対戦が熱くなるちょっとしたテク-ガノンドロフ

やっぱりスマブラといえば対戦！　ですよね。(自分は競技場なんかも好きですが)
そこで、初心者から上級者まで関係なく、対戦を楽しむためのちょっとしたテクニックや小技を紹介していきたいと思います。
自分で考えた(既にあったのかもしれませんが、なかったことにしておきます)ものもあるので、楽しみながら見てください(笑)

　初回はガノンドロフです。
　そこかしこで『最弱』と言われているかわいそうなガノンドロフですが、使いこなしたときの強さは実は結構凄かったりします。
　ここではガノンドロフの(自分の考える)特徴もみながら、ちょっと役に立つ(と思う)テクニックを紹介していきます。

『ホッピング』
　これはガノンドロフのテクニックでも一番有名かと思われます。
　何のことかというと、小ジャンプから空中下攻撃(以降、空下と略します)を最速で出すと……

　なんと全く隙がないままに次の行動に移れるというちょっと反則的でもある技です。
　図って作られたものではないと思いますが、よくできてると思ってしまうくらい役に立ちます。

　やり方は……まあ書いたままなのですが、小ジャンプしてから最速で空下を出すだけです。
　もちろん横に移動しながらも出せます。上級者にはもはや説明不要の基本テクニックですね。
　またこれは空下のみに限った話ではなく、空上や空後にも応用がきくので実はこれを知っているだけでも対戦の幅が広がったりします。
　ネーミングについては……他で聞いてください(笑)

　ちなみにホッピング自体はガノンドロフだけではなく、キャプテン・ファルコンなんかも使っていけるテクニックだったりします。
　一番有名なのがガノンドロフで、また一番ホッピングの性能がいいのもガノンドロフ、というだけです。


『押し出し』
　自分で考えた？　というか、実際やっていて知らない相手には意外と決まるのが面白かっただけです。ネーミングは適当。
　何のことかと言いますと、ただ単に上Bのことです。
　しかしそれは本体の攻撃(掴んで電撃)ではなく、後の手の攻撃(紫色に相手が燃える)の方をいいます。

　あの技のあの部分はやけにリーチが長く、攻撃判定が強い(気がする)のでタイミングを計ると意外とよく当てられます。
　当てると斜め上方に敵を飛ばせます。しかも案外強めに。

　慣れればこの押し出しは簡単にできます。
　まず敵を適当に上方へ飛ばしておきます。このとき相手のダメージは１１０％を超えているくらいがベスト。
　そして相手が戻ってくるタイミングを見計らって、急にジャンプして上Bの後の手の部分を当てるだけです。

　まずリーチの長さに急に攻撃された相手は驚き、しかも意外と強く飛ぶためにそのまま上方ミス。
　と、こういう感じのテクニックです。
　ただし欠点は慣れてくると非常にわかりやすいことと、そうでなくても空中回避で簡単に避けられてしまうことです。

　知らない相手に意表をつく感じで、または忘れた頃に急に出してやると意外と決まってしまったりします。
　ちなみに押し出しと称した要因は、ガノンドロフが上へ飛び上がりながら敵を上へ追いやっているような感じがしたから、というだけです。


『ちょっと回避』
　これも自作。というかやってれば気づくかもしれないことです。またネーミングは適当。
　何かというと、小ジャンプして最速で空中回避をし、相手の攻撃をかわしながら後ろへ回ったりして、着地直後に横強攻撃など出の早めな技を当てること。
　つまり『ちょっと回避』自体はただの小ジャンプ＋最速空中回避です。

　で、これが意外と引っかかってしまう感じです。
　慣れても隙の少なさや短くとも確実な回避に攻撃をちょっとスカされたり、直後に攻撃を受けたりとやられてみると案外厄介な感じがします。
　特に、攻撃時間の短い技を出されることを読んだ時などには突然使ってみたりすると上手い具合に回避をし、直後に攻撃を入れることができるので読みが上手ければとても使い心地のいい小技です。

　ちなみに回避直後の攻撃は横強がいい感じです。
　なぜこれがガノンドロフのテクニックになるかというと、小ジャンプの低さと落下速度の速さがあいまって、小ジャンプ＋最速空中回避をすると小ジャンプ中は着地するまで回避状態になるから、です。


『確定コンボ』
　これは知っている人は知っているでしょう。名前は勝手に付けましたが。
　その名のとおりコンボ技なのですが、どういうコンボ技かですね。
　単純に説明すれば、地上横B→弱or横強or下強となります。

