投稿)」 「PSO2小説 カルカーロの戦士たち」 myブログにございます。基本はこちらで書いたものをワザップに 移設しております。「http://d.hatena.ne.jp/delta8428/」 -
「お前……ホントに死神かよ?!」
汗が滴る暑い夏、某都心の小さな寺。
友人達と肝試しにきてはぐれたというなんとも情けない俺の前に、
突如として妙な霧が現れた。
そしてその中から出てきたものは、まさしく「死神」と呼ぶ容貌を持った霊魂だった。
漆黒のぼろきれに似たローブ、骨ばった手に携えられた大鎌、骸骨じみた白い顔。
ただ変に感じたのは、その目に宿る炎がえらく生気に満ちた橙色の炎。
そしてそんな妙な死神は、突然こういってきた。
「我を護り人とせよ。さすれば汝未来恒久救われん」と。
要約すれば「自分を守護霊にしたら、お前は生涯悪いものから守られる」
と言ったところか。
…正直、すさまじく胡散臭い。と思う。
だって、普段霊感のカケラも無い俺の前に現れたと思ったら「守護霊にしろ」って
言って来るんだぞ?胡散臭さの塊じゃねえか。
まあ許諾するかはとりあえず置いといて、俺は目の前の守護霊(笑)にたずねた。
「お前は何者だ?」ってね。
で、返ってきたのは案の定「我、常なる霊魂にあらず。死を司りし霊狩りの主」
って言葉だった。もういっちょ要約すれば
「ワタスただの霊魂じゃアリマセーン、ワタァシ死神ですよ、SI☆NI☆GA☆MI」
ふざけるのも大概にしろって意味合いで放ったのが。
「お前……ホントに死神かよ?!」の一言だった。
ありえねえ。こんなバカバカしい回答するのは中二病患者だけだってーの。
疑念純度100%の目で睨んでいると、死神(爆笑)がもう一度口を開いた。
「…疑うのが当然だろうな」
お前普通に喋れるなら喋れよ、まぎらわしい。
心の中で突っ込んだことを読んだかのように、タイミングを合わせて死神は笑う。
「いや、すまない。古来日本人はこのような言い回しをしていたものだからな」
明らか違うと思ったが、コイツがそう言うならそうなんだろう。「へー」と
空返事しつつ、話を進めるように促す。正直付き合いたくない。
「…おっと、申し遅れたな。私は『サイス』。守護霊協会の端くれだ」
守護霊に協会とか在るのかよ。ますます胡散くせえ。
「上からの命令でな。お前を守護する側に付くよう命ぜられた」
「……守護する『側』?守護霊同士で争いでもするのかよ」
少々ながら信じてやることにしておいて、疑問に思ったことを容赦なく追求してやる。
「ああ。もっとも、守護霊は同時にこちらの世界で言う『死神』を兼ねている。
今回はたまたま君が守護の対象となっただけだ。命令がちがえば君は今すぐにでも
首が離れていただろうな」
冗談味の感じられない至ってまともな返答に「冗談じゃねえよ」と寒くなりながら返す。
「…ともかく、今は有無を言っていられない状況下だ。すぐに契約を結ばせて欲しい」
「まーてまてまて。俺はまだ何も…………」
良いとは言っていない、と言おうとしたその瞬間、眼前の茂みからある種禍々しい
「殺気」を感じた。サイスと名乗った死神が、くるりと向きを変える。
「………思いのほか早かったな。君、下がるんだ」
「は、はぁ……」
ずいぶんと真剣な口調だったので、どうにも頷くしかなかった。指示されたとおり、
俺は半歩下がる。
……つーか、なんで俺従ってるんだ?と自問自答する直後、茂みの中の「殺気」が
正体を現した。
それは、一言で言う「狂犬」だ。しかし、どうにも俺の知る狂犬とちがう。
目は赤々と血に濡れたように照り輝き、体毛は乾いた血のようにどす黒い。
グルルル、と犬歯をむき出しにし、俺達———特に俺のほうを睨んでいる。
「あれが、君を守護する『理由』だ。最近『瘴鬼』と呼ばれる、無差別に人間を殺す
生物の活動が活発化してきている。数年前までは沈黙を守り、やる事も軽傷程度で
済ませていたらしいんだがな……」
聞く限りとてつもなく物騒な奴だ。
「あいつは、通常の人間には目視、聴視は不可能だ。その隙に人間の思考に割り込み、事故を誘発させるそうだ。これから回りには注意してもらえるかな」
対するサイスは、ぼろマントを翻し、全身鎖帷子(くさりかたびら)というえらく
ガチガチの重装甲をあらわにする。月明かりに照らされる鎌が一際強く輝く。
瞬間、犬型の瘴気が俊敏な動きで俺に接近する。あくまで狙いは俺ってコトかよ——!
