ワザップ!フォーラム
スレッド内検索
-
ここは、日本のどこかに潜む喫茶店。
お客さんはまあまあ多く、人気も高い。
ここのマスターの「レオン」は、90いくつの爺で、毎日甘いコーヒーを作っていた…
そして今日も、レオンの元へ行くものがいる。
1話へ続く。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
後々編集予定。応援よろしくお願いいたします。
-
第一話カランカラン…とドアのベルを鳴らし席に着いたのは常連客の「ミカ」。
ミカは16歳。つまり高校生。いつもレオンに学校での愚痴をこぼしている。
「ねーねーレオ爺!」
このミカの声を聴くことが、レオンの日課なのだ。
「やあミカちゃん。今日もモカの砂糖3個かい?」
「えっとねー、今日はパンケーキも追加で!」
いつもミカはモカの砂糖3個を頼んでいる。
喫茶店らしい音楽が、ミカの耳に聞こえながら、ミカは待っている。
「お待たせ。パンケーキにバター2個乗せとくね」
「やったー!レオ爺やっさしい!」
がつがつとパンケーキを食べているミカに、レオンは笑顔になった。
★--------------------------------------------------------------★
-
第二話カランカラン…
お客さんだ。しかし、レオンが見上げたが誰もいなかった。
いや、いた。小学生くらいの女の子だ。
ツインテールの小さな子だった。
「いらっしゃい。」
レオンがそう言うと、女の子は泣いてしまった。
「ど、どーしたの?レオ爺に話してみたらいいじゃん」
ミカが優しくそう言うと、女の子はこう言った。
「わたしはかおる。あのね、あのね…怖い」
かおるが話すと、ミカは
「そうなのね、怖い時はレオ爺の甘いコーヒーを飲んでみて。奢るからね。」
レオンはとびきり甘いコーヒーを作って、かおるに渡した。
一口飲むと誰でも落ち着くレオンのコーヒー。
かおるは飲むと落ち着いて、詳しく事情を教えてくれた。
どうやら、知らない人に追いかけられたのとのこと。
そして、しばらくし、かおるとミカは店を出た。
レオンはミカが飲み残したコーヒーを飲んでいた。