耐久調整-努力値上級編‐【廃人を目指して】
- 金魚竜ガノトトス
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初級編、中級編はこちら
http://jp.wazap.com/cheat/基礎知識「3値」-初級編-【廃人を目指して】/539742/
http://jp.wazap.com/cheat/基礎知識-努力値中級編-【廃人を目指して】/539751/
大切なことはほぼ中級編で説明しました。
中級編も参考にしてみてください。
今回も、
HP=H、攻撃=A、防御=B、特攻=C、特防=D、素早さ=S
個体値31=V、個体値30=U、HABCDSの個体値が全部V=6V
などといった略語を使用させていただきます。
今回のダメージ計算などは、6Vを想定しております。
よろしくお願いします。
拘り系アイテム、命の珠、ジュエル各種を持っていると崩壊する耐久調整。
しかし、しないよりは確実にマシです。
相手の攻撃を耐えるという安心感と、次の行動への思考、また、仮に倒されたとしても相手がなんらかの強化アイテムを持っているということが分かります。
何も考えずにHに全振りしとけばいっかー。という方にはぜひ見て頂きたいです。
耐久調整例
それでは耐久調整の具体例を挙げたいと思います。
有名な調整ですと・・・
187-153-135メタグロスや205ガブリアスなどがいます。
ちなみにこれは実数値でH187、B153、D135という意味です。
拘り眼鏡キングドラのドロポンは無理です、耐えません 。
もちろんSは102という100族を2だけ抜く仕組まれたような種族値ですので最速です。
前作までの砂ガブの基本的な戦い方は、先手で身代わりを放ち、砂がくれ+光の粉で相手の攻撃が外れるのを待ち、積み技を駆使て全抜きする型となってます。
なので体力を1/4消費する効率を考えて、H実数値が205(※後で解説有)になっています。
また、地球投げ、ナイトヘッド(50の固定ダメージ)で身代わりが壊れませんが
今作は身代わりが弱体化した為、この戦略はあまり使えません。
この調整にすることにより、ライコウのめざパ氷を確定耐え、A特化ヘラクロス鉢巻インファを耐えてしまいます。
なんという耐久でしょうか・・・
※参考:育成論様
このように、耐久調整はいろいろ考えなければいけないことがあります。
基本的に調整の対象になる相手は、ガブリアス、オノノクス、ラティオス、キングドラなどのドラゴンタイプ、
それ以外には、テラキオン、ヘラクロス、ハッサムなどの高火力ポケモンが対象になることが多いです。
ダメージ計算式
ここで少しダメージの説明をします。
ポケモンにおけるダメージの計算式は、
ダメージ計算式
{(攻撃側のレベル × 2 ÷ 5 + 2)× 技の威力 × 攻撃側の能力値 ÷ 防御側の能力値 ÷ 50 + 2}×(0.85~1.00)
※小数点以下計算の度に切り捨て
で求めることができます。
レベル50フラットルールでは、
フラットルールでのダメージ計算式
(22 × 技の威力 × 攻撃側の能力値 ÷ 防御側の能力値 ÷ 50 + 2 )×(0.85~1)
※小数点以下計算の度に切り捨て
となります。
ここで「×(0.85~1)」に疑問を持った方もいるでしょう。
これは、ダメージにおける乱数を意味したもので、 ダメージは常に約15%の大きさでランダムに変動します。
ダメージ計算式は覚えなくても大丈夫ですけど、ダメージには乱数があるということは覚えておいてください。
耐久調整をする際にはその乱数の一番最高の値を基準として調整します。
耐えるか耐えないかのところで調整しても耐えなかったら何の意味もないですからね;;
【よくある質問】
努力値ってHに振ればいいの?
それともBとDに振った方が良いの?
