機龍 技一覧+解説

機龍 技一覧+解説
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牽制に使える技が無いので、敵の攻撃をガードしつつ、それ以上の威力のコンボを叩き込む戦法が主力。必然的にサバイバルモードが苦手である。
打撃で大きく怯む事、対空で使える素早い技が無い事から、昆虫怪獣三種類が天敵。


×  ジャブ二連→回転二連裏拳
打撃を4連打するコンボ。威力は4→4→16。すべてリーチが短めなので密着間合いで使わないと、2段目が外れ、大技でカウンターを貰う事が多い。2段目と3段目の間の隙にカウンターを挟まれる事もあり、使い勝手が悪い。

前×  ダブルハンマーフック
打撃、威力20。前方へ飛びかかりながら両手で鉄槌。前隙が大きいため迂闊に使うと大概迎撃される。棒立ちの敵やダウン中の敵に使っても、後隙が膨大(ジャンプキャンセル不可)なので起き上がり反撃が確定してしまう。
吹き飛んだ敵が空中にいる内に当てるといい。

後ろ×  飛び込みハンマーフック
打撃、威力20。走りジャンプと同じぐらいの距離を飛び込みながら鉄槌。リーチが長くなった「前×」と考えればいいが、前後の隙がより大きいので、「前×」以上に対空攻撃という面が強い。至近距離の敵に使うと飛び越えてしまい当たらない。建物の向こう側へ敵が吹き飛んだ時は迷わずコレ。

上×  回転二連裏拳
打撃、威力6→10(計16)。その場で回転しつつ、裏拳で敵を薙ぎ払う。入力とほぼ同時に攻撃できるが密着しないと当たらない。メガロは大きく吹き飛ばせるので積極的に狙える。

下×  アッパーカット
打撃、威力16。一秒ほどタメて、前進しつつアッパー。威力では「上○」のテイルアッパーが上だが、こちらは打撃属性、ジャンプキャンセルが可能で、Hitすれば「ジャンプ□」や空中メーサーで追撃できるため、メカ怪獣(特にメカゴジラ2)に対してかなり有効打となる。しかもメカゴジラ系が相手なら「下□」からコンボになる。密着していると外れる事があるので注意。


□   ローキック→ハイキック
斬撃、威力6→10。隙が大きい割に威力があまりないため使い勝手は良くない。筆者自身もほぼ使わない。

前□  スラッガーキック
斬撃、威力28。前方にジャンプして接近し、回し蹴り。敵に捕まらなくなる、スイープ攻撃を躱しながら攻撃できる、とメガロと使い勝手が似ている。足払い系起き上がり攻撃を回避しながら攻撃できるが、タイミングがシビア。

後ろ□  ダブルキック
斬撃、威力16。0.5秒ほどタメて蹴り出す。前隙が大きめなわりにリーチが短いため使いにくく、何より「後ろ○」が完全上位互換なので使い道がない。

上□  回転三連キック
斬撃、威力8→8→8。入力とほぼ同時に飛び上がり、上空に対して三連続で蹴りを浴びせる。棒立ちの敵に使うと2回しかHitしない事が多いうえ、後隙が大きいためほぼ確実に大技でカウンターを貰うことになる。
これも空中に飛んだ相手を追撃するのに使うのがベスト。この使い方なら3回当てるのも容易く、攻撃後速やかに離れれば起き上がり反撃を貰う心配もない。

下□  足払い
斬撃、威力9。左足を軸足に右足で足払いをかける。素早いうえに意外にリーチが長く、対人で使えば敵が反応しきれず当てられる事も。対CPUでも牽制として使え、当たらない距離でもこれを出すと、CPUがガード→即座に何らかの技を使う事がある。そこに素早くリーチの長い「後ろ○」を叩き込んだりできる。
また、メカゴジラ系には足を痛がる動作をさせる事が可能なため、隙だらけにしたところに「下×」のアッパー、さらに追撃で「空中メーサー」を浴びせる事も可能。一気に50近いダメージを与える事ができる。
当然ながら成虫モスラ、メガギラスには当たらない。

○  しっぽ攻撃→ジェットテイルアタック
斬撃→斬撃、威力6→18。初撃はリーチが短く、密着するぐらいでないと当たらない。そして二段目はどうしてこうなったのか、前隙が大きいこの攻撃である。初撃で空中に浮かせるわけでもなく、よほど相手がよそ見でもしていない限り当然ガードされる。密着距離で敵が大型の建物を持ち上げた時にしっぽ攻撃→建物落下→ジェットテイルアタック、というコンボがどうにか繋がる、と言ったぐらいに使い勝手が悪い。

