Vol.40:すごろくとトレカが融合したカードバトル『シュミッドディーヴァ』
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Vol.40:すごろくとトレカが融合したカードバトル『シュミッドディーヴァ』
RPGやアクション、シューティングなど、さまざまなジャンルのゲームを運営しているハンゲームから、1月16日に新しいゲームのサービスが開始されました! そのタイトルは『シュミッドディーヴァ(Schmiddiva)』。オンライン対戦に特化して開発された、カードバトルゲームだ。"カードゲーム"と聞くと1対1で戦う『マジック・ザ・ギャザリング』のようなゲームを想像するかもしれないが、本作は違う。フィールドは『桃太郎電鉄』や『モノポリー』のようなすごろく状のマップになっていて、バトルはこのマップ上で行なわれる。
ゲームの物語は高度な魔法文明を持った"シュミッド"と呼ばれる世界のお話。この世界は4つの勢力によって治められていたが、あることをきっかけに魔法の源である"マナ"を奪い合うことになってしまった。そこで、各国の姫は特殊能力を持つ"マスター"を召集し、勢力拡大のために争い始めた――。
このような感じでゲームが始まる。勘のいい読者ならとっくに気づいているだろうけど、プレイヤーこそが召集されたマスターのひとりってワケ。なので、ゲームを始めると、まず最初に所属勢力を選ぶ画面が表示される。どの勢力を選んでもプレイ自体には問題はないから、公式サイトで各勢力のバックボーンや姫の特徴などを参考にして選べばいいと思う。なお、各勢力の戦果は、公式サイトのトップページや、コミュニティの勢力情報に掲載されている。いまどの勢力が一番強いのかや、所属人数、勝率を確認したいときは参考にしてみよう。
前置きが長くなったけど、『シュミッドディーヴァ』の本編について紹介します! このゲームは参加者全員が順番に行動してゆくターン制。各プレイヤーは自分の番になったらサイコロを振って、出た目の数だけコマを進める。もしも止まったマスになにも配置してなかったら、そこにモンスターを召喚できる。モンスターの召喚は、あらかじめ配られた6枚のカードのなかから自由に選んで行なうことになり、召喚に成功したら土地を制圧したということになる。これを順番に行なっていくと、マップ上のマス目は各プレイヤーが召喚したモンスターで徐々に埋まってゆく。
ゲームが中盤に差し掛かってくると、他人のモンスターが置いてあるマスに止まってしまうようになる。こうなるとバトル開始だ。あらかじめ配置してあったモンスターが土地を守っているので、このマスに止まってしまったマスターは自分のモンスターを召喚して戦わせるのだ。戦闘は各モンスターの攻撃力や防御力、ヒットポイントを元に自動で行なわれる。そして、戦いに決着が付いたら土地は勝者のものに。負けたプレイヤーはモンスターが倒されて土地を奪われるだけでなく、マスター本人もダメージを受けてしまう。受けるダメージは敗れたモンスターの種類によって4段階に分けられている。
またしても長ったらしくなってしまったが、『シュミッドディーヴァ』を超カンタンに説明すれば以上のとおり。もちろん、本作はカードゲームなので、プレイ中は戦略や駆け引きなどの要素も加わってくる。これは遊んでみなきゃわからない……けれども、こう言ってしまってはゲーム紹介のコラムにならないので、もうちょっと詳しく解説してみます。
『シュミッドディーヴァ』でキャラクターを作るとき、デッキが入ったスターターパックをもらえるのだが、火と水、森、大地の4つの属性から選んで受け取れる。それぞれの属性は特徴があり、一概には言えないけど火は攻撃が強く、大地は耐久力に優れる、といった感じ。
デッキの中身はモンスターを召喚する"ユニットカード"と、バトル中にモンスターを強化したり敵を弱体化させる"バトルマジックカード"、マップ上でモンスター強化・弱体化をさせる"フィールドマジックカード"の3種類が入っている。ゲーム中に使用できるデッキは40枚のカードで構成されているので、これら3種類のカードを自分好みの配分で割り振って作成しておく。しかし、スターターパックにはそれほど余分がないので、あまり大々的にカスタマイズすることはできない。ゲームをやり込んで自分のデッキに満足がいかなくなったら、ハンコインを使って購入するのもいいかもしれない。
カードゲームは不慣れなので心配……と思っている人もご安心を。『シュミッドディーヴァ』は説明書を読まなくてもおおまかなゲームの流れを教えてくれるチュートリアルが付属している。初めて起動したときは自動的にチュートリアルが開始されるので、説明を読みながらジックリと試せるぞ。また、それでも納得できない人のために、コンピューターとのバトルも行なえる。やりかたは簡単。自分でルームを作り、他のプレイヤーを募集せずに開始したらいいだけだ。
実は筆者は極度に飲み込みが悪い人間なので、この方法で何度も練習試合を行なった。公式サイトの遊び方を見ながらプレイしたら、5戦目でようやくコンピューターに勝利できた! たとえコンピューター相手だったとしても、勝利するのはキモチがいい。みなさんも『シュミッドディーヴァ』の遊び方に慣れるまでは、チュートリアルや練習試合を試してから遊んでみましょう!
Published by NHN Japan Corporation. Copyright (c) ZEONIX. All rights reserved.
ライター経歴
佐藤ポン
1972年、神奈川生まれの千葉育ち。パソコンゲームが大好きなフリーランスライター。アスキー、エンターブレインでパソコン誌『TECH Win』の編集者として記事制作に携わった後、2001年にフリーランスとなる。パソコンゲーム以外の趣味はマウンテンバイクとツーリング。ヒマさえあればいろいろなMMOを遊んでいる渡り鳥プレイヤー。
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