対マダンテ用種族まとめ

前回の投稿で高評価を戴き、誠にありがとうございます
今回は対人戦において必須とされる対マダンテ用種族についてまとめたいと思います

対マダンテ用種族

・ デスタムーア
ＨＰ　７８０　ＭＰ　９９９　攻撃５４０　守備８００　素早さ　９９９　賢さ　９９９
装備　剣・ハンンマー・槍・杖
耐性　炎ブレス無効・吹雪ブレス無効・ザキ無効
特性　ＨＰ自動回復・ＭＰ自動回復

パラメは総じて高く、マダンテが効かず、更に耐性で弱点がなく、尚且つＭＰ切れを起こさないというある意味言語道断な種族です

最大の長所は特性の「ＭＰ自動回復」によりＭＰ切れを起こさない点にあり、
これによってマダンテ使用後でも普段と変わらず他の特技(呪文)を使用できるため何の心配もなくマダンテを使用することが出来ます。

そんなデスタムーアの唯一にして最大の欠点は攻撃の限界値が５４０と低く、
呪文の効かないうえに通常攻撃を３分の１にするゴールデンスライム(以降Ｇスラ)等のメタル系種族には最悪と言っていいほど相性が悪く、
攻撃ＵＰＳＰ＋アトラスの金槌を装備させてもまだ分が悪いくらいです

また、スクルト等をかけないとＡＩ２回行動種族の鞭×２を喰らうだけで致命傷になったりします


そんなデスタムーアのスキルは最大の長所であるマダンテ使用の地獄(本心で言えば竜神王がベスト)はほぼ固定。
後の二つは、ＨＰＵＰＳＰ・守備ＵＰＳＰ・グランスペルＳＰ・○○＆○○３・超回復ＳＰ・アッパーorサポーターＳＰ等からパーティーや役割に合わせてお選びください

私個人の意見ではデスタムーアは元々ＭＰ切れを起こすことはないので消費ＭＰ半分がつくグランスペルよりは耐性がつく○○＆○○３のほうがオススメです。
その際には、イオかヒャドどちらかの耐性をつけると効果的でしょう



・ ゴールデンスライム
ＨＰ　６４　ＭＰ　９９９　攻撃　９９９　守備　９９９　素早さ　９９９　賢さ　９９９
装備　斧・槍・爪・杖
耐性　ほとんどの特技無効(今作は誘う踊り系にも普通)
特性　メタルボディ・逃げ足最強


ＧスラはＨＰ以外のパラメが全て９９９まで達するのでデスタムーア以上に攻撃・回復・補助をこなせる超万能種族です。
おまけに物理攻撃は全て３分の１にしてしまうから手が付けられない。

デスタムーアやプチソーンのような呪文が生命線となる種族にとってはとてつもない脅威となります


Ｇスラの欠点は言うまでもなくＨＰの低さであり、ＨＰＵＰＳＰをつけても２１４しか伸びないため、
アトラスの金槌を装備した２回行動系の通常攻撃×２で瞬殺、バイキルトかけた鞭１発でも致命傷を負いかねません。

また、Ｇスラは超メジャーなため、対人戦では多くの相手がＧスラ対策を敷いています。
なのでＧスラを主軸としたパーティーを組むと柱となるＧスラを速攻で撃破されそのまま流れを持っていかれてしまう可能性が出てきます。

時にはＧスラを囮に使うくらいの判断も必要です。

スキルについてはＨＰＵＰＳＰは確定。
残り２つは役割に合わせて超回復ＳＰ・アッパーorサポーターＳＰ・グランスペルＳＰなどを選ぶといいでしょう。

またこれ以外でも私個人ではエスターク等の強烈な一撃を跳ね返せるアタックカンタを覚える鉄壁や身かわし脚を覚えるダンサー等もオススメです。

身かわし脚の有効性についてはまた後ほど解説します

なお、同じようなパラメ・スキルを持つメタル系は全てＧスラの応用が利くため解説は省かせて頂きます



・ メタルカイザー
ＨＰ　４８　ＭＰ　９９９　攻撃　５００　守備　９９９　素早さ　９９９　賢さ　９９９
装備　斧・槍・爪・杖
耐性　ほとんどの特技無効
特性　メタルボディ・逃げ足最強

