初心者のためのモンスター講座(老山龍 ラオシャンロン)

初心者のためのモンスター講座(老山龍 ラオシャンロン)
  •  Nigu
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ラオシャンロン 初見

MHXXで久しぶりの復活を果たした、初代超大型モンスターのラオシャンロンです。

超大型モンスターのクエストはマップに備え付けられている「迎撃設備」を活用するため、普段の狩猟とは勝手が異なります。
また、経験者への恒例とも言うべきか、過去作と比べて一部行動パターンに変更が加えられています。

オススメ武器は「片手剣」です。

ラオシャンロンは集会所G3へ上がるための緊急クエストとして登場します。
しかしこの時点では、属性武器は限界突破をするために必要な各種G級素材が入手できず(G3解放後のクエストでないと入手できない)、無属性武器も1段階強化で止まってしまうため、G2の時点ではラオシャンロンに対して決定打を取れる武器がありません。

上位相当の武器では時間内の討伐が難しく、また、「ダメージが低い=ひるみを誘発させづらい=ひるみ誘発での時間稼ぎがしづらい」ため、武器攻撃がメインでは砦を守り切れない事が多くなります。

また、武器攻撃を行う場合は「よろけ耐性の最も低い頭」を集中して狙う事が基本になりますが、XXのラオシャンロンは立ち上がって二足歩行をする頻度が大幅に増えており、「武器で頭を殴り続ける」といった従来のやり方が通用しづらくなっています。

そのため、武器攻撃では立ち上がっていても攻撃の届く「腹」を狙う機会が多くなります。

ラオシャンロンの肉質は元々「頭よりも腹の方が柔らかく」、「物理も属性も、腹の方がダメージが入る」ため、過去作では双剣で腹を攻撃し続けるのも定番でした。
しかし、それ以降の作品では双剣が弱体化され、今作では他の武器種に比べても属性値も軒並み低くなっているため、物理威力も低い上位双剣で腹を斬り続ける戦法は思ったほど火力が出ません。

腹は頭に比べてよろけ耐性がかなり高いため、武器攻撃に拘って討伐しきれなかった場合、制限時間が過ぎるまで砦の耐久力が持たなくなる事が多くなります。

物理火力は切れ味の関係もあり上位とG級とでは倍近くの差が出ますが、属性値はG級になっても劇的に増える訳では無いため、物理ほどの大きな差が出ません。
(属性偏重の封龍剣『絶一門』が上位で攻撃140・龍52、最終強化のG級『邪絶一門』が攻撃250・龍60)
そのため、この時点では手数の多さで属性ダメージを量産できる片手剣はダメージ効率が良くなります。

また、前作のクロスから新登場した「重撃の刃薬」が、ひるみを取る上での大きな助けになってくれます。

~特徴~

【四足歩行】
基本的な移動形態で、四本の足を地に付けてほふく前進の様にフィールドの端から端までただゆっくりと歩き続けます。
ラオシャンロンはハンターを気に掛ける事がなく、こちらは殴りたい放題になります。
そのため、クエスト中に相手の攻撃によって力尽きる事は殆どありません。

しかしその巨体ゆえに、動いている足や尻尾に当たると吹き飛ばし攻撃のダメージを受けてしまいます。
(防御力700で3~4割程度のダメージ)
肉質が柔らかく攻撃が弾かれない腹下は特に後ろ足と尻尾に近く、武器攻撃の際には注意が必要です。

四足歩行の時は頭が低い位置にあるため、武器攻撃で頭を狙いやすくなります。
積極的に頭を狙ってひるみを取ったり、角や頭の部位破壊を行う事が可能です。
特に「老山龍の剛角」は角の部位破壊でしか入手できないため、部位破壊も兼ねて狙うのがおすすです。

