ワザップ!フォーラム
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〈前書き〉
この小説は前作の「バイオハザード学園」の続編となっております。これを読む前に前作を読むことをオススメします。
/forum/thread/396823/
↑前作です↑
主人公は前作に引き続きレイトです。
要望メールをくれた人はありがとうございます! これから書いていきますのでまたよろしくお願いします^^
ではこの後の本編をお楽しみ下さい…
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第1話 ひと時の休息
前作でタイラントを倒したレイトとその仲間達は列車に乗って悪夢の街からの脱出を果たす。そして今はまだ列車の中である…
レイト「ふわぁ〜あ! コウダァ、まだ何も見えないのか?」
コウダ「あぁ… まだだな」
エード「あれからいったい何時間かかったんだ!?」
トウマ「…5時間だな」
トウマは腕時計を見て確認する。
のび太「………」
のび太が何故か俯いている。
ドラえもん「のび太君、どうしたの?」
のび太「いや… ママとパパが心配してないかなと思って」
ドラえもん「ああ それなら大丈夫だよ」
のび太「えっ?」
のび太は疑問に思う。
ドラえもん「実は出かける前に時門を時間が止まるまで閉めておいたんだよ」
のび太「え?でも時間は流れているじゃないか」
ドラえもん「範囲の調節をしておいたからね」
のび太「さすがドラえもん! 仕事が早いなぁ」
ドラえもん「いやぁ… このくらい朝飯前だよ」
レイト(ドラえもんとのび太って勇気があるんだな…)
レイトが感心していると…
マヤ「ねぇ… レイト君…?」
レイト「あ マヤ何?」
マヤ「もし… 明日になればこれはみんな夢だったんだよってなったら… どんなに嬉しいのかな?」
レイト「…僕だってそう信じたいよ… だってもう… 両親は死んでしまったから…」
マヤ「私… はっきり言って怖い…」
レイト「大丈夫だよ! マヤは…守ってあげるから」
マヤ「うん… ありがとう…」
ティファ(私も彼氏が欲しいなぁ…)
コウダ「! お〜い! 何か見えてきたぞ〜!!」
全員が立って窓を見る。
トウマ「灯りだ…」
エード「つ ついに街を見つけたのか!?」
コウダ「あぁ… まずはもう少し先の駅に列車を止めようか…」
レイト「やっと… 安心できるところに来たんだな…」
のび太「お腹すいたなぁ…」
ドラえもん「そうだね、いっぱい食べよう」
コウダ「よし、列車が止まるぞ〜っ!!」
コウダは列車を駅に止める。
コウダ「よし、着いたな…」
レイト「じゃあ下りようか…」
マヤ「うん…」
ティファ「さ 流石に疲れたわね…」
コウダ「じゃあ旅館かホテルでも探そうか!」
〈第2話に続く〉
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第2話 平和な街
レイト「なぁ、旅館とかホテルを探すのは名案だと思うが金はどうするんだ?」
ドラえもん「それなら大丈夫だよ」
トウマ「何かタダで泊まる方法があるのか!?」
トウマがそう言うとドラえもんは懐からカードみたいなものを取り出す。
ドラえもん「オールマイティーパス〜!!」
のび太「え? あの時拾ったのは空気砲だけじゃなかったの?」
ドラえもん「うん、使わないと思ってて黙ってたけどまさか使う時が来るなんて思いもしなかったよ」
レイト「そのカードは何なんだ?」
ドラえもん「これさえあれば、どこでも出入りが出来る凄いカードなんだよ」
コウダ「人数は関係ないのか?」
ドラえもん「うん、大丈夫だよ」
ティファ「とりあえず駅から出ない? ここの街も見てみたいし」
レイト「ティファの言うとおりだ 出てみよう」
マヤ「ね… レイト君?」
レイト「ん? なに?」
レイトが返答するとマヤは何も言わずに手を差し伸べてきた。
レイト(手を繋いでってことか)
レイトはその差し伸べた手に応えて手を繋ぐ。
コウダ「そこの階段から上に上がれるな、行こう」
全員は階段を上がっていった。その目に広がったのは…
トウマ「うわぁ…」
エード「これはさっき列車の中で見た灯りだな…」
レイト「ただの灯りがなんでこんなに嬉しいんだろうな…」
ティファ「この街… 賑わってるわね」
マヤ「平和ね…」
のび太「まるで星みたいだなぁ」
コウダ「お、そこに案内板があるな」
コウダは案内板を見る。
コウダ「旅館やホテルはあるかな…」
コウダは案内板を隅々まで見る。
コウダ「ここからもう少し歩けばあるな 徒歩15分ぐらいか…」
コウダはみんなにこのことを告げる。
コウダ「みんな、ここから少し歩けばホテルがある そこに行こう」
ティファ「ホ ホテル!?」
ティファが何故か驚く。
コウダ「あ… ティファが考えてるようなホテルじゃないから安心しろ」
ティファ「そ そうよね! 良かった…」
マヤ「私はティファちゃんが考えてるようなホテルに行きたかったなぁ…」
レイト「マ マヤ?」
全員が顔を真っ赤にする。
コウダ「こんな話は止めて、さっさと行くぞ!」
全員が歩き出す。
のび太「ねぇドラえもん、みんなホテルがどうしたの?」
ドラえもん「のび太君にはまだ早いよ…」
〈第3話に続く〉