前○  ジェット頭突き
打撃、威力20。しゃがみこみ、その姿勢で敵にジェットで突進する。突進中は進行方向を変更できる。突進中に「○」で中断できる。
似たような突進技である「R2+L2」と比較すると、
・始動が早い。入力から0.5秒で突進開始。中距離で敵が建物を持ち上げた時にとっさに使える。
・低い姿勢で突進するため、敵が建物を投げてきても、下をくぐって回避できることがある。
・突進距離に関わらず威力が20で固定。近〜中距離戦向き。
・時間制限なく突進し続ける。「R2+L2」では時間制限あり。
・スーパーアーマーが付いていないため、弱い攻撃で妨害されてしまう。
・建物に衝突するとそこで止まってしまう。ビル街では使い勝手が悪い。
・建物に衝突するか、突進中に「○」で中断した場合、くるりと後ろを向いてから停止する。背後からの攻撃はガードできないので危険。
という利点・欠点があり、状況で使い分けると良い。

後ろ○  ジェットテイルアタック
斬撃、威力18。入力後、0.5秒ほどタメて、前方に突進しながら尻尾で殴る。射程が長く、後隙も小さめでジャンプキャンセル可能。Hitすると敵を斜め上に跳ね飛ばすため、ジャンプキャンセルから「空中メーサー」で追撃できる(威力43)。また、しっぽの付け根〜尻尾の中ごろでHitさせれば、ジャンプキャンセルから「空中□」で追撃→フルチャージメーサーを狙う事もできる。
前隙は小さめだがスーパーアーマー効果が無いため簡単な攻撃で止められる事、自分が突進した一瞬後に尻尾の攻撃判定が出現する事に注意。特にCPUのメガロはこの攻撃に対し「前○」を使ってくるが、前述の特徴により一方的に迎撃されてしまう。地上に立った状態のメガロには迂闊に使わない事。メガロの大技をガードした後なら安心して使える。
尻尾の位置が低いためか、成虫モスラとメガギラスには自分が斜面の上にでもいないと当たらない。

上○  テイルアッパー
斬撃、威力25。敵に背を向け、尻尾を振り上げる。割と素早く発動し、上空まで攻撃判定があるため、ジャンプ攻撃などで空中から肉弾戦で挑んでくる敵を迎撃するのに向いた性能。反面、横へのリーチが短く、地上戦ではほぼ密着していなければ当てられない。ジャンプキャンセルもできないため、敵の決定的な隙には「下×」や「後ろ○」などのようなコンボに繋げられる技で攻撃した方が良いだろう。
CPUメガギラスと対戦する場合、適切な距離からこれを出すと相手が回転タックルで突っ込んできて勝手に自滅してくれる。

下○  ジェット気流
吹き飛ばし、威力無し。くるりと敵に背を向けてしゃがみ込み、背中のジェットの勢いで敵を押し出す。これ自体に攻撃力は無い。ガードされると押し出し効果が激減する。敵と向き合った状態で使っても、背を向ける間に敵が目前まで来てしまうのであまり効果がない。敵に背を向けた状態で使うと一瞬でジェットを噴射するので、こちらの方が使い勝手がいい。敵に背を向けた状態で○を押してもこれになる。

R2+L2  ジェットタックル
打撃。威力は突進距離によって10→27に増える。入力から2秒間タメた後、突進して吹き飛ばす。元ネタはおそらく「機龍を空中で切り離す!」のアレ。よほどインパクトがあったのか、原作さながらの強烈な吹き飛ばし効果を持ち、まともに当てると相手が画面の限界近い距離まで吹き飛ぶ(生ギドラ以外)。機龍の硬直時間も長めだが、ガードされても大きくノックバックさせるため、割と安全。
「前○」の頭突きに比べて以下の長所がある。
・建物に当たっても中断しない上、当たった建物にダメージを与える。スペゴジの結晶体は即座に砕いて突進を続行する。
・わずかな距離(機龍の全長ぐらい)を突進すれば威力は27に上昇する。
・スーパーアーマーが付いているため、簡単な攻撃では止まらない。二段階ぐらい貯めたビームや大型の建物でやっと止まるぐらい。これにより敵に大きなプレッシャーを与えられる。
・立った状態と判定されるのか、突進しながらアイテムを取れる。反面、スイープ攻撃に突っ込むと吹き飛ばされる。
・「○」で中断しても方向転換しない。後隙は大きいが、背後から攻撃されないため「前○」より安全。
CPUが建物を持ち上げようとした場合、一直線に敵へ向かうのではなく、孤を描く機動で敵に突進すれば、投げつけられる建物を回避しつつ敵を吹き飛ばせる。一応、「前○」も同様な機動をすると安全。
突進するまでに2秒も時間があるため、敵のビーム攻撃を建物・背後回り込みなどで回避しつつ発動し、うまく当てよう。当たらなくてもプレッシャーを与えられるので、敵がビームを使いにくくなる。
打撃に弱いメガロにはクリーンヒットで41ダメージ、パワーアップ中なら57ダメージも入る。ぜひ狙っていこう。

R2 飛行
機龍は飛行姿勢の問題から当たり判定が地上付近まで下りてきているため、アッパーなどに当たりやすい。コンボの繋ぎや「空中メーサー」での追撃orとどめ以外では迂闊に飛び上がらない方がいいだろう。