また、伏せる体勢で体が低くなっているため、射角の調整が利くバリスタの弾は当てられますが、射角調整のできない大砲の弾は当たりづらくなります。

【二足歩行】
一定距離を進むと後ろ足二本で立ち上がり、そのままの体勢で前進する様になります。

上半身が高い位置にくるため大砲の弾は当てやすくなりますが、バリスタ弾を頭に当てる事は難しくなり、武器攻撃では頭を狙う事が不可能になります。
また、立ち上がった事で腹と足・尻尾の間隔が更に近くなり、歩きによる振動も顕著になります。
武器攻撃をする際は、上手く真正面から斬らないと振動によって頻繁に攻撃を中断させられてしまいます。

【咆哮】
一定距離ごとに行う「咆哮(大)」です。
この時、フィールドには落石が起こり、この岩に当たってもダメージを受けてしまいます。
(防御力700で2割程度)

また、大砲の弾を運んでいる際に咆哮されると、落として爆発してしまいます。
大砲の弾は数に限りがあるため、あまり無駄にしてしまうと与えるダメージが減ってしまい、ひるみを誘発させて時間を稼げる回数も減ってしまいます。

運ぶ際には注意が必要ですが、慣れないうちは咆哮のタイミングが分かりづらいので、「高級耳栓」のスキルで無効化するか、「運搬」のスキルで運ぶ速度を上げておくと事故を減らす事が出来ます。

【体当たり】
ラオシャンロンが行う攻撃です。
ゆっくりとした動きですが、体の側面を使って砦やバリスタ用の砲台に向かって体当たりをします。

通常は砦に対してのみ行う攻撃ですが、大砲やバリスタで攻撃を続けていると、こちらに向かって体当たりを行ってきます。
こちらに攻撃をする場合は、首を曲げてハンターを目視する予備動作があります。

動きが遅いので体当たりを始めてからでも十分回避が可能ですが、当たると大きなダメージを受けます。
(防御力700で5~6割程度)

大砲のレールがある石垣や砦の上に居れば振動だけで済みますが、木組みであるバリスタの砲台はこの体当たりで破壊されてしまうため、この上に居るとハンターもダメージを受けてしまいます。
そのため、手持ちのバリスタ弾を撃ち切ったらさっさと次の砲台に移動すると良いでしょう。

また、バリスタ砲台の近くには弾が落ちているので、わざと相手の体当たりを誘うために、補充しながら撃ち続ける事も一つの手です。
ラオシャンロンがバリスタ砲台に体当たりをすれば、その動作の分だけ進行を遅らせる事ができます。
僅かな時間ではありますが、武器の弱い序盤では後々大きく響いてくる場合もあります。

【押しつぶし】
二足歩行の状態から体全体を使って倒れ込んできます。
ラオシャンロンの行動の中では最も威力が高く、攻撃範囲も体全体に及びます。
(防御力700で7~8割程度)

また、腹を攻撃してひるみを取った場合ダウンとなり、期せずしてこの行動になります。

立ち上がりと動作が似ており、予備動作が分かりづらい行動でもあります。
緊急回避で回避可能ですが、その緩慢な動きの所為で気付かないで食らう場合もあります。
事故で力尽きる事を防ぐためにも、体力は常に最大近くまで回復しておきましょう。

~弱点~

弱点部位は背中・腹です。
口内に最大の弱点部位があるらしいのですが、手応えが分からないのでこの部分は考えないでおきます。

弱点属性は龍・火です。通りの良い部位は物理と同じ、背中と腹になります。

ラオシャンロンは古龍であるため罠が効かず、超大型のため状態異常や閃光玉等も効果がありません。
唯一、爆破属性だけはそれなりの効果がある様です。

~迎撃設備~

超大型モンスターはケタ外れの耐久力の高さから、武器だけでの討伐が困難な相手です。
そのため、フィールドに設置してある「迎撃設備」を活用する事が重要になります。

ラオシャンロンの専用フィールドである砦には、「バリスタ」・「大砲」・「固定式拘束弾」・「巨龍砲」・「撃龍槍」などの兵器があります。
これらの兵器は武器攻撃よりも遥かに威力が高く、また、相手の足止めにとても役立ってくれます。

