基礎知識-努力値中級編-【廃人を目指して】

基礎知識-努力値中級編-【廃人を目指して】
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努力値って何!?という方は初級編を見て下さい。
http://jp.wazap.com/cheat/基礎知識「3値」-初級編-【廃人を目指して】/539742/


今回は略語を使用します。
HP=H、攻撃=A、防御=B、特攻=C、特防=D、素早さ=S
個体値31=V、個体値30=U、HABCDSの個体値が全部V=6V

この略語は最低でも覚えておきましょう。今後役に立ちます。


努力値理論編
【基礎知識「3値」】で解説しました通り、努力値は全部で510振ることができ、各ステータスごとに252まで振ることができます。
それではどのように努力値を振ればいいのか。

いきなりですがここから一番重要です。


【基礎知識「3値」】では難しいと判断したので解説はしなかったのですが
努力値が能力値にどう関わってくるのかは

最大HP
{(種族値×2+個体値+努力値/4)×Lv/100}+10+Lv
※小数点以下切り捨て

攻撃・防御・特攻・特防・素早さ
[{(種族値×2+個体値+努力値/4)×Lv/100}+5]×性格補正(1.1、1.0、0.9)
※小数点以下切り捨て

この式で決まってきます。
覚えておいて損はありませんが、この式は覚えなくていいです。


見て頂けるとわかるように、括弧内が「4で割られて」います。
小数点以下切り捨てなので、ここから、努力値は4の倍数ごとにカウントされることが分かりますね。

よって努力値は
4の倍数ごとに振るのが一番効率がいいです。

※ここまでは基本中の基本です。
絶対に覚えてください。


先ほど、4の倍数ごとに努力値を振るのが効率がいいということを説明しましたが、厳密にいうとLv50の場合は少し違ってきます。

■Lv50だと努力値8につき能力値1に相当
■Lv100だと努力値4につき能力値1に相当

となり、Lv50で使うことが多いポケモンには8の倍数分努力値を振らないといけません。
よってLv50では努力値は8の倍数振らないと意味をなさないことになります。


しかし、奇数個体値の場合は、その振り方では損をしてしまいます。

奇数個体値の場合、8の倍数に+4振る事で、さらに能力値が1あがるため、注意が必要です。


ポイント
偶数個体値→8、16、24...と振っていく。ちなみにMAX248振りで能力上昇値31
奇数個体値→4、12、20...と振っていく。ちなみにMAX252振りで能力上昇値32
奇数個体値の方が「4」だけお得。


努力値振りの例


さて本格的に努力値の振り方を説明します。
まずは勘違いしやすいところから。

与えられた努力値「510」を、平均的に各HABCDSに85ずつ振るとします。
「平均的に能力が高くなってどんな相手にも柔軟に戦えそう!」
そう思う方も大勢いると思います。これではいけません。
これでは「どこも目立つところがなくて、冴えない子」になってしまいます。



例にサンダースに努力値を振ってみましょう(個体値6Vとする)。
サンダースの種族値は
H65/A65/B60/C110/D95/S130
となっています。

さて、このサンダース。素早さの種族値がすごく高いですね。
これを生かしていきましょう。
ちなみに、S130という数値は全ポケモン中で6位(同率)です。

今回は単純に高い素早さと高い特攻を生かして、
C252、S252振りにしましょう。
こうすることで「6」余ってきますね。
これをHに振ることができます。これが無駄のない振り方です。

よって「H4、C252、S252」と振ればいいということになります。
このH4振りが生きてくる試合も稀にあります。

その他「耐久調整」や「素早さ調整」なども行えるようになってくるようになるといいですね。


努力値の振るのに効率のいい場所、ドーピングアイテムについて


長くなって見づらいと判断したので、
http://jp.wazap.com/cheat/効率の良い努力値の稼ぎ方/539714/
に記入しました参考にどうぞ。


努力値を下げる木の実・ドーピングアイテムというものが存在します。

★努力値を下げる木の実
HP=ザロクのみ/攻撃=ネコブのみ/防御=タポルのみ/特攻=ロメのみ/特防=ウブのみ/素早さ=マトマのみ
ひとつ使うことで各10だけ与えた努力値が減少します。

注意!
努力値を下げる木の実の仕様は、第4世代と第5世代で違います。

第4世代
努力値が101以上貯まっているときに木の実を使うと1度で100まで下がる。
例)Aに252努力値を振ったポケモンにネコブの実を使うと、
  Aに252→Aに100→Aに90→Aに80・・・


第5世代以降

努力値をどれだけ振ったかに関係なく、努力値は1つにつき10だけ努力値が下がる。
例)Aに252努力値を振ったポケモンにネコブの実を使うと、
  Aに252→Aに242→Aに232・・・

仕様が違うことに注意してください。



★ドーピングアイテム
HP=マックスアップ/攻撃=タウリン/防御=ブロムヘキシン/特攻=リゾチウム/特防=キトサン/素早さ=インドメタシン
ひとつ使うことで各10だけ努力値が入ります。
ですが限度があり、100までしか振れません。

注意!
例)努力値がAに16入っているポケモンにタウリンを使う。
9個まで使用可能で、使った後の努力値は100になる。
106にならないことに注意。


パワー系アイテム

パワー系アイテムとは、
パワーウエイト/パワーリスト/パワーベルト/パワーレンズ/パワーバンド/パワーアンクル
の6種類があり、努力値を振る手助けをしてくれる道具です。
これを持たせることにより、左からH,A,B,C,D,Sの順に入る努力値が+4されます。

入手方法:キナンシティのバトルハウス景品交換所でBPと交換可能。

※パワー系アイテムは孵化作業等、他にも使えるので全種入手しましょう。

▲注意
例)パワーウエイトを持たせたポケモンが、マッギョを倒した。
入る努力値はHに+6


ポケルス

ポケルスとは、戦闘終了後に「3/65536」の確率で、手持ちのポケモンが感染するもので、ポケルスに感染したポケモンはもらえる努力値が2倍になります。
一度感染すると、戦闘終了後にどんどん手持ちのポケモンに感染していくので、感染させておきましょう。


また、ポケルスは手持ちに持っている状態でDSの内臓時間0:00分を回った時点で感染力を失います。
ですが、効果は継続します。
「持ち物」の上の「ニコニコマーク」がしるしです。


それを回避するにはボックスに預けておくという手があります。
ボックスに預けておくことで、0:00を回っても感染力を失いません。

▲注意
例)ポケルス状態のポケモンにパワーウエイトを持たせ、マッギョを倒した。
入る努力値はHに+12

同じように「強制ギプス」も努力値が2倍される道具です。


中級編はこれで以上となります。
続きは上級編へ