キャンバー角を前後ともに0にするだけでかなり改善すると思います。
現在(というか発売直後から)GT6ではキャンバー角のセッティングにバグが存在し、いくらネガティブ側に設定しようがポジティブ側に設定したかのような挙動になってしまう症状が出ています。
よってキャンバー角をつければつけるほど、直進安定性が失われるというポジ・ネガ共通のデメリットに加え、本来ネガキャンで適正化を図るはずの横方向の力に対するタイヤの接地性が問答無用で低下していく(グリップの絶対値が低下するのでコーナー速度が極端に遅くなる、スピンしやすくなる、度が過ぎると横転さえする)等、意味がないどころか損しかしないセットになっていきます。
悪影響の度合いとしては、GT6に収録されている全ての車でキャンバー前後0が鉄則になるほどです。デフォルトでキャンバーがついている車(レースカー等)を前後0にするだけで数秒単位でラップタイムが改善する等、もうメチャクチャになっています。
5以上のキャンバーをつけていたらどうなるか、考えるだけでも恐ろしいです。
バグ抜きの話だと全体的にオーバーすぎるセッティングなので、操作に困るならアンダーに振れば良いと思いますが…。トラクション関係ではサスペンションを柔らかくして接地性を良くする、車高を少し高くしてサスペンションが機能する余地を与える等が考えられます。
6は5と違ってとりあえずサスを硬くして車高を下げる、というセッティングでは通用しなくなってます。車高が高くサスが柔らかい乗用車で比べると分かりますが、6では5に比べ明らかにロール量が増えており、サスペンションを機能させるためにはある程度の車高が必要になっています。
加速に使う1?3速のギア比をハイにして緩やかな加速にしてアクセルワークを簡単にするのも良いです。緩やかといってもホイルスピンするほどパワーがある車だと、空転が減った方がグリップしているのでむしろ速くなる可能性もあります。
トルクが高すぎると低速での操作がシビアにもなりますから、足回りのセッティングを改善してなお加速で不安定ならターボを外すのも手です。