空中×  ボディブロー
打撃、威力14。着地してから殴りつける。射程が短く、密着していないと当たらない。クリーンヒットすれば大きく敵を突き放せるため、ゴジラなど接近戦に強い怪獣の起き上がり攻撃に合わせてカウンターで使い、距離を離しながら戦うといい。

空中□  空中ヤクザキック
斬撃、威力16。着地しながら右足を突き出して蹴る。リーチは長いが発生は遅め、後隙も大きいため、ガードされたり相手が斬撃耐性だったりすると反撃されてしまう。空中の敵を蹴るとかなりの距離を吹っ飛ばせる。
斬撃が効果的な相手がフィールド限界に触れて跳ね返ってきた時や、「後ろ○」からのコンボに用いる。

空中○  ジェット頭突き
打撃、威力16。ダウン中の敵も攻撃できるものの、Hit後に反転してから着地するため後隙が膨大になり、直立状態orダウン中の敵に使うと起き上がり反撃が確実に当たってしまう。「下×」で吹っ飛ばした敵に追撃で出せば空中でHitし、敵を再び空中に跳ね飛ばせる事もあるが、確定しづらい。
空中前転で逃げ回るアンギラスの着地狩りに使える。

L1  メーサーブレード
メーサーブレードで敵を突き刺して捕まえる。放置すると電撃で追加ダメージが7回まで入り、それ以上放置すると敵を離して気絶する。
掴み判定の発生が遅く、敵を持ち上げて運んだり方向転換したりができない。また掴み中にミサイルが敵にHitしてもノーダメージでミサイルが無駄になるので注意。

掴み×  背負い投げ
威力15。自分の背後に投げ飛ばす。自分も自動で敵に向き直るので、即座に追撃できる。威力が低いのはメーサーブレードの追加ダメージと追撃でカバーしよう。

掴み□  上昇→蹴落とし
打撃、威力15→落下10。正面に敵を落下させ、自分は右に向く。

掴み○  押し出し→殴り飛ばし
打撃、威力20→落下5。敵を捕まえたまま前方に高速でスライドし、殴ってダウンさせる。前方にビルなどがあった場合、殴った後敵が密着距離に落下し、起き上がり反撃を貰ってしまうので前方の地形に注意。逆に機龍が苦手とするビル街から離れるときに使える。


R1  ツインメーサービーム
電撃、威力50。射角は左右80度ほど。発射の瞬間に下を向き、わずかな時間差を置いて敵に命中するので、敵の起き上がりに合わせてHitさせたいときは他の怪獣より一瞬早くR1を放す事。
なお、メガロに吸収されてしまうので対メガロ戦では封印しよう。

空中R1  空中メーサー
電撃、威力25。ダウン中の敵に攻撃できる格闘技がどれもリスキーなので、ダウン中の敵に安全に攻撃できるのはコレ一択となる。「後ろ○」から始まる空中コンボの〆に使える。
これもメガロに吸収される。

R1短押し  ミサイルランチャー
爆破、威力8×6発。一秒ほどタメて、背中から6発をほぼ同時に発射する。このためメカゴジラ2のミサイルより妨害されにくいが、後方に飛んでから敵に向かうため、発射から着弾までが長い。ビルの陰からの攻撃も可能。
敵に背を向けて発射するとまっすぐ敵に向かう。
対CPUメガロ戦では温存しよう。とどめで一気に連射するといい。発射後は大概地面に潜られるが、ミサイル接近を見計らってわざと上を通り、自分を掴ませよう。ノーダメージでほぼ全弾当てられる。


起き上がり攻撃  ジェット頭突き
打撃、威力16。他怪獣の起き上がり攻撃に比べて異常に使い勝手が悪く、
・他怪獣と違い発動時に被ダメージ軽減効果なし
・一秒程度しか突進できないため、外すと敵の至近距離で膨大なスキを晒す。もう一度ダウンさせられる事も。
・建物に当たると後ろを向いて着地。発動の瞬間に上半身が建物に触れていると、発動した瞬間に終了、更に膨大なスキを晒す。
以上のように非常にリスキーな技なので、ビル群の中でダウンさせられたらダメージ覚悟で敵から離れた方が無難。これで反撃しようとするとドツボにはまる。


超必殺技  アブソリュート・ゼロ
冷凍、威力27。二秒タメた後に敵に向けて発射し、地上で直立した状態の敵は氷結させる。地中にいるメガロやバラゴンにもHitし、地上に無理やり引き戻して氷結させる。ジャンプ中やダウン中の相手はダメージを与えるだけに留まるので、発射タイミングは工夫しよう。なお射程はメガロのビームと同程度なので、射程外に退避されないように敵に接近してから発射するといい。
真上にも発射できるので、敵の機龍が撃とうとしたら頭上を飛び越えようとしない事。
モスラの場合は「後ろ○」で反射できる。