追記:
字数制限にかかったのでサブIDで追記。
他の回答でフレアというのがありますが、前述の通り艦対空ミサイルはレーダー誘導主体なので対艦の場合は考慮する必要はないでしょう。
敵戦闘機がいる場合は別ですが。
また、赤外線誘導であっても太陽に向かって飛ぶのは誤魔化しになりません。
初期の赤外線ミサイルですでに対応済みです。
太陽の赤外線とジェット機の排気の赤外線では波長が異なるのでフィルタリングで簡単に対処できています。
ベトナム戦争の頃にはすでに誤魔化しは効かなくなっています。
>ロックオンってのは赤外線での捕捉であることが多い
これは誤解です。
そもそもロックオンとはレーダーが主体で行います。
通常、戦闘機のレーダーは捜索モードで広範囲、長距離を捜索しています。
そうして捉えた目標のうち、任意の目標に攻撃を仕掛けるためにより精密な情報を得ようとして周波数を切り替え、連続でレーダー波を【照射し続ける】ことを【ロックオン】と呼びます。
人間でいえば見張りが首振りながら周囲を監視していた状態から、敵兵を見つけて狙いをつけるためにジッと凝視し続ける状態がロックオンです。
敵機側はレーダーの周波数が精密モード用に変更され、自機に対してレーダー波が照射し続けられることで「狙われている」と気付きます。
また、先の回答で書き忘れましたが「航空機が水上艦を攻撃する」という場合、著しく不利なのは水上艦側です。
一般的な対艦ミサイルの射程は水上艦側の対空ミサイルの射程より長い場合が多く、航空機側はミサイルをぶっ放すなりさっさと逃げれば済んでしまいます。
水上艦側は当然脅威度の高い対艦ミサイルを優先して迎撃するため逃げる敵機にまで構っていられません。
WW2以来、水上艦と航空機では航空機の優勢は揺らいでいません。