機動戦士ガンダムのジム3の設定って無理があると思いません? Wikipedia他 ...

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質問内容

機動戦士ガンダムのジム3の設定って無理があると思いません? Wikipedia他を見て見るとジム2を改修型がジム3になってます。
外見はジムを継承してますが、頭部、バックパック、脚部他も大きく違いがあるのに?
改修で済むレベルなんでしょうか?
そもそも、ジム2はジムを改修したMSとなってます。
じゃージム3っていつの時代から使ってるMSなの?
ジム3の初出が機動戦士ガンダムZZですので、宇宙世紀0088だと思います。
そんな第三世代のMSが活躍する時代に元をたどれば0079年代のMSって設定はどうなんでしょうか?
そのMSがZZ→逆シャア→ユニコーンまで活躍したっておかしくないですか?
基本構造はジムですよ!
それも一時は連邦軍の主力MSってどうなの?
なんかジム3にネモのジェネレータを積んだヌーベルジム3と言うMSもあるみたいですが、それならネモで良いのでないのでしょうか?
Z→逆シャアまでの間にSガンダムの量産機としてネロと言うMSが存在するみたいです。
そのMSも連邦の主力機と言う設定なのです。
ネモにしろネロにしろコスト的な問題らしいのですが、ジム3より高性能な量産機があるのにジム3がジェガンが開発されるまで主力機だったというのは理解に苦しみます。
それとユニコーンのアニメでは演出なのかもしれませんが、ジム2、ネモ、ジム3が混在してました。
ジム2のストライカー仕様まで出てきました。
ジム3でさえロートル機なのにジム2って・・・。
何でジム2を全機、ジム3に改修してないの?
と疑問に思うのは私だけ?
多分、コスト的な事なんでしょうけど、ジム3がジム2の改修機と言う設定には無理があると思います。
どなたか説明できる方おられます?
宜しくお願いします。

回答(3)

全く無理なんて無いですね。外観が違うと違う機体と考えるのがおかしい。
バックパックが違うとか言われても交換したらそれで終わりでしょうが。
中身がほぼジム?と変わらない機体なんですから使えるものを使うのは当たり前です。
ストライカー仕様にした機体をそのまま使うのも別におかしくないですし、10年前の機体を使っていることがおかしいなんて言うのも全く的はずれ。
現実でも普通に10年前の物なんて使われてるでしょう?
Wikipediaに載っていると思いますが、ジェガンが開発・配備されるまでの代替機としてジムIIを延命する為に作られたのです。
一年戦争で言うところのリック・ドムのようなポジションでしょうか。
ですので、実際主力だったのは第ニ次ネオ・ジオン抗争までです。これ以降はジェガンが多く配備されるようになります。その為、ジムIIIは補給部隊の護衛や地球への配備など次第に一線を退いていったことがわかります。
よってジムIIIがユニコーンまで活躍したというのは違うと思います。
また、これが一部のジムIIがジムIIIに回収されなかった要因でもあるようです。
しかしながら、当時の地球のジオン残党のMS群に比べればジムIIIは充分な戦力であり、対処しきれないのは主に宇宙のネオ・ジオン残党くらいです。
また、ジムIIIが従来のジム系統と比べて外見でああも違うように見えるのはやはり新技術の導入が大きいようです。
ジムIIはジムのマイナーチェンジ程度の改修だったので外見に然程差はありません。
ところがジムIIIは代替機とはいえ基本的に高性能なMSが多いネオ・ジオンに対抗する必要があります。
ガンダムMk-IIの技術の転用や、先述の通りネオ・ジオンに対抗する為に火力の強化、更にこれらによる重量増加を補うためにバックパックを強化、など外見が変わっても仕方のないと思います。
しかし実際、両者を比べるとそこまで差があるわけではないと思います。

次にジムIIIより高性能な機体が存在していたのに対して、何故ジムIIIが主力だったかですが、これにはコスト的な面よりも時間的な面が大きいと思います。
ジムIIIは先述の通りジムIIを近代改修した機体です。
対してジムIIIより高性能とされるMSは1から製造しなければなりません。
これでは早期に数が揃えられず、代替機としては不十分になってしまいます。
こういった理由でジムIIIが選ばれたのだと思います。

最後にガンダムUCに登場したジムIIのストライカー仕様ですがあれはジム・セミストライカーと言う機体ですね。
実際、大きな改修はされていないようで増加装甲の追加と、OSも近接戦闘に特化したものに書き換えられている程度です(左腕がFAガンダムのものになっているように見えるが、実物かどうかは不明)。
地方基地で申し訳程度に強化された機体と見るのが良いでしょう。あの辺りのジオン残党軍は旧式ばかりで、ジムIIでも十分対処は可能でしたから。
あと、ヌーベル・ジムIIIですがあれは既存のジムIIをベースに改修したジムIIIとは異なり、1から作った少数精鋭機です。
ネモと同型のジェネレーターを装備しているのはコストダウンを図った後期生産型で、流石にネモと同一視するのは難しいですね。

以上のことからジムIIIはジムIIの改修機ではありますが、このジムIIIこそがジムを本当に改良した機体であり無理はないと思います。
現実でも、いまだに世界中で大人気のガバメントは開発から100周年を迎えていますが、充分に軍用けん銃として使えるだけの性能があります。

現在、世界最強の戦車と呼ばれるアメリカ軍のエイブラムスは1980年に作られた車体に何度も改良を加えて使い続けている物です。


兵器にとって、実績を積み重ねた信頼性は大きな強みです、ジムを改修したジム?は実績による信頼性と生産コストの両面で新型をはるかに上回っていますから、連邦軍が主力にしたのも当然と言えると思います。