ムーンライトシンドロームの謎が解き明かされてます。

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ゾロアスター教
ゾロアスター教は、古代ペルシャ(現在のイラン)で信仰された宗教で、
紀元前6世紀ごろに成立したと考えられている。ゾロアスターは、
その開祖の名「ザラスシュトラ」をギリシャ語読みしたものだ。
この宗教の特徴は、善と悪は対立する立場にあると考える
善悪二元論思想と終末論にあるといわれている。至高神
アフラ・マズダーを頂く善神群と、悪神アンラ・マンユの
勢力は常に争っているが、結局、最終的には審判が下され、
善の勢力が勝利を収める。そして、その勝利のあと、この世は
新たな理想世界に生まれ変わるというものだ。

ミトラ神
ミトラは”契約”を意味する神で、法の守護者でもあった。
つまり、ミトラの名において取り結ばれた契約(善神アフラ・マズダーを
崇め、正しい行いをして暮らす−など)が常に正しく実行されるかを
この世で見張り、その行いに対する裁判の結果を、あの世で公正に
下すのが役目といわれている。
また、争いの絶えなかった古代ペルシャでは、戦争の守護神
(勝利を祈願=勝利者として契約)としても人気を得ていたようだ。
国の守護者であるミトラは、自国を危機に陥れる敵を打ち砕く強力な
報復者であり、家畜などの富を国にもたらす利益の神でもあった。
ミトラ神を崇めるときには、そのミトラ神の加護を再現する意味で、
神聖な動物とされる牛がいけにえにされたという。
このように、善の守護者でありながら無慈悲という両極端な性質を
持つことから、ミトラは中間の者という位置づけにあったようだ。
※ミトラは古くは、至高神アフラ・マズダーと同格扱いされていたが、
ゾロアスターの宗教改革で、七大天使の下位であるヤサダ(諸神霊)
という普通の天使に落とされてしまった。これは、ゾロアスターが
牛を使った血なまぐさい儀式を嫌ったためとも、至高神以上の人気が
気に入らなかったためともいわれている。こういった扱いが、後世、
ヨーロッパで、堕天使伝説や悪魔伝説を生んだともいわれている。
いずれにせよ、ミトラ神の人気は衰えなかったようだが、
悲しいかな、争いから逃れられない人々によって、後世、
報復神としての性質を強く求められていったようだ。

ズルワーン(時間)
ゾロアスター教では、世界が創られる前から時間は存在していて、
世界終末の後にも、この時間はなくならないものと考えられていた。
この世の歴史を刻んでいる時間は、このなくならない永遠の時間から、
切り取って創られた”限りある時間”だというのだ。
この”永遠時間”そのものがズルワーンという神だと考えた
人々もいたようだ。

チサトのモデルとなった神
フワル(太陽)は、天空をめぐって1日を終わらせる。
さらに、それを毎日くり返せば、四季をめぐらせる。
このことから、太陽はズルワーン(時間)の仲間であると考えられる。
もう半分の性質であるラシュヌ(公正)は、ミトラとともに死後の世界での
審判を務める天使だ。黄金の天秤を持ち、人間の善業と悪業の軽重を量ると
いわれている。ゾロアスター教世界での天国は、3段階に分けられており、
この善業の重みで行く世界が分かれる。もちろん、地獄もある。
天秤がどちらにも傾かなかったときには、ハミスタガーンと呼ばれる、
天国の下層に行くことになるという。

ヤヨイのモデルとなった神
ゾロアスター世界には、アフラ・マズダーが君臨する天上界と、
アンラ・マンユが支配する暗黒世界と並んで、虚空世界が
あるとされている。この虚空世界を支配している神がワユ(風)と
されている。ワユはそのすむ世界が、善悪が混在する天上界と暗黒界の
中間にあることから、ミトラ同様に中間者と考えられていたようだ。
また、風は空間をも表していた。さらに、空間はズルワーン(時間)と
同一視されていたらしい。なお、パリカーはその魅力で男性を誘惑する
といわれる魔女で、流星にたとえられている。

ミトラ神の設定について
ゾロアスター教のミトラ神をモチーフにしている。
「トワイライトシンドローム」の前に動いていた企画で、
ゾロアスター教の題材をモチーフにしたものを考えていたもの。
それが保留という形になったので、その一部であるミトラ神という存在を
「ムーンライトシンドローム」に取り込まれた。

ミトラを白髪の少年に設定したわけ
いたって単純。「トワイライトシンドローム」が女の子の物語だったので、
男の子を出そうという事からきた。

チサトやヤヨイの正体は?また、ミトラ神との関係は?
ミトラ、ヤヨイ、チサトは、諸神霊[ヤサダ]に属する神として設定されている。
ヤヨイとチサトは、ゾロアスター教の神様を下地にしてアレンジした。
厳密にいうと、ヤヨイは“ワユ(風神)”と悪神アンラ・マンユ側の
“パリカー(魔女)”の混合神、チサトは“フワル(太陽神)”と
善神アフラ・マズダー側の“ラシュヌ(公正を意味する天使)”の
混合神としている。
というわけで、ともにズルワーン(時間)に属する混合神ということになり、
その意味で、姉妹という設定になっている。

[浮誘]で、チサトとリルが会話している時、
チサトの映像に花子さんの映像が重なるその意味は?
「トワイライトシンドローム」に登場した花子さんそのものが、
逸島チサトだということで、
以前、「トワイライトシンドローム」のハイライト版を作成したことがあり、
そのディスクのプロモーションムービーに、チサトが花子さんであると
いうことをにおわせるような映像が入っています。

「ムーンライトシンドローム」でのチサトはヤサダ(諸神霊)と
いうことですから、花子さんは、チサトの化身のひとつ?
そうです。周辺に住む人間に対して、メッセンジャーとなる仮の姿が
必要であったために、花子さんになったわけです。

ミトラと契約があった人々とその理由
*スミオ←←←←→→→→↓ ↓←←←←*校長
キョウコとリョウに *ミトラ ピュアな悪意から。
対する愛憎から。 ↑
↓ ↑
*リョウ ←←→→→*リル
父親への失意から。

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