何故メタル系を一つにまとめたＧスラの解説からわざわざメタルカイザーだけを外して解説するのかというと、
メタル系は総じて「回避率」が高いという特徴を持っていますが、そのなかでメタルカイザーは全種族中最も「回避率」が高い種族なのです。
なのでＧスラの解説にも出てきた「身かわし脚」という技が有効になってきます。

「身かわし脚」はご存知の通り、回避可能な物理攻撃を回避しやすくするという特技ですが、
強力な通常攻撃が唯一にして最大の欠点であり「回避率」が高いという特徴を持つメタル系種族にしてみれば、この特技は短所を補い長所を更に伸ばせるとても有効な技となります。

確かに運が悪ければ意味がない、ＨＰＵＰＳＰが確定なうえダンサーまでいれるとスキルのスペースに空きがない、
といった欠点もありますがそれを補ってあまりある期待性を得ることが出来ます。

実際に使っていただければすぐに実感できると思いますが、「身かわし脚」使用中のメタルカイザーははっきり言って「異常」です。
これで逃げに徹されて回復でも使われ続けたら目も当てられない状況になります。実際これを理由に「Ｇスラよりもメタルカイザーのほうが強い！」という人も少なくありません。

ただ、Ｇスラと違って攻撃が低いため攻撃手段が限られる＆メタルキングの剣を持たれると最大の長所が一気に死ぬ＆運が悪いと意味がない、といった点には注意しましょう



・ 竜神王
ＨＰ　９２０　ＭＰ　６６０　攻撃　８８０　守備　８２０　素早さ　７１０　賢さ　７１０
装備　剣・斧・爪・杖
耐性　炎ブレス無効・吹雪ブレス無効・ザキ無効
特性　会心でやすい・瀕死で会心

パラメは総じて高い部類に入り、素早さは素早さＵＰＳＰをつければ十分に先制を狙える範囲内、武器を装備させれば大抵９７０くらいいくので十分です。

竜神王には欠点といえる欠点はないのですが、最大の特徴である特性が少々気になります。

竜神王は元々「会心率」が高く、これに特性の「会心でやすい」が加われば全種族の中でもかなり上位の「会心率」を持つ＝トップクラスの爆発力を持つことになります。

しかし、いくら「会心率」を高くしても結局のところ「運」に頼る結果となるため非常に不安定な爆発力を持っている、という解釈が出来ます。

実際に竜神王(Ｌｖ７２)に魔人の斧を持たせてマダムガーデンのスライムに対して１００回通常攻撃を行ったところ、
会心の一撃が出たのは僅か１４回、確率で表すと約１５％しかなくこれは決して高いとは言い難く、また非常に不安定と言わざるを得ない数値です。

これに「瀕死で会心」の特性が加われば確率は約３０％となり対戦でも狙う価値のある数値となります。
しかし、「瀕死で会心」の発動条件である「最大ＨＰの３分の１」の状態になれば先制を取られたら攻撃する前に即落とされてしまう危険があるため、すぐに回復しなければなりません。

つまり、「瀕死で会心」が発動した状態で攻撃をする機会は極端に少ないということです。

竜神王の特性にデメリットはなくむしろこれは大きな利点であります。
けれど、この特性を過信して会心の一撃が出ることが前提で考えていると、
実際出なかったときには竜神王を特に何も機能させないまま死なせたりする結果となったりします。
また、↑の実験ではただ単に私の運が悪いだけで本当はもっと会心の一撃が出る確率は高いのかもしれません。
それは十分に考えられることです。
しかし、実際に使えば↑の実験のような結果が出る可能性も十分にあるのだということをご理解ください。

竜神王の運用法は基本能力の高さを生かしつつ回復や補助を絡め、
また味方から補助してもらい会心の一撃が出る通常攻撃の機会を増やすといった形が基本となります。

なのでスキルは素早さＵＰＳＰ・超回復ＳＰ・アッパー・催眠・Ｋ・クロウ・攻撃方法を通常攻撃のみと割り切ったときにマダンテが使用できる竜神王などから好みで選択して問題ないと思います。

