エルミナージュII -双生の女神と運命の大地-

????のどこにも当て嵌まりません。強いて言うなら?の世界が滅びた後。
画像の台詞から、ウィザードリィ エンパイア?の続編とも言われています。

?追加要素(?のみDS→PSPの順)
?DS→ORIGINAL…フェイスロード機能、スクリーンショット保存機能、結婚システム。
ORIGINALのイベント・ストーリーはDS版?と同じ。

ゴシック(PSP)→3D REMIX…新規イベント、２種類の新種族、新モンスター
従来の要素が復活したもの…天使の小窓、図鑑イラストと説明、ショートカットコマンド機能追加、デビリッシュ、魔傀儡

基本的にneco_doluckyさんの回答でほぼ正解です。
私からは
＞画像の台詞から、
＞ウィザードリィ エンパイア?の続編とも言われています
…の部分について言及しておこうと思います。

かつて、スターフィッシュ社が
「ウィザードリィエンパイア」というゲームを出しました。
同じスターフィッシュ社から出ている「エルミナージュ」は
表向き「ウィザードリィシリーズ」とは言ってませんが
エンパイアで使われた画像が
エルミナージュにそのまま出てたりします。

…おそらく、エルミナージュは
「ウィザードリィエンパイアシリーズ」として
販売するつもりだったのでしょう。
ですが何らかの理由で
(おそらく、スターフィッシュが
ウィザードリィという名前に関する権利を売却したため)
それが叶わず、
エルミナージュという名前で販売したのです。

ウィザードリィというタイトル名を使えない。
それでもウィザードリィのような面白いゲームを作りたい。
そんな情熱を持ち、他のスタッフを引っ張り、
実際にエルミナージュを作ってしまったのが
Ｋ氏というスタッフです。

Ｋ氏はトンデモナク働き者で、
ありとあらゆる事を１人で成し遂げました。
野球で例えるなら、
ピッチャーもキャッチャーも
監督もコーチも、球場アナウンスも全て１人でやっちゃったのです。

結果、エルミナージュシリーズは
(良い意味でも悪い意味でも)
Ｋ氏っぽさが全開です。
逆に旧エンパイアシリーズを作っていたスタッフからは
反感を買いました。

そして、Ｋ氏はクビになってしまいます。
クビになった時期は
エルミナージュ３の完成直前。
なのでエルミ３はＫ氏っぽさがしっかり残ってます。

旧エンパイアシリーズを作っていたスタッフは、
Ｋ氏が消えて喜んだ…かどうかは知りませんが、
その後Ｋ氏無しのエルミナージュ…
「エルミナージュゴシック」を作ります。

エンパイア１ 古の王女
エンパイア２ 王女の遺産
エンパイア３ 覇王の系譜
エルミ１ 闇の巫女と神々の指輪
エルミ２ 双生の女神と運命の大地
エルミ３ 暗黒の使徒と太陽の宮殿
エルミゴシック

…これを踏まえて、以下を読んで下さい。

ゴシックの中で、あるキャラは言います。

「当時いた魔物達は、太陽宮があった時代に
ようやく絶滅したときく」

「この世界を創造した者は『覇王』を創造した者という。
つまり、我々はその『系譜』である」

…これは、
・エルミ３の時代に、Ｋ氏は消えた
・ゴシックを作ったスタッフはエンパイア３を作ったスタッフ
・ゴシックこそがエンパイアシリーズの跡継ぎである
…という意味なのです。

旧エンパイアのスタッフが
「これこそ正統派！」と自信を持っていたゴシック。
ですがＫ氏を失い、ストーリーなどの設定が
メチャクチャになって大批判を浴びる事になりました。

ゴシックはその後、３ＤＳに移植されました。
その時、上記のメッセージは変更されました。

「民の声が大きければ、太陽宮が復活する可能性もあるだろう」
「今は運を天に任せるしかないのだが、
民の支えが強ければ、望みどおりになるであろう」

…これは
・反響が大きければ、エルミシリーズを復活させる可能性もある。
・ゴシックの売り上げさえ伸びれば、そうなる。
…という意味です。

結果的にゴシックは売れず、
「太陽宮が復活」する事はありませんでした。
「覇王の系譜」たる者はアメノミハシラなども作りましたが
もはやＫ氏を失った損失は埋められず
スターフィッシュ社はダンジョンＲＰＧそのものを
作る事をやめてしまいました。