ここが一番悩むところですね。
基本的に、Hの種族値が低ければHに、Hの種族値が高ければBかDに振るのが普通です。
例を挙げますと、
Hが高いポケモン→ハピナス・ソーナンス・ホエルオー・ママンボウ・カビゴンなど
Hが低いポケモン→ツボツボ・FCロトム・デスカーン・サマヨールなど
ハピナスの場合はH252振るより、B(もしくはD)に252振った方が硬くなり、
ツボツボの場合はBやDに振るよりはHに252振った方が硬くなります。
ハピナスがA252振りのガブリアスの逆鱗を食らった。
補正無しH252振りの場合→ダメージ割合:112.9~133.4%
補正有りB252振りの場合→ダメージ割合:54.8~64.8%
確実にBに振った方が硬くなりますね。
ハピナスはHが極端に高く、Bが極端に低いので、こんなに明らかな差が出ました。
ツボツボがA252振りのガブリアスの逆鱗を食らった。
補正有りH252振りの場合→ダメージ割合:35.4~42.5%
補正有りB252振りの場合→ダメージ割合:42.1~50.5%
ハピナスよりは差が出ませんでしたが、こちらはHに振った方が硬いということが分かります。
ちなみにBとD両方に努力値を裂きたい場合はH:B+D=1:1が最も効率がいいといわれています。
また、Hの種族値のほうが高くても、物理・特殊両方に硬くしたい場合は、Hに多く振る場合もあります。
耐久指数等についてはごちゃごちゃするので記載しません。
耐久調整実践編
ダメージ計算ツール↓
http://pokemon-trainer.net/xy/dmcs/
個体値計算ツール ↓
http://yakkun.com/dp/ic.htm
ここを使用すると楽です。
例にヘラクロスの耐久調整をしてみましょう。
■ヘラクロスの種族値
H80/A125/B75/C40/D95/S85
無駄が全くないいい種族値ですね。
Aの高さに目が行きますが、耐久もなかなかのものです。
Sがもうすこしあれば・・・
まず、仮想敵を決めましょう。
ドリュウズ、テラキオン、ラティオス、ウルガモス・・・
ここで気づけることはヘラクロスで狩れそうなポケモンは、素早く、上から叩かれるポケモンであることが多いです。
これは調整が必要ですね。
仮に今回はスカーフ型としましょう。
天候ダメージ
天候ダメージは最大HPの1/16のダメージを受けるので、
16n-1の調整で天候ダメージを軽減できます。
HP176→11ダメージ
HP175→10ダメージ
私はまず天候ダメージを気にして調整します。
個体値計算ツールでLv50の時、どれだけ努力値を振ればいいかを計算します。
HPに156振ると実数値175になることが分かります。
次に、砂パに役割を持ちたいならBへ、後出しからラティを狩りたいならDへ振ったりして耐久の調整を行います。
以下、育成論様で僕が一番気に入っている調整のものがありますので参考にしてみてください。
→ヘラクロスとスカーフと心強さと
S調整は今回は割愛します。
上級編②へどうぞ。
自分だけのポケモンを作る楽しさが増えますね!!
HP調整
新しくHP調整も記載しようと思います。(8/26追記)
HP調整はあらゆる調整の中でも、一番気にしていかねばならない調整です。
例えば・・・
天候ダメージは最大HPの1/16ですね。
先ほど上げたヘラクロスのHPが176だった場合と175だった場合で説明すると、
176→165→154→143→132・・・
175→165→155→145→135・・・
となり、見てわかるように下の調整の方が効率がいいのが分かりますね。
それでは調整例を記載していきます。
4n→4の倍数になっている(例:実数値180)。
4n-1→4の倍数マイナス1となっている(例:実数値179)。
こんな感じで読み進めてください。
☆調整名→備考の順に記載。
・16n-1調整 天候ダメージやどくどくのダメージを最小限に抑えることができる。マンムーなどの天候ダメージを受けないポケモンは気にしなくてもいい。
天候ダメージ:最大HPの1/16
・16n調整 食べ残し、アイスボディ等の最も効率の良い調整。
・8n調整 ポイズンヒールの回復に最も効率のいい調整。
・4n+1調整 身代わりを使う際にはこの調整は必須と言ってもいいです。身代わりを使うポケモンのHPが4nだったら3回しか身代わりを出せない。
身代わりで削られるHP:最大HPの1/4
・16n+1~3調整 みがまもによく見られる調整。食べ残しなら4回、ポイズンヒールなら2回で
身代わり分のHPを回復できる。
・10n-1調整 命の珠のダメージを最小に抑えることができる。