また、竜神王は今現在、キラーマシンなどのような定着したスキルパターンが存在しないため戦法を読まれにくい、というのも大きな利点の一つです。



・ 竜王
ＨＰ　９３０　ＭＰ　５５０　攻撃　８８０　守備　９９９　素早さ　６８０　賢さ　８００
装備　斧・槍・爪・杖
耐性　炎ブレス無効・吹雪ブレス無効・ザキ無効
特性　テンションアップ

竜王は竜神王の一段階前の状態ですが決して竜神王の劣化版というわけではありません。
むしろパラメータ的には竜王のほうが勝っている、と言えます。

竜王のパラメータは竜神王のような全体的に高水準、というよりもＨＰ守備が高く防御面が優秀で素早さが少し落とされたという感じになっています。

竜王も竜神王と同様、耐性に弱点はなく大きな欠点は存在しません。
あえて欠点と言えるものを挙げるなら、それは特性がテンションアップというところです。

実際に対人戦を行った人はすぐに感じたと思いますが、対人戦においてテンションを溜めている余裕ははっきり言ってありません。
なので竜王は「特性がない」種族と同じように扱われます。

パラメータ・スキルで戦力が拮抗しやすい対人戦においてこれは意外に大きな痛手となり、素早さが高くなくＡｉ２回行動の特性もないため回復や補助役には向かない竜王は、
否が応でも全ての敵に対して直接対決を強いられることとなります。


竜王の基本戦法は竜神王と同じと取らがちですが、竜神王と違って爆発力に期待できないため手数の豊富さが勝負となります。

竜王は竜神王と比べて賢さがそこそこ高く呪文も十分使える範囲内なのでグランスペルや耐性がつく○○＆○○３等で攻撃手段を増やすことが重要です。
回復や補助役も務まらないことはありませんが、やはりここは攻撃に特化させたほうが機能しやすいでしょう。



・ その他
これまで紹介した種族以外にも
・ドラゴスライム
・スライムブレス
・ドラゴン
・ダースドラゴン
・アルゴングレート
・リザードファッツ
・グレイトドラゴン
・ワニバーン
・フレイム
・メラゴースト
がマダンテを無効or吸収できる種族です。
しかし、これらはランクや限界値が低く、上記の種族の劣化となりがち＝「マダンテが効かない」という役割しか機能できないため解説は省かせていただきました(ご了承下さい)

・ 対マダンテ考察
すでに皆さんはご存知かと思いますが、マダンテは炎ブレス系に属するため「炎ブレス無効or吸収」のガード、または「メタルボディ」の特性を持つメタル系種族にはマダンテは効かず対マダンテ用種族に分類可能です。そして、「ＡＩ２回行動」の特性を持つ種族は全てこのガードを持っていないため、マダンテは「ＡＩ２回行動」種族にとって最大の脅威となります。

マダンテが炎ブレス系に属することから「炎ブレス軽減」のガードをつけることでマダンテのダメージを減少させることが可能で、
この「〜〜を軽減」系のガードはモンスター本来のガードとスキルによる補正で最高＋４までつけることができます。

そして、この軽減率は＋１につき約２０％のダメージを減らすことが出来ます。

ここで、マダンテの威力について考えてみましょう。
マダンテの威力は「使用者の現在のＭＰ×２」が直接ダメージとなります。つまり、ＭＰ９９９の種族がマダンテを使用すれば１９９８のダメージを与えることになります。

これに先ほどの「炎ブレス軽減」のガードでどれだけ威力を殺せるのか計算してみると、＋１で１５９８、＋２で１１９８、＋３で７９９、＋４で３９９となります。

結果、ＭＰ９９９のマダンテを凌ぐには最低＋３まで耐性をつける必要があり、
そうなると習得させるスキルがほとんど決まってしまい、結局先述した種族のように「マダンテが効かない」という役割しか持てない存在しなってしまいます。

そのため、軽減系ガードを用いてマダンテに対抗するのは実用的ではないと言えます。


耐性の他にもアストロン・大防御・守りの霧といった特技でマダンテを交わす方法があります。
これらはそのターン中は他に行動できないため相手に回復や補助呪文を使う時間をむざむざ与えてしまうという欠点があるもののどんな種族にでも仕込めるのがウリです。

・まとめ
先述しました通りパーティーを考えるにあたってマダンテ対策は必須です。そのマダンテ対策としてこの投稿が皆さんの参考になれば幸いです