Vol.78:史実に名高い戦艦そろい踏みのオンライン海戦アクション!
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Vol.78:史実に名高い戦艦そろい踏みのオンライン海戦アクション!
by 小松ヌンチャク 2009年9月4日
『NAVYFIELD NEO』は、GAMESPACE24が運営するオンライン海戦アクション。海戦アクションということもあり、本作の舞台は海上。プレイヤーは自身の分身となる艦船を操作し、所属国家勝利のために海戦を戦っていきます。
本作の主役は艦船。史実に基づいた各国の艦船がたくさん登場します。海戦史に馴染みのないヒトでも、日本の"大和"を始め、ドイツの"ビスマルク"やアメリカの空母”エセックス”など、どこかで聞いたことのある艦船があるハズ。そんな名艦船のオーナーになれちゃうんです。史実モノのタイトルというと、渋いシミュレーションゲームをイメージしがちなんですけど、本作のゲームシステムはアクション性を重視したシステム。遊びやすく、追求するほどに緻密なゲーム性が特徴のタイトルです。
アクション性重視の戦闘はチュートリアルとで基礎を学ぼう
ゲームをスタートすると、艦船の寄港地となるドックから始まる。序盤は国籍無所属の艦船として活動し、しばらく経験を積んだら所属国を選べるようになる仕組み。まずは、操作する艦船を購入しよう。最初に購入可能な"フリゲート"艦を買ったら、船に搭載する艦載装備をセッティングする。エンジンである"機関"、船の指揮系統となる"FCS(火器管制装置)"、攻撃に必要な"艦砲"を装備し、艦砲から撃つ"砲弾"を装填すればオーケー。次に艦船を操作するために必要な"水兵"を雇って乗船させたら準備完了だ。
出船準備が整ったら、ドックから海上に出よう。マップに並ぶ"Training Mission"をクリックすると、チュートリアル開始。基本操作をミッション形式で身につけられる。本作では艦船の進行方向と艦砲の向きは独立して操作するのが特徴。初めは混乱するかも知れないけど、すぐに慣れるハズだぞ。
"精密FCS"&"遠距離FCS"は上級者向け! 序盤は"自動FCS"にしよう
FCSは艦砲の命中精度や魚雷探知に効果を発揮する装備。本作では"自動FCS"、"精密FCS"、"遠距離FCS"の3種類があり、序盤でお世話になる自動FCSは、おおよその距離や角度を自動計算してくれるのが特徴だ。一方の精密FCSと遠距離FCSは、手動で複数の艦砲を個別に操作したり、砲撃角度を調整して着弾距離を操作する。自動FCSに比べて正確な射撃を行なえるのが特徴だけど、操作キーが多いので上級者向け。車に例えると自動FCSはオートマティック車、精密FCSと遠距離FCSはマニュアル車という感じだ。海戦中に船の操作に加えて各艦砲のマニュアル操作は結構難しい。慣れないうちは、多少精度が落ちても自動FCSを使うのがオススメだぞ。
大艦巨砲主義バンザイ! 操作する艦船をアップグレード
本作における艦船は主人公の分身。ゲーム進行に合わせて艦船をアップグレードしていくのが本作の醍醐味だ。"Training Mission"をいくつかこなしていくと乗船している水兵のレベルも上がり、現状より高性能な艦船に乗れるようになる。序盤に選べるのは、もっとも小型の"フリゲート"を高性能にしたバージョンだけど、その後は"駆逐艦"、"巡洋艦"と艦船ランクとサイズも上がっていく。いずれは巨大な"戦艦"や"空母"のオーナーとなるために海戦経験を積んでいこう。
艦船をアップグレードすると、艦隊装備のチョイスにも選択肢が増える。様々な艦砲や艦載機を撃ち落とすための"対空砲弾"、潜水艦対策の"爆雷"など、用途に応じたバリエーションが選べるのだ。このほかにも装甲を追加して防御力を上げたり、艦載機を載せられたりと、艦船ランクが上がるほど選択肢が増える。より高い戦果を上げるため、アレコレ悩みながら艦船をカスタマイズしていくのが楽しいのだ。
ゲームに慣れたら大規模対人戦"大艦隊戦"にチャレンジ
序盤のTraining Missionをある程度こなしたら、初心者エリアを出て対人戦にチャレンジしてみよう。本作では積極的に対人戦に参戦するほど、多くの経験値を稼げる。習うより慣れた方が上達への近道なのだ。エリアマップには対人戦ルームを作れる"戦闘エリア"、パーツやアイテムを交換する"トレードエリア"などがある。戦闘エリアに移動すると、いくつか対人戦ルームが作られているハズ。対戦中でなければ、プレートをクリックして参戦しよう。
対人戦ルームには複数のルールがあるが、もっともポピュラーなのが"大艦隊戦"。最小16人から最大128人まで参加可能な大規模対人戦だ。ふたつのチームに分かれて制限時間内に撃破数を競うルール。参加人数によって制限時間が変わるシステムで、少人数の場合は15分間で終了するため手軽に挑戦できる。ルームに入ると、各国籍の多彩な参加艦船が待機しているハズ。フリゲートや駆逐艦の何倍もある空母や戦艦は迫力満点! 歴戦の先輩プレイヤーたちと肩を並べて戦えるのだ。参加人数が揃うと、ふたつのチームに振り分けられ対戦が始まる。プレイヤーが序盤に操作するフリゲートや駆逐艦は、攻撃力や防御力は低いが高い機動力が特徴。強力な艦船との戦闘は避け、相手艦隊の位置を索敵する偵察行動に徹するのがオススメだ。ただ、フリゲートや駆逐艦は、偵察行動中に数発の砲弾を受けただけでも即座に撃沈されてしまう。ここで注意なのが、対戦開始直後に沈められても、ルームから離脱しないこと。なぜなら大艦隊戦は、チーム全体での戦果が対戦終了時の報酬に反映される仕組み。戦況を最後まで見守った方が多くのボーナスを得られるのだ。最初のうちはすぐに撃沈されてしまうもしれないが、何度も挑戦して艦船をアップグレードしていけば活躍の場も広がっていくのだ。
ライター経歴
小松ヌンチャク
1976 年長野県生まれ。アスキー、エンターブレインより刊行されていたパソコン誌『テックウィン』編集部に在籍した後、フリーランスとなる。現在プレイしている MMORPGは『大航海時代 Online』と『World of Warcraft』。どちらもサービス開始初期から遊んでるのに、まったくキャラが育たないのはどういうことか悩み中。
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