【バリスタ】
槍状の矢を2本同時に発射する砲台です。

エリア1では、敵の進行方向に対して左側(敵と真正面から向かい合ったらハンターから見て右側)の、マップの3分の1と3分の2ぐらいの場所に木組みの台座が1ヶ所ずつ、最奥の前衛砦の巨龍砲の左右に2ヶ所、計4ヶ所に設置されています。
エリア2では敵の進行方向の左側中央付近に木組みが1ヶ所、その反対側の右側に木組みが1ヶ所、最奥の本砦の上の撃龍槍のスイッチの左右に2ヶ所、計4ヶ所に設置されています。

台座の付近でアイテムに「バリスタの弾」を所持しているとAボタンで構える事ができ、構えた状態で再度Aボタンを押すと発射します。
また、ガンナーと同様に、R1ボタンを押すとスコープモードに切り替える事もできます。

2本1セットで大タル爆弾1発分の威力があり、上下左右に照準操作ができます。
ある程度の連射も可能なため、特定の部分を狙うのに向いています。
発射した矢はアーチを描いて飛んで行くため、照準よりも下の方に着弾します。

バリスタの弾は支給品ボックスに20本入っているほか、ベースキャンプの槍が立て掛けられている部分からも採取できます。各砲台の付近にもバリスタの弾が採取できる場所があり、一度に10発まで持つ事ができます。

また、アイテム「単発式拘束弾」を所持していると、同じ砲台から敵を拘束し一時的に動きを止める事のできるロープ付きの弾を発射できます。
拘束弾は支給品ボックスに入っている2発のみで補充はありませんが、敵を長い時間その場に拘束する事で高い足止め効果を発揮します。
時間稼ぎだけではなく、大砲や巨龍砲・撃龍槍などを当てるためや、武器攻撃でラッシュをかけるためにも使える万能なサポート兵器です。

注意点として、バリスタの弾と拘束弾を同時に所持している場合、画面右下のアイテム欄で拘束弾を選択していないと、バリスタの弾が優先して発射されてしまう点です。
どちらか片方しか無い場合は選択していなくても自動的にそちらが装填されますが、両方所持している場合は注意が必要です。

また、敵の体当たりを受けた場合、砦の上のものは振動だけ済みますが、木組みの方の砲台は壊されてしまい、以降は使用不能になります。

【大砲(移動式大砲)】
トロッコの上に乗っている自走式の大砲台です。

エリア1では、敵の進行方向に対して右側の、ベースキャンプ下方の出入口から出てすぐの場所に、エリア2では、敵の進行方向に対して左側の、本砦と吊り橋を繋ぐ通路部分に設置されています。

「大砲の弾」を採取・運搬して砲台の後部の左右に2本ある車のマフラーの様な箇所付近でAボタンを押すと装填でき、装填した状態で中央の赤い発射ボタンの前でAボタンを押すと自動で発射します。

1度の装填で3連射となり、3セット(9連射)まで装填できます。
1セット3連射で大タル爆弾3発分の威力となります。
射角が固定されているためラオシャンロンが四足歩行状態だと外れる場合があり、運搬の手間が掛かるためバリスタよりも使いづらい印象がありますが、威力が高く、どの部位に当たってもひるみを取りやすい兵器になっています。

大砲の弾は砲台の初期配置と砲台の各移動先付近で採取できるほか、ベースキャンプの砲弾が転がっている部分からも採取できますが、威力が高い分、バリスタよりも採取できる数が少なくなっています。
大砲の弾を採取すると運搬状態になり、敵の咆哮でひるんだり、Bボタンでステップしてしまうと落として爆発して無くなってしまうため、注意が必要です。

また、この大砲はトロッコの上に乗っており、発射ボタン左右に移動用の白いスイッチがあります。
このスイッチの前でAボタンを押すと、トロッコが自動で次の砲撃地点まで移動するため、敵の移動に合わせて砲撃地点を変える事ができます。
ハンターが乗ったまま移動する事ができますが、移動速度はダッシュよりも遅いため、アイテム使用がてらの移動が目的でなければ走った方が早くなります。