珠ダメージ:最大HPの1/10
・2n+1(2n-1)調整 奇数調整。ウルガモス・メガヤンマ・リザードン等はステルスロックでのダメージが1/2となるため、偶数だとひっこめることができなくなる。
・2n調整 腹太鼓→オボンが有名。オボン&身代わりは4n調整。
・実数値205調整 主にガブリアスがとる調整。身代わりがHP51で発動するので、地球投げやナイトヘッドで身代わりが壊れない。
同様にHP種族値が低いポケモンは実数値を151にしたりするのもよい。
こんな感じで調整するのが一般的です。
続きは上級編②へ
http://jp.wazap.com/cheat/基礎知識「3値」-初級編-【廃人を目指して】/539742/
http://jp.wazap.com/cheat/基礎知識-努力値中級編-【廃人を目指して】/539751/
大切なことはほぼ中級編で説明しました。
中級編も参考にしてみてください。
今回も、
HP=H、攻撃=A、防御=B、特攻=C、特防=D、素早さ=S
個体値31=V、個体値30=U、HABCDSの個体値が全部V=6V
などといった略語を使用させていただきます。
今回のダメージ計算などは、6Vを想定しております。
よろしくお願いします。
耐久調整-努力値上級編-
拘り系アイテム、命の珠、ジュエル各種を持っていると崩壊する耐久調整。
しかし、しないよりは確実にマシです。
相手の攻撃を耐えるという安心感と、次の行動への思考、また、仮に倒されたとしても相手がなんらかの強化アイテムを持っているということが分かります。
何も考えずにHに全振りしとけばいっかー。という方にはぜひ見て頂きたいです。
耐久調整例
それでは耐久調整の具体例を挙げたいと思います。
有名な調整ですと・・・
187-153-135メタグロスや205ガブリアスなどがいます。
■187-153-135グロス:意地っ張り H252/A36/B20/D196/S4
この調整例のメタグロスはDに多く振ることでキングドラ@命の珠 のハイドロポンプ確定耐えという調整になっています。ちなみにこれは実数値でH187、B153、D135という意味です。
拘り眼鏡キングドラのドロポンは無理です、耐えません 。
■205ガブ:陽気 H172/A76/B4/D4/S252
この調整例のガブリアスはHに多く裂き、もともとある耐久をあげた有名な調整です。もちろんSは102という100族を2だけ抜く仕組まれたような種族値ですので最速です。
前作までの砂ガブの基本的な戦い方は、先手で身代わりを放ち、砂がくれ+光の粉で相手の攻撃が外れるのを待ち、積み技を駆使て全抜きする型となってます。
なので体力を1/4消費する効率を考えて、H実数値が205(※後で解説有)になっています。
また、地球投げ、ナイトヘッド(50の固定ダメージ)で身代わりが壊れませんが
今作は身代わりが弱体化した為、この戦略はあまり使えません。
この調整にすることにより、ライコウのめざパ氷を確定耐え、A特化ヘラクロス鉢巻インファを耐えてしまいます。
なんという耐久でしょうか・・・
※参考:育成論様
このように、耐久調整はいろいろ考えなければいけないことがあります。
基本的に調整の対象になる相手は、ガブリアス、オノノクス、ラティオス、キングドラなどのドラゴンタイプ、
それ以外には、テラキオン、ヘラクロス、ハッサムなどの高火力ポケモンが対象になることが多いです。
ダメージ計算式
ここで少しダメージの説明をします。
ポケモンにおけるダメージの計算式は、
ダメージ計算式
{(攻撃側のレベル × 2 ÷ 5 + 2)× 技の威力 × 攻撃側の能力値 ÷ 防御側の能力値 ÷ 50 + 2}×(0.85~1.00)
※小数点以下計算の度に切り捨て
で求めることができます。
レベル50フラットルールでは、
フラットルールでのダメージ計算式
(22 × 技の威力 × 攻撃側の能力値 ÷ 防御側の能力値 ÷ 50 + 2 )×(0.85~1)
※小数点以下計算の度に切り捨て
となります。
ここで「×(0.85~1)」に疑問を持った方もいるでしょう。
これは、ダメージにおける乱数を意味したもので、 ダメージは常に約15%の大きさでランダムに変動します。
ダメージ計算式は覚えなくても大丈夫ですけど、ダメージには乱数があるということは覚えておいてください。
耐久調整をする際にはその乱数の一番最高の値を基準として調整します。
耐えるか耐えないかのところで調整しても耐えなかったら何の意味もないですからね;;
耐久面への努力値の裂き方
【よくある質問】
努力値ってHに振ればいいの?
それともBとDに振った方が良いの?