　しかしこれは、相手キャラによってつなげる３つのうちどれが確実に入れられるか、またはどれも入れられないかなどが変わってきます。
　そのあたりを説明するのは面倒なので言いませんが、傾向としては大きいキャラや太めのキャラには弱、普通の大きさには下強、一部だけ横強といった感じです。

　特に下強からは連携技にもっていけたり、横強なら強く真横に飛ばすことができるので確実につなげられるコンボとしては結構優秀だったりします。
　誰にどれが入るかなどを覚えていれば、これをマスターするだけでも結構対戦を楽に進められるかもしれませんね。

　ちなみに技が確実に入る理由としては、ガノンドロフの横Bは受け身が取れない技だから、とこれだけです。
　まあもちろん、次に入れる３つの技の出の早さも関係しているんですけれども。


『烈鬼脚キャンセル』
　これも上級者には有名かもしれません。
　これまたその名のとおり、烈鬼脚(下B)をキャンセルする、というものです。
　どういうことか説明すると、地上での下Bが終わるタイミングで崖にさしかかると、ほぼ全く隙の無いままに次の行動に移れる、という意味でテクニックなわけです。

　どうなることがこれを言うのかわからなければ、終点の端(ゆっくり歩いていくと進めなくなるふらふらする一番端)から、真ん中に向かって２回転がり回避をし、そこから今向いている方に下Bをやってみればわかります。途中に何かをおいたりはしないように。
　これを使うと、この技からの連携もあるかもしれません。

　ただ、これを使って連携技やコンボを作るときにはちょっと注意点があります。
　地上では下Bをして、突進しているときに何か(アイテムや相手キャラなど)に当たるとそこからの移動速度が半減することです。

　そのため、上で述べたやり方だとステージの端まで到達できなくなり、終わりの隙が普通に出てしまいます。
　そういうとき、当てる相手が１人であり、途中にアイテムなどが無いならば、２回転がり回避をしたその場所から１回だけスティックをはじいて軽くダッシュ(ステップ)した場所から出すと、ちょうど相手に当てながらキャンセルができ、そのまま攻撃につなげられます。

　覚えておくとかなり役立つ場面があるかもですね。
　しかし相手のダメージが低すぎると、こちらが技の隙をキャンセルする前に反撃されるかもしれないので過信は禁物です。
　でもこの技から急にコンボをつなげたりできたら格好いいこと間違いなしです！　……多分。


『殴り崖捕まり』
　これまた自分で考えたものです。ネーミングももちろん適当。
　崖捕まりをする際、少し上手い人ならなるべく下の方からぎりぎりのラインを狙っていきますよね。
　知らない人はそれを覚えるだけでも復帰確率上がるかもです(笑)

　それで、ぎりぎりのラインを狙って上Bをするときにちょっとフェイントをかけて攻撃をしてやるというものです。
　復帰妨害をする敵が崖のすぐ近くにいるときなら結構効果ありです。

　やり方はちょっと慣れないとやりづらいですが、簡単ではあります。
　ぎりぎりのラインから上Bをするとき、上Bを出してからはスティックを下に倒しておきます。
　そうすると、普通なら攻撃を中断して勝手に崖に捕まるところを、崖に捕まらずに上Bの攻撃ができるわけです。

　そして、ぎりぎりのラインから狙って当てられるのは上Bでも後の手の攻撃の方です。
　押し出しの項でも述べたように、上Bの後の方の判定はリーチが見た目よりも長く、意表をついて当てやすい技だったりするわけです。
　それで、崖の目の前にいる敵を狙って攻撃することができます。

　しかしそのままスティックを下に倒しっぱなしにしていると、攻撃を当てることができても崖に捕まれずに落っこちてしまうので、攻撃が当たったのを確認したらすぐにスティックを離して戻します。
　すると、攻撃を当ててから崖に捕まることができるんですね。
　上級者でも、もしかしたら相手の意表を突けるかもしれない技だと思っています。


とまあ、今回ガノンドロフについて紹介したのはこんな程度のものでしたが、いかがでしたでしょうか。
探してみるともっといろいろあります。しかもなぜかガノンドロフばかり。
『魔王ジャンプ』とか面白いですね。これについては述べないので、ぜひご自分で探してみてはいかかでしょうか。
他のキャラについても随時投稿していこうと思っているので(自分が使っているキャラくらいしか言えませんが)、今後もぜひご覧ください。

>>ワームテール さん
　ありがとうございます。
　一応本文にも書いておいた(簡単に回避できる等の事)のですが、上記の『押し出し』は確かに失敗するとリスクが大きいですね。
　では、着地ではなく攻撃後にすぐ急降下して崖捕まりを狙ってみるのはいかがでしょう。
　少しは危険が少なくなりますよ。