砲撃地点は、エリア1が「初期配置のベースキャンプの下方出入口前・マップ3分の1・3分の2・前衛砦の上」の4ヶ所、エリア2が「初期配置の本砦通路上・吊り橋上」の2ヶ所となっています。

【固定式拘束弾】
エリア1にある、固定式の拘束弾発射装置です。

敵の進行方向の左側、最奥の前衛砦とエリア2へとラオシャンロンが移動していく、ひらけた場所の角の部分に設置されています。

発射ボタンの前でAボタンを押すと自動で発射しますが、クエスト開始直後と一度使用した後は、使用可能になるまで4分間の時間が掛かります。
効果はバリスタの単発式拘束弾と同じで敵をその場に足止めする事ができますが、バリスタとは違い射角が固定されているため、敵の動きを見極めて発射する必要があります。

ただし、固定式のため弾が初めから装填されており、バリスタ用の拘束弾を持っていなくても使用が可能になっています。
バリスタ用の拘束弾も消費しません。

【巨龍砲】
エリア1の最奥の前衛砦の上に設置されている巨大な大砲です。
龍属性エネルギーを利用して巨大な砲弾を発射します。

アイテム「高密度滅龍炭」を所持し、発射ボタンの前でAボタンを押すと発射できますが、こちらもクエスト開始直後と一度使用した後は、使用可能になるまで4分間の時間が掛かります。
「高密度滅龍炭」は支給品ボックス入っている2つのみで、一度に1つしか持てません。

巨龍砲も発射角度が決まっており、敵の動きを見極めて発射タイミングを計らなければ行けません。
前衛砦の前の地面には二重丸の形の「着弾地点」があり、そこに敵の体の一部が入っているタイミングで発射すると直撃となります。

砦に設置されている兵器の中では最も威力が高く、1発で大タル爆弾30発分に相当します。
高威力のため、当てれば確実にひるみを取る事ができ、前衛砦を守るための切り札になる兵器です。

【撃龍槍】
城門から真っすぐに4本の槍を同時に突き出す、対超大型モンスター用の巨大な戦槍です。

エリア2の最奥の本砦に設置されています。

使用するために必要なアイテムは無く、本砦の上の発射スイッチの前でAボタンを押すと発射できます。
しかし、一度使用すると再度使用可能になるまで10分の時間がかかるため、事実上はクエスト中に一度しか発射できせん。
こちらも敵の動きを見極める必要がありますが、敵が二足歩行の状態で近づいて来ていると大抵は4本全て当たるため、取り扱いそのものは難しくありません。

威力は高く、槍1本が大タル爆弾3発分強に相当し、4本それぞれに当たり判定が存在します。
こちらも当てれば確実にひるみを取れるため、本砦を守るための切り札になります。

また、撃龍槍を当てるとBGMが「英雄の証」に切り替わります。
クエストの成否に直接の関係はありませんが、その勇壮な音楽は精神的な助けとなってくれます。

~攻略~

ラオシャンロンの一番の特徴は、その膨大な体力です。
ブレスや特殊能力などは一切持たず、動きも非常に緩慢な相手ですが、ハンターの行動など意に介さず歩き続ける姿はまさに「山」という表現が相応しいモンスターです。

相当のタフさを持っており、初見のソロ討伐ではギリギリの相手になります。

また、超大型モンスターのクエストでは、ハンターが3回力尽きる以外にも、「砦の防衛」という特殊条件があります。
砦には耐久力が設定されており、敵の体当たりなどで徐々に減って行きます。

特にラオシャンロン戦はこの「砦の防衛」に主眼を置いた戦いになります。
ラオシャンロンはハンターに対して明確な攻撃をして来ないため、「3回力尽きて失敗」と言う事は殆どありません。
その代わり、「自分の進行の邪魔になるものを敵」と見なしており、砲台や砦に対しては明確に体当たり攻撃を加えて来ます。

