メインとなる物語は1本道タイプですすみます。
映像を駆使した進行が強制的に多用されますから、「映画のつづきを見るために途中のバトルを切り抜けていくタイプ」のRPGが、どうしても自分のはだに合わないプレイヤーさんには、辛いことになります。
逆に映画大好き人間は、たいへん楽しめると思います。
一応、スタート直後においては、ユニットごとにどのように成長していくか・・・個性が決まっています。が、ある程度すすむと、本来戦士タイプのユニットに魔法を習得できる道をあゆませることも、その逆も、いろいろできるようになるシステムです。
魔法、テクニック的な技、必殺技タイプの映像は、相当ハデな演出になっています。
バトル中は指示を入れるまで時間が経過しませんので、作戦をたてて行動する楽しみがあります。(盗んでから倒そう・・とか)
物語は、最初文明都市に成長した青年が、見知らぬ非機械文明の世界にほうり出され、そこで出会った女性を守って旅をする・・という始まり方をします。やがて、彼はその女性が自己犠牲を覚悟の上で世界を救うための旅をしていることを知り、なんとか彼女を犠牲にしなくてもいいように守ろうと考えはじめます。しかし・・・実は彼自身のほうに存在意義を根本から覆される秘密があることがわかって・・・。主人公の青年に同化して物語を進めると、なかなか波乱万丈の体験ができると思います。