ポケモンBW2ゲームドラマSP！黒白～封印の鎖～＃９「イッシュ地方に隠された全穴！」

ライモンジム
ミキ「やっぱり強いね！カミツレさんって！」
カミツレ「でもアナタも強かったわよ！はいボルトバッジ！」
ミキ「ありがとう！リョウスケ君喜ぶかな！？」カミツレ「だって彼女でしょ？きっと喜ぶわ！」

ライモン会社　社長室
リア「唯・はな・三希・颯希・リナ！ちょっと来てくれるかしら？」唯「うん！」
はな「今日は何？」リア「あなた達にね！取って置きの情報があるのよ！」
三希「取って置きの情報？」颯希「プラズマ団関係？」

リア「違うよ！これよ！」三希「新しいマップ？」リア「うん！その辺りに黒い点々があるでしょ？」
リナ「虫みたいに気持ち悪いぐらいにね！」
リア「リナ！そんなこと言わないの！これはね夢巣隠穴と呼ばれる隠し穴よ！」

リナ「隠し穴？」ミキ「ただいま～！」
はな「イッシュ地方にそのようなものってあったっけ？」ミキ「何が？」唯「隠し穴！」
ミキ「隠し穴？そう言えばフキヨセシティの先にその穴があったような気がするよ！」

三希「フキヨセシティの先？ネジ山がある場所？」
ミキ「ううん！フキヨセの洞穴の前にある木々の間よ！」
唯「そうなんだ！」ミキ「そんなことよりリョウスケ君は？」

リナ「ヤマジ病棟よ！」ミキ「病院？何で？」リナ「ミキがいない間に色々あったから疲れたんだって！」
ミキ「そっかぁ～でも心配だから行ってくるね！」唯「うん！」

ヤマジ病棟
真矢「顔色良くなったね！リョウスケ君！」リョウスケ「うん！でもまだ痛いかな？」
ミキ「リョ～ウスケ君～～～！」リョウスケ「ミキ！」ミキ「おチンチンに包帯巻いちゃってるよ！」
真矢「リョウスケ君刺されちゃって・・・」ミキ「刺されたって？」

リョウスケ「暗殺者達だ！」ミキ「暗殺者？」
真矢「その人達はねポケモンバトルに負けると誰一人残らず殺していく美人暗殺者達よ！」
リョウスケ「その一人のクイナって奴が俺のおチンチンを・・・」
ミキ「そうなんだ！でも良かったじゃん！」真矢「えっ？」
ミキ「だって死なずにすんだんだもん！万が一胸に刺されちゃったら私や皆が悲しむから！」

リョウスケ「そうだ！皆は何してるの？またプラズマ団関係の仕事？」
ミキ「ううん！何か夢巣隠穴(むそういんけつ)と呼ばれる隠し穴を調査しに行ってるよ！」
リョウスケ「そっかその穴にあのポケモン居たのか？」
ミキ「ううん！私が行った時は居なかったから今はいるかいないかは、分からないよ！」

リョウスケ「そっかぁ～！」真矢「あのポケモンって？」
リョウスケ「マルチスケイルを持つカイリューだ！」
真矢「カイリュー？そんなポケモンイッシュ地方に居たっけ？」
リョウスケ「うん！隠し穴には指定された歩数で歩き５%の確率で
ポケモンかモンスターボールに入った道具・見えない道具が復活するんだ！」

ミキ「歩数？」リョウスケ「うん！２５６歩だ！」
真矢「そんなに歩くの？」リョウスケ「うん！ポケモンに会うためにはそれだけの実力じゃないとな！」
ミキ「そっかそうだ忘れてた！これみて！」
リョウスケ「ライモンジムバッジ？ミキ！カミツレさんに勝ったのか！」ミキ「うん！スゴい！」
リョウスケ「スゴいじゃないか！やっぱりエリートトレーナーに第一歩進んだな！」ミキ「うん！」
リョウスケ「次のジムは、ホドモエシティだ！奴の使う地面タイプは強いぞ！」ミキ「そうなの！」