クエストでは前衛砦・本砦ともに、どちらか一方だけでも壊されてしまうとクエスト失敗となってしまうため、如何にひるみを取り、砦への攻撃を阻害して時間を稼ぐのかが重要になります。

ラオシャンロン戦は、クエスト全体を通して流れを守る事が成否のポイントです。
進行ルートが決まっているため、「敵の行動にどう対処するか」よりも、「段取り通りに動けるかどうか」の方が大切になって来ます。
段取りが良ければ初見でもクリアでき、段取りをミスると経験者でも失敗すると言っても過言ではありません。

段取りを大まかにまとめると、

・バリスタを当ててひるみを狙う
・バリスタ用拘束弾、固定式拘束弾で時間稼ぎ
・大砲の弾を運搬して砲撃、ひるみを狙う
・巨龍砲でひるみとダメージを取る
・撃龍槍でひるみとダメージを取る
・武器攻撃でひるみ狙う

と、なります。

武器の弱い初見時は、この内の3分の1ぐらいを失敗してしまうと砦を守り切れなくなる可能性が高くなります。
そのため、迎撃設備の位置や性能を把握しておく事が大切になります。

~クエストの流れ・エリア1~

まず、ベースキャンプの支給品ボックスには各種アイテムと弾が入っています。
弾はボックス内の物を温存してベースキャンプの採取場所から採取しても良いのですが、慣れないうちは段取りに支障が出る可能性もあるため、支給品をそのまま活用する事をおすすめします。
バリスタの弾の採取や大砲の弾をベースキャンプから運搬するのは、慣れてきてからにしましょう。

ベースキャンプ下方の出入り口から出ると、エリア1の最端部分に出ます。
すぐ傍にはトロッコに乗った大砲があり、少しすると、画面の端からはラオシャンロンの頭が見えてきますが、敵がフィールドに入って来るまでには時間が掛かるため、始めは武器攻撃が届きません。
そのため、開始直後は侵攻ルートに支給用大タル爆弾を置いたり、大砲の弾を運搬して装填しておく等の準備をしておきましょう。

敵がフィールドに入って来ても、大砲の初期配置(1ヶ所目の砲撃場所)まですぐには来ないため、ある程度進行するまではタル爆弾を爆破したり、ひるみやすい頭を武器攻撃したりしましょう。
敵が大砲の初期配置まで来たら砲撃を行い、何発か砲弾を装填して移動用のスイッチを押し、次の位置(2ヶ所目の砲撃場所)に移動させておきます。

武器攻撃の注意点としては、敵の巨体で周りの景色が確認しづらいため、相手の進み具合が分かりづらく砲撃地点を過ぎてしまう事がある点です。
武器攻撃はオマケ程度と考えて割り切り、迎撃設備と相手の位置確認を優先しましょう。

その後は、反対側にあるバリスタ砲台(仮称・マップの3分の1の場所のバリスタ)に移動し、頭を狙ってバリスタを撃ちましょう。
砲台のすぐ下には弾を採取できる場所があり、補充しながら射撃を続ける事もできますが、敵が接近して来ると体当たりで砲台を壊されてしまうため、粘らずに採取だけして早めに退避するのも一つの手です。

移動させておいた大砲は反対側の少し先(3分の1バリスタと3分の2バリスタの中間辺り)の2ヶ所目の砲撃場所に止まっているので、近くにある採取ポイントから大砲の弾を運んで装填しておきます。
運搬をしていると敵がちょうどやって来るので、2度目の砲撃を行いましょう。
その後、移動スイッチを押して、大砲は3ヶ所目の砲撃場所に移動させておきます。

次に、少し先の反対側にある3分の2のバリスタ砲台に移動し、2回目のバリスタ射撃を行います。
ここにもバリスタの弾を採取できる場所があります。
こちらも体当たりまで粘っても良いですし、早めに退避しても大丈夫です。