ここが一番悩むところですね。
基本的に、Hの種族値が低ければHに、Hの種族値が高ければBかDに振るのが普通です。
例を挙げますと、
Hが高いポケモン→ハピナス・ソーナンス・ホエルオー・ママンボウ・カビゴンなど
Hが低いポケモン→ツボツボ・FCロトム・デスカーン・サマヨールなど
ハピナスの場合はH252振るより、B(もしくはD)に252振った方が硬くなり、
ツボツボの場合はBやDに振るよりはHに252振った方が硬くなります。
ハピナスがA252振りのガブリアスの逆鱗を食らった。
補正無しH252振りの場合→ダメージ割合:112.9~133.4%
補正有りB252振りの場合→ダメージ割合:54.8~64.8%
確実にBに振った方が硬くなりますね。
ハピナスはHが極端に高く、Bが極端に低いので、こんなに明らかな差が出ました。
ツボツボがA252振りのガブリアスの逆鱗を食らった。
補正有りH252振りの場合→ダメージ割合:35.4~42.5%
補正有りB252振りの場合→ダメージ割合:42.1~50.5%
ハピナスよりは差が出ませんでしたが、こちらはHに振った方が硬いということが分かります。
ちなみにBとD両方に努力値を裂きたい場合はH:B+D=1:1が最も効率がいいといわれています。
また、Hの種族値のほうが高くても、物理・特殊両方に硬くしたい場合は、Hに多く振る場合もあります。
耐久指数等についてはごちゃごちゃするので記載しません。
耐久調整実践編
ダメージ計算ツール↓
http://pokemon-trainer.net/xy/dmcs/
個体値計算ツール ↓
http://yakkun.com/dp/ic.htm
ここを使用すると楽です。
例にヘラクロスの耐久調整をしてみましょう。
■ヘラクロスの種族値
H80/A125/B75/C40/D95/S85
無駄が全くないいい種族値ですね。
Aの高さに目が行きますが、耐久もなかなかのものです。
Sがもうすこしあれば・・・
まず、仮想敵を決めましょう。
ドリュウズ、テラキオン、ラティオス、ウルガモス・・・
ここで気づけることはヘラクロスで狩れそうなポケモンは、素早く、上から叩かれるポケモンであることが多いです。
これは調整が必要ですね。
仮に今回はスカーフ型としましょう。
天候ダメージ
天候ダメージは最大HPの1/16のダメージを受けるので、
16n-1の調整で天候ダメージを軽減できます。
HP176→11ダメージ
HP175→10ダメージ
私はまず天候ダメージを気にして調整します。
個体値計算ツールでLv50の時、どれだけ努力値を振ればいいかを計算します。
HPに156振ると実数値175になることが分かります。
次に、砂パに役割を持ちたいならBへ、後出しからラティを狩りたいならDへ振ったりして耐久の調整を行います。
以下、育成論様で僕が一番気に入っている調整のものがありますので参考にしてみてください。
→ヘラクロスとスカーフと心強さと
S調整は今回は割愛します。
上級編②へどうぞ。
自分だけのポケモンを作る楽しさが増えますね!!
HP調整
新しくHP調整も記載しようと思います。(8/26追記)
HP調整はあらゆる調整の中でも、一番気にしていかねばならない調整です。
例えば・・・
天候ダメージは最大HPの1/16ですね。
先ほど上げたヘラクロスのHPが176だった場合と175だった場合で説明すると、
176→165→154→143→132・・・
175→165→155→145→135・・・
となり、見てわかるように下の調整の方が効率がいいのが分かりますね。
それでは調整例を記載していきます。
4n→4の倍数になっている(例:実数値180)。
4n-1→4の倍数マイナス1となっている(例:実数値179)。
こんな感じで読み進めてください。
☆調整名→備考の順に記載。
・16n-1調整 天候ダメージやどくどくのダメージを最小限に抑えることができる。マンムーなどの天候ダメージを受けないポケモンは気にしなくてもいい。
天候ダメージ:最大HPの1/16
・16n調整 食べ残し、アイスボディ等の最も効率の良い調整。
・8n調整 ポイズンヒールの回復に最も効率のいい調整。
・4n+1調整 身代わりを使う際にはこの調整は必須と言ってもいいです。身代わりを使うポケモンのHPが4nだったら3回しか身代わりを出せない。
身代わりで削られるHP:最大HPの1/4
・16n+1~3調整 みがまもによく見られる調整。食べ残しなら4回、ポイズンヒールなら2回で
身代わり分のHPを回復できる。
・10n-1調整 命の珠のダメージを最小に抑えることができる。
珠ダメージ:最大HPの1/10
・2n+1(2n-1)調整 奇数調整。ウルガモス・メガヤンマ・リザードン等はステルスロックでのダメージが1/2となるため、偶数だとひっこめることができなくなる。
・2n調整 腹太鼓→オボンが有名。オボン&身代わりは4n調整。
・実数値205調整 主にガブリアスがとる調整。身代わりがHP51で発動するので、地球投げやナイトヘッドで身代わりが壊れない。
同様にHP種族値が低いポケモンは実数値を151にしたりするのもよい。
こんな感じで調整するのが一般的です。
続きは上級編②へ
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ユーザーコメント(1件)
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- 8dLlFAiM
- No.2331677
- 2014-03-02 18:06 投稿
参考になりました
ありがとう!
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