リョウスケ「うん！ドリュウズが使う地鳴らしは素早さを下げる効果がある！
でも俺があげたアーケオスは、地震！！メロメロ！アクロバット！暴れる！を覚えさせている！」
真矢「それで勝てるの？岩タイプの技が当たれば効果抜群よ！
サンドパンには転がる・ドリュウズには岩雪崩を覚えさせているし！」
リョウスケ「大丈夫だ！アーケオスは速攻型アタッカーで最高に高いポケモンだ！
それに技が当たる確率が低い！当たるとしても５%だ！」

ミキ「暴れたら混乱するかもね！」
リョウスケ「それを治すためにラムの実を持たせてある！
それに無くなったとしても道具が無い状態で攻撃すると威力が上がるアクロバットを覚えさせたんだ！」
ミキ「そうなんだ！よし次のジムバトル制覇頑張るからね！」

リョウスケ「うん！」

フキヨセの洞穴入口
唯「この木々にあるって言ってたけど本当にあるのかな？」はな「秘密基地を作るポイントみたいだね！」
三希「ホウエン地方の？」はな「うん！」リナ「あっ！穴があったよ～！」
颯希「入ろう？」三希「うん！」

６番道路(２)隠し穴
唯「本当だ夢想の世界だ！・・・あれ？あのポケモン！」リナ「ノコッチよ！」
三希「ノコッチって何かに似てない？」颯希「ツチノコ？」三希「そうだツチノコ！」
リナ「確かに似てるね！でもツチノコって漢字ではこう表すの！【槌の子】！」

颯希「そうなの？」
リナ「うん！なんでこんな漢字になったかと言うと
藁打ちに使う槌に似た姿から【槌の子】の名が付いたんだって！」
三希「へえ～」颯希「ねえ？捕まえない？」
三希「捕まえるって言ったって私達モンスターボールも切らしているし・・・」

唯「例えそのノコッチを捕まえたとしたら多分記事に載るかもね！」はな「記事？」
唯「『未確認生物をファイブガールズが捕獲！？』って！」颯希「載りそうね！」

三希「未確認生物つてネッシーもいるよね！」リナ「うん！ポケモンではツボツボよ！」
三希「えっ？そうなの？えっでもHGSSでは、ツボツボをもらっても返せって言われるよ！」
唯「言わないでしょ？」三希「言うよ！」颯希「言うんだって！」唯「そうなの？」

颯希「うん！でもそのポケモンを返却してもありがとうの一点張り！
でもねどうしても必要ならツボツボ(ＮＮ：ネッシー)を十分に懐かせていると
そのまま正式に貰えるのよ！」

はな「でもツボツボって戦略に向かないでしょ？」
リナ「何言ってるのはな！ツボツボにはね！こう言った技を覚えさせるの！
『巻き付く』『アンコール』『眠る』『砂嵐』よ！」三希「簡単に殺られない？」

リナ「ツボツボはね防御と特防が高いよね！さらに上昇させておいて禅岩耐久力のツボツボにするの！」
唯「禅岩耐久力？」
リナ「うん！これねとても大切な特徴なの！
元々から素早さが低いポケモンは、相手の素早さに驚いて直ぐに倒れたりするの！
でもそれが仇となって他のポケモンは、『勝つ自信が無くなった』と思っていざ戦闘にでると
直ぐに倒れたりトレーナー自身も自信を無くしバトルへの不満がポケモンに当たり易いのよ！」

三希「そういう事だったんだ！じゃあここにいるノコッチは？」
リナ「ノコッチはツボツボより平均的な能力よ！
それにＨＰが非常に高くＬｖ．１００になるとＨＰ能力の平均値は３１０−４０４まで上がるの！
攻撃力と防御力は数値が同じで平均値が１３０−２６２までよ！」

はな「・・・ねえ？皆ノコッチ逃げちゃったよ！」
颯希「えっ？あっ！本当だ居ない！だから言ったじゃん！捕まえよって」唯「そんな事言ったって・・・」
三希「また出会えればいいじゃん！」唯「そうよ！また今度探せばいいじゃん！探索がてらにね！」
リナ「そうしよう！颯希」
颯希「うん！分かった・・・。」

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