身じろぎしたその一瞬のうちに、とんでもない速度でサイスが割り込んできた。
大きく開かれた犬の口に合わせるように腕を横に突き出し、わざとかませる。
一瞬あっ、と思ったが、あいにく腕も鎖ガッチガチだ。杞憂だったらしい。
「———ぬん!!」
気合一閃、サイスの大鎌が閃いた。犬型があわてて飛びのいた数フレームの後、
鎌の刃先が空間を薙ぐ。
「ほう、下っ端風情と思っていたが……これは少しばかり厳しいな。
君、すぐにここを離れるんだ。もしかすると、直接被害が出るかもしれない」
厳しいといったわりに涼しい顔(?)だったが、直接被害を被るなんてのはゴメンだ。
俺が身を翻して走り出そうとしたその直後、ガリィ!と腕に鈍痛が走った。
「うぐっ…………?!」
恐ろしい敏捷力で、俺の腕を噛んでいるのだ。半そでだったため、容赦なく牙が
突き刺さる。
「がぁっ、ああぁっ!!?」
腕を振って振りほどこうともがくが、なぜか腕が動かせない。
「せぁっ!!」
と、動けないのは犬型も同じだったらしい。胴辺りにサイスの鎌が叩きつけられる。
胴から下がオサラバして尚、犬型は俺の腕を噛み砕こうとする。
筋肉の繊維を引きちぎられ、すさまじいまでの痛みが走る。
「うぎゃあああああっ?!!」
「くぅ……御免っ!」
サイスが一瞬何かを躊躇ったが、次の瞬間には犬型の頭を撥ねるように鎌を横に
一閃させた。そして予想通り、犬型の頭は上下にパックリと割れた——————
俺の肘から下、もろとも。
「うぇおぉおおおっ?!!?!」
斬られたことに関して感覚がなかった。——否、切れて尚、痛みを感じない。
ただまあ、自分の腕が上下に割れたら誰でもビビるだろう。俺だって一般人だ。
「安心しろ。物理的に切断されてはいるが、出血するようなことや痛覚を刺激することはない」
「うるせぇ!何さらっと言ってるんだよ?!腕切れたんだぞ!直せコンナロォ!」
ぎゃあぎゃあわめき散らす俺に向かって、サイスはため息をつく。
「たかが腕が切れたぐらいで、そう喚くものでもないのだがなあ……腕をかしてくれ」
いちおう直るらしい。俺は喜んで腕を差し出した。
「して、契約のことだが……」
数分後、ようやく錯乱から立ち直れた俺は改めてサイスから説明を受けていた。
もっとも、あんなことがあった後だ。多分いまなら何でも信じてしまうだろうと思う。
「……あー。わかったよ。俺を守ってくれるんだろ?」
許諾の意を示すと、お強い死神様は満足げに頷いた。
「では、近いの印をしるそう。君、名は?」
ここに来て、そういえば名乗ってなかったことを思いだす。バイトしようと
思ってるのにこんなんじゃ先行き不安だ。
「———俺は『鎌居 霊(かまい りょう)』。えーと…改めてよろしく、死神さん」
「おーいリョウ!お前ドコいってたんだよぉ!探したんだぞ〜」
ようやく友人達と合流できた。途中変な夢を見た気がする。
「悪い、迷ってた」
不満たらたらの目で俺を見る友人達。後できちんと謝らないとな。
彼らの後ろを歩みながら、俺は小声で呟く。
「……ホントにお前、他の連中には見えないんだな」
呟いた相手はむろん、例の死神だ。
「それはそうだろう。もともと私達守護霊協会の者は霊魂なのだ。
実力を見込まれた者たちで運営される非凡な霊の集まりにすぎん」
あまり大声では話せないので、頭を使って「ふーん」と返事をする。
「なにはともあれ霊、君の今後は心配しなくてもいい。何せ、
我ら守護霊協会が憑いているからな…霊だけに」
突如放たれた冷却スプレー級の駄洒落に寒気を覚えつつ、俺は頷いた。
やっぱり続きませんw
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