メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット

何故ｸﾛｰﾝとして作られたのか？：
ﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽの遺伝子が戦闘に非常に優れた物なのではないか？という所から、それを複製して自国の軍に入れれば最強の軍が出来るのでは？…という、軍事利用的なものもありますし…ﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽがｾﾞﾛを裏切った時の保険としての意味もあります。
現に彼のｸﾛｰﾝであるｿﾘｯﾄﾞｽﾈｰｸはﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽの暴走（ﾒﾀﾙｷﾞｱやﾒﾀﾙｷﾞｱ2ｿﾘｯﾄﾞｽﾈｰｸ）をｾﾞﾛの思惑通り阻止していますし…。


少佐が何をして戦争が起こった？：
ﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽと少佐はｻﾞ･ﾎﾞｽの意志をそれぞれの解釈で受け継ごうとしましたが、互いにやり方が違う事でやがて戦いにまで発展しました。
それが一つ目の誤算。

少佐のやり方は、外部からの指導で世界をｻﾞ･ﾎﾞｽの目指した物へ導く方法です。
諜報活動等により真実と虚構を織り混ぜて都合の良い話を造り、人々をそれに乗せて思うままに操る…そしてｻﾞ･ﾎﾞｽの目指した「世界の在り方」へ導くという内容です。

ただ、ｾﾞﾛが指揮をしている内はﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽが相手してましたがﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽがｿﾘｯﾄﾞｽﾈｰｸに破れ、相手を失ったｾﾞﾛは回収したﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽの体を封印し、更に年齢にも勝てなくなっていたので情報操作に長けたAIに任せる様になりました。

そこで更なる誤算が生じます。
AIが突如戦争を経済化させていったのです。
それは瞬く間に拡大し、戦争がﾋﾞｼﾞﾈｽとして認識される程になりました。

これら二つの理由等からﾋﾞｯｸﾞﾎﾞｽは「ｾﾞﾛが発端」だと言った訳です。
ただ、自分にも罪はあるのでｾﾞﾛの代理人であるAIが用意したｳｲﾙｽによって、敢えて死ぬ事を選ぶ…そういう流れです。