その後はまた、反対側の少し先の3ヶ所目の砲撃場所に大砲が来ているので、敵が来るまでに砲弾を運搬しておきます。
注意点として、この場所のみ採取ポイントが線路の下にあり、ハシゴで昇り降りをしながら運搬しなくてはいけません。他の砲撃場所よりも補充に時間が掛かるため、3分の2バリスタを早めに切り上げてこちらに集中しても構いません。
その後3度目の砲撃を行ったら、4ヶ所目の砲撃場所(前衛砦上の最後の砲撃場所)に大砲を移動させておきましょう。

最後は前衛砦の防衛です。

この時点で既に巨龍砲と固定式拘束弾が使用可能になっていますが、敵の進行が遅く、直ぐには撃つ事ができません。
そのため、前衛砦の上のバリスタ砲台で射撃をするか、大砲の砲弾を運搬して装填しておきましょう。
前衛砦の横にはベースキャンプ中央への出入り口があり、その付近でバリスタの弾、奥の4ヶ所目の砲撃場所の付近では大砲の弾を採取できます。また、ベースキャンプに戻り、ベースキャンプ内の採取ポイントから採取・運搬を行うのも手です。

少しすると敵が巨龍砲の着弾地点と、固定式拘束弾の射程範囲に差し掛かります。
巨龍砲は最も威力の高い兵器のため、確実を期すなら固定式拘束弾を当ててから発射しましょう。
慣れてきたら2発目の巨龍砲を狙うため温存しても良いですし、バリスタ・大砲の砲撃のサポートのために使っても良いです。
敵が少し行き過ぎていても尻尾が入っていれば当たるため、一度撃ったら、ベースキャンプの支給品ボックスから2つ目の「高密度減龍炭」を持って来ておきましょう。
前衛砦に体当たりしていても、バリスタや大砲のひるみで後ろに下がって再び着弾地点に入る場合もあるので、持っていて損はありません。

その後、「ラオシャンロンを追ってエリア2へ向かえ」の指示が出て、敵は転身してエリア2へと向かって行きます。
また、武器攻撃で下に居た場合、砦の上に登るためのハシゴはベースキャンプへの出入り口近くの壁にありますが、慣れないうちは位置が分かりづらいので、最後はモドリ玉で時間を節約するのもおすすめです。

~クエストの流れ・エリア2~

ベースキャンプ上方の出入り口から出ると、エリア2の本砦の上に辿り着きます。
敵が入って来るまではまた少し時間があるので、大砲に砲弾を運搬しておきましょう。
本砦の上にはバリスタの弾の採取ポイントもあり、砲弾の採取ポイントは大砲の初期配置の傍にあります。

トロッコのレールの上を進むと吊り橋を過ぎた辺りに城壁が欠けている部分があり、その下に木組みのバリスタ砲台があります。
上にバリスタの弾の採取ポイントがあるので、持っていない場合は飛び降りる前に採取しておきましょう。
エリア2では、敵が本砦に近づくまではこのバリスタ以外に撃てるものがないので、エリア1終了時にベースキャンプを経由した際、ベースキャンプの採取ポイントでバリスタを補充しておくとより長く攻撃が行えます。

また、木組みのバリスタ砲台のすぐ横には、上に登るためのハシゴがあります。
本砦の上に登れるハシゴはマップ中央付近ではここだけなので、場所は覚えておきましょう。

バリスタの弾が少なく撃ち切ってしまった場合は、敵が中央付近に来るまでできるだけ武器攻撃を行っておきましょう。
反対側にも同じ様な木組みのバリスタ砲台がありますが、弾を採取できるポイントが無いのでこちらは無視して構いません。

敵がエリアの中央付近まで入ってきたら、中央の吊り橋から背中に飛び乗る事ができます。
タイミングは、ラシャンロンが吊り橋をくぐり、首が吊り橋に完全に隠れたぐらいです。
背中に乗ると剥ぎ取りが3回行えるほか、支給品の対巨龍爆弾をセットしてダメージを与える事ができます。
ただ、慣れないとタイミングが分かりづらいので、乗れたらラッキーぐらいのスタンスでも良いと思います。
失敗したら無理に粘らず、武器で殴っておくか、早めに本砦上のバリスタを撃ちに行っても構いません。

