FFXとFFX−2は、登場人物および活躍する舞台(世界)が共通であるというだけで、まったく別の話と考えていいです。Xのほうが2年前の事件ですから、そちらを先にプレイしていると、人物関係とか、その地域がどういう場所なのか・・とかがわかっていて、より楽しめることになっています。
しかし、XをまったくやっていなくてもX−2をする上で問題はないです。
プレイヤーさんの評価で、Xは大変好評である場合が多いので、Xの方がお店で高値であることはうなづけます。
Xは、全体が1つの物語を追いかける「一本道大河ドラマ」式のもので、X−2はいくつかの地域で発生しているさまざまな事件にかかわりながら、メインの事件を解決する「ミニ・ゲーム?」のくりかえし形式の進み方になっています。メインの物語以外は、地域の事件を無視してしまっても話はすすめられます。
いろんな事件にかかわりを持とうとすれば、その関与方法で地域ごとに別の結末が用意されていたりします。どう関与したかの結果が別の地域に影響することもあります。
メインの話だけをプレイすると、面白みが少なく、つまらないゲームになってしまうでしょう。しかし、枝葉であるいろんな地域のエピソードに積極的に関与していけば、実にやりがいのある内容になっています。
これは、プレイヤーさん自身のRPGタイプの好みに左右される問題ですので、どちらがすぐれたゲームであるか同列で評価することは不可能です。(そのくらいタイプの違うゲームです)