ドリフトの基本

ドリフトの基本とセッティング方法

オーバーステア(ドリフト)状態に持ち込むための方法は？
GT4での場合は必ずドライビングアシスト機能を全て殺すか、
最低限オーバーステア側 とトラクションコントロールを殺して(設定値０)ください。
※あくまでGT4のゲーム上で楽しむための解説？ですから、実車に応用出来るとは限りま せん。


パワースライド
コーナーに進入する時に、早い時期からアクセルを開け駆動輪にパワーをかける


荷重移動させてリアの荷重を抜く
コーナー進入時にブレーキングやアクセルオフによって、
車を前のめりにする事でリアの荷重が前に移動し
リアの荷重が小さくなる事によりリアが不安定となる


若干のオーバースピードで
コーナーに進入する
タイヤのグリップがリアのみ限界を超え、リアが流れ出す


サスペンションの設定や
アライメントに頼る
サスペンションの設定で、フロントの車高に対してリアの車高を上げて
ブレーキング時に近い状態を最初から作り出す
リアのトーをアウト(トーアウト)側にする
フロントのバネレートに対して、リアを高めに設定する
フロントのスタビライザーの硬さに対して、リアを硬くする


前後でタイヤグリップを変える
意図的にリアのグリップ限界点を低くする


リアのLSDを働かせる
(LSD設定を高めにする)
4WDの場合はセンターデフでリア寄りのトルク配分に設定してみるのも1つの手です
FFの場合はフロントLSDの加速側を高くし、
減速側の設定を低く設定する事によって
ステアリングを切ると同時にアクセルオフにすると
急激なタックイン(フロントが急激にインに入り込む現象)が発生し、
リアが遠心力に負けフロントに対してアウト方向へ逃げるので、
サスペンション設定と共に併用すると効果的
FR/RR/MRの場合は左右の回転差が少なくなる事によって、
車体を後ろから押そうとする力が強くなるのと
後ろが曲がり難くなるので、リアが不安定となる


サイドブレーキを使用する
リアタイヤをロックさせる事によって、リアの挙動を不安定にさせる


シフトロック
(駆動輪の急激な減速)
シフトダウンによって急激な駆動輪の減速を行い、フロントに加重を移す
FFの場合は主にフロント加重にさせやすい効果が得られる
FR/RR/MRの場合はフロント加重に加え駆動輪の急激な減速によって、
リアの安定感が不安定に変わり、リアが流れやすくなる
4WDの場合は全ての駆動方式の事に当てはまる場合もあるが、
どちらかと言えばFFと同じ様な効果となる



上記の方法はドリフトをさせるためのきっかけ作りですが、これが全てではありません。
この先のドリフト維持については、アクセルコントロールとなります。
操作方法の違いや個人の操作感覚の違いから、やり易いやり難いがありますので、
ご自分にあった方法でドリフトを楽しんでください。
またセッティングについても同じで、個人の操作感の違いで内容が変わります。
ご自分の操作し易いセッティングを見つけ出す事が最優先ですが、
ある程度は大まかに 設定し良くなって来たら細かくセッティングするのが良いかと思います。
車両によってはドリセッティングにしたつもりでも、安定感があり過ぎて非常に難しいケースもあります。
(私個人の場合ではアウディRS6)
ドリフトに向き不向きは各個人の判断としてください。



また今作のGT4では、より実車に近くなった感じが致しますので、
実車のセッティング 内容を参考にして頂くのも良いかと思います。
実車のセッティングデータは、雑誌やショップ、チューニングメーカー、個人のHPなど
色々な場所に公表しているケースがございますので、ご自分で調べて頂き試される様に お願い致します。


私の場合は4WD中心で遊んでいますが、サスセッティングは実車と同じバネレートと
実車からのフィードバックと理論＋個人の操作感重視でセッティングしております。
私はFR/RR/MRは苦手な部類ですので･･･
何故かと言いますと、アクセルコントロールが苦手な事もありますが、
4WDで速いドリフトがやりたい事もあり、
完全に4WDを生かしたセッティングでアクセルを入れなければ曲がりません。(ｗ
つまりは弱アンダーセッティングでもあり、四輪を滑らせているので
ゼロカウンターとなるためカウンターステアをほとんどあてません。
またきっかけは長めのブレーキングを行い、リアをブレイクし易くして
パワーをかけてドリフト維持をします。
距離が足りない場合はアクセルオフにしてみたり、ナイトロ噴射する場合もあります。




この駄文は基本的な理論や私の実車での経験、ゲーム上での経験を元にしていますので
皆様よりのご指摘があるかと思いますが、私の書いた事が全てでは無いとご理解して頂 く様にお願い致します。

※ゲーム上と実車では感覚などの違いから、実車で行うには非常に危険が伴うので
安全な場所で行うか指導者の下で、あるいは実車では試さない様にお願いします。

長文＆駄文ではありますが、ドリフトを存分に楽しみましょう!!