敵が本砦前まで進行してくるといよいよ大詰めになります。

四足歩行時はバリスタで、二足歩行で立ち上がったら横の大砲(初期配置の位置)で砲撃を行い、大砲は砲弾が無くなったら移動スイッチを押して吊り橋の上まで移動させておきましょう。
バリスタの単発式拘束弾は四足歩行時の体当たりの予備動作中に、撃龍槍は二足歩行時の攻撃の予備動作中に撃ち、砦への攻撃を中断させます。
特に撃龍槍は立ち上がった時でないと上の2本が外れてしまう場合があるので、落ち着いて敵の接近を待ちましょう。
敵の動作を見るためには、早めにバリスタや大砲の砲撃を中断して、敵の攻撃を待っても良いぐらいです。

敵を拘束したり撃龍槍でひるませたら、吊り橋の上に移動させておいた大砲を撃ちに行きましょう。
吊り橋付近にも砲弾の採取ポイントがあるため、補充を繰り返す事ができます。
また、吊り橋の上からだと敵が四足歩行でも二足歩行でも砲弾が当たるため、ひるみを取りやすくなります。

バリスタ・大砲・撃龍槍・拘束弾を使い切ったら、武器攻撃での最後の粘りになります。
ここまで来ると、もう残り時間が5分を切っていると思います。
迎撃設備を使えない時の目安としては、「残り時間が1分減る毎に≒拠点の耐久力-10%減る」と考えて良いと思います。

ラオシャンロンは砦に近寄って来ると顔がめり込んでしまうため、最後は四足歩行状態でも頭を攻撃しづらくなります。
そのため、ひるみは取りづらいですが肉質の柔らかい腹を集中して攻撃し、1回でも多くひるませる事が、クエストを成功させるための最後のカギになります。

歩行の振動で武器攻撃を中断されないよう気を付けながら攻撃を行いましょう。

~クエストの流れ・総括~

初見でのラオシャンロンのクエストは、武器の弱さと慣れない迎撃設備の使用のため、討伐ではなく撃退になる事が多いと思います。
撃退の場合は35分間砦を守らなければならず、「如何にひるみを取って時間を稼ぐか」が大きなポイントになって来ます。

片手剣の刃薬以外にも、「ボマー」のスキルを付けて爆弾を多用したり、「砲術」のスキルでバリスタや大砲の威力を底上げしてひるみを取りやすくするのもとても有効です。
どちらも装飾品5つで手軽に発動できる、いわゆる「5スロスキル」です。

また、耳栓や運搬の達人・ランナーなど、主力兵器となる大砲の弾の補充をスムーズに行うために役立つスキルもおすすめです。
片手剣を使うなら、刃薬の効果時間を延長できる「効果持続」も5スロスキルになっています。

私個人の場合は、片手剣の封龍剣を一段階限界突破した「封龍剣・怨絶一門Lv4 攻撃160・龍属性56」で、切れ味レベル+2と砥石使用高速化のスキル2つと重撃の刃薬で、巨龍砲をポカで外した状態で砦の耐久力は20%、残り時間42秒でのギリギリ討伐クリアでした。

肉質無視の砲撃を行えるガンランスや、火力が高く弱点部位を狙い続けられるヘビィボウガンなども超大型モンスターには相性が良いと思いますが、私はどちらも扱いが下手だったので片手剣の刃薬に頼りました。

ラオシャンロンはG級クエストを進める上で避けては通れない相手です。
武器が弱くても迎撃設備を活用できれば十分に戦う事が可能なので、諦めずに手順を覚えて行きましょう。

~攻略のポイント~

・バリスタはひるませやすい頭に集中させる
・武器攻撃よりも大砲の弾の運搬を優先
・撃龍槍とバリスタ用の単発式拘束弾は、敵の攻撃を妨害するためのインタラプトの手段として使う
・砲術スキルがあると最も使う機会の多いバリスタと大砲の威力が上がってひるみを取りやすくなる

結果

アホみたいに長い文章になって申し訳ありません。

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