紺野氏の理想とは

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カート、タイヤ等
本当にノーコメントとしか言いようがない。性能は全く同じものがあり、手に入れるのが最も難しい「ゴールドカート」は通常カートの「スーパースター」と全く同じステータス。自分の5時間を返してくれとさえ思えた。期待していたゴールドバイクは登場せず。ただしゴールドタイヤの性能に関しては高評価。

コース
コースは非常によかった。スイーツキャニオンやねじれマンションなどマリオカート特有のコースに加え、ドルフィンみさきやスカイガーデンにいたっては感動さえした。
レトロコースのチョイスも良く、64からはヨッシーバレーやピーチサーキット等、不朽の名コースがアレンジされていて楽しかった。そして前作のコースであるパックンスライダー、DKジャングル、ミュージックパークも忠実に再現されていて面白かった。

キャラクター
重量級が強すぎて何とも言えない。ネット対戦はロゼッタとモートンばかり、世界チャンプはクッパばかり。
しかし新規キャラは◎。かわいらしいベビィロゼッタに美しいピンクゴールドピーチ、そして従来のマリオシリーズで苦戦させられたコクッパたち。
全員次回作でも登場することを祈ります。

BGM
今までのマリオカートのなかでは最高。個人的にはスカイガーデンがお気に入り。
レトロコースのBGMも良い感じにアレンジされていた。
GBA マリオサーキットが個人的にお気に入り。

オンライン
ロビーシステムが◎。しかし高VR部屋では会話がなく寂しい。

反重力
今回のテーマでもある反重力。これは最も気に入った。
ただし一部のコースに反重力が入っていなかったのがマイナス。

総合評価
悪い点良い点、両方あるのはゲームの基本。
しかしこれがメインプロデューサーである紺野秀樹氏の理想のマリオカートだと考えるとあまり高くは評価できない。
それでもコースやbgmは良かったので最終的な評価は

 ★★★☆☆

とします。次回作ではいいところを引き継いでくれることを期待します。
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