「たとえ世界樹が終わっても、冒険はきっと終わらないんだね。」
「…諸王の…聖杯……。みな…これで……助かる…
…助かる…はずだ…のに… 何故……誰も…答えぬ?
……我…研究……伝…を… みなの……為…死…を…」
「サァ! イザユケー!
ボウケンシャー!」
「死は怖くない。ただ………」
あの蒼い海の底に一度、行きたかった…。
「…さぁ、それを泣き虫の姫に渡してやってくれ。
真祖たる王から百年越しの届け物だとな
僕の目論見の一つは潰れるが… それでも悪い気持ちではない」
「…深王さまが記憶を取り戻した。
それはとても嬉しい事。そして私は、独り、になる…。」
「エルヴァルのコト…
信じてクレテアリガトナ。」
「端的に言おう。………私を仲間に入れて下さい。」
「その為に巫女を犠牲にし、
ウロビトやイクサビトを手にかけろと言うのか!
私には考えられない…
屍の上に築かれた理想郷に どんな価値がある!」
「まさか…帝国騎士であるローゲル卿が
殿下の不利になるようなことをするものか
だが、あの苦痛に歪んだ顔を見たら…
あの方が騎士でなく、真に自由であるなら
どうしていたか…そう思っただけだ」
「煌天破ノ都…
思えば悲しみにあふれた地であるな。
世界樹を育てた者たちは
かつての黄金時代を取り戻そうとしていたに過ぎぬ。
理想と希望によりすべては始まった。
だが、そう願うことすら罪であるかのように彼らは罰を受けた。
その末裔たちが再びこの地に集い争いが起こっている…
まるで呪いのようではないか。
この戦い、諸君らの手で終わらせてくれたまえ。」
私たちは何も理解していなかった。
先人たちが過ちに至った理由を。 自分たちが目指していた物の正体を。
絶望は悪意からは生まれない。
良かれと行われる行為の積み重ねを温床に、それは育つ。
だが、私たちの試みを誰が否定できよう。
糾弾する者がいるなら教えてほしい。
明日の為、足掻くことすら諦めるなら
その生に何の意味があるのか。
「遺された時は、もはやない…
だが、心は晴れやかだ…
どうか、この大地を…守、って……」
「そして、どうか、この街を…
この大地を、守って欲しい。」
「…ばいばい、マイク」
「我が力を託そう、ハイランダー」
「ベル、倒れたまま…? もとに、戻らない?
ベル…、ベルッ…… やだよぉ…………」
「我と彼女には出来なかったが…
汝らなら…、2人が心の底から平和を願えば、力は覚醒するであろう…」
「冒険者、君たちは素晴らしい!
個体として戦う種もいれば、群体として
互いを補佐しつつ戦う種もある!
豊富な技術を駆使した多彩な戦術!
そのどれもが私の心を猛らせるのだ!」
「おいでませ、冒険者たちよ!
我が血をたぎらす闘争の渦中へと!!」
「あのね、あたしはずっとこの街にいるけど
いつかは別の街にも行ってみたいの。
これ、知ってる?
南の海の向こう、海都といわれる国にも世界樹があるんだって。
あたし、そこでまた色んな事を調べて、色んな冒険者に教えてあげたいんだ。
その時に、ハイ・ラガードの話もしたいの。
ここの世界樹もスゴイけれど、
ハイ・ラガードの世界樹もスゴくて、スゴいギルドがいたんだよ、って!」
「『アスラーガ』という街の名は、
最初に暮らし始めた我々三人の名をとって
アストリア様が命名したものだ」
「街の住人には避難を促す。
だが、僕はアスラーガの代表者だ。
住人が1人でも残るなら避難することはない」
「それからね、それからね。
せかいじゅが、ボウケンシャさんに
いってほしいことがあるって
あのね、みんなをたすけてくれて、ありがとうって。
そろからね、おめでとうって」
「ランディおじちゃんはね、しらない」
「私は
レイン… ブルーレイン」
仲間はみんな レインって呼ぶ…
「少なくとも勇気に不足はないでしょう?
誰に強制されたわけでもなく
自分より巨大な存在に立ち向かうことを
私たちは勇気と呼ぶのではありませんか?」
「冒険者が仲間を頼りにするのは当たり前だろうが」
「誕生日、おめでとう。リッキィ。」
「まったく お前ら
おっさん使いが荒いんだよ!」
「“雷霆の右腕”… こんなところに」
番外
『ペルソナQ』よりゼウスの台詞
彼もSQ世界の存在なので
「他者に縋り、己を背負わせ、怠惰を貪るその生に、
果たして何の価値があるものか!
青臭い餓鬼共よ、目を覚ますがいい!
己の足で立ち上がり、己の手で掴め。
その覚悟を見せるがいい! 生きてみせよ!」
「群れて惑い、吠えたてるしか叶わぬ悲しき者よ…
汝は命果てるまで惑う羊か?
それとも荒野を踏みしめる狼か…?」
「ならばいつの日か、我の世に来るがいい。
そこは、冒険者達の命の場…
世界樹の庇護の下、各々の由に従い、
己の足で彷徨い、己の腕で進み、傷つき、倒れてゆく戦いの場…
その手で掴むがいい、限りなき栄光を。
汝らもまた、自由を手に入れた存在なのだから…
待っているぞ…」
「我は汝、汝は我…
真に絆を力とする者よ…
更なる自由を得んと欲するか…
ならば汝と往かん。この遥かなる自由の地を…」