チビクワガタ（本物）

体長 は♂♀共に9mm〜16mm 。本州(関東以西)、四国、九州、伊豆諸島(御蔵島、八丈島)に分布する。雌雄共に黒色で、強い光沢がある。マメクワガタとよく似ているが、マメクワガタは前胸背板の点刻が強く、前胸背板の縁がギザギザになることなどで区別できる。本種の雌雄は非常によく似ていて区別が難しいが、♀は♂に比べ、オオアゴがやや太短く、基部近くまで小歯がある…らしい。が、はっきり言ってほとんど判らない。
　ほぼ年間を通して朽ち木や倒木の中から発見され、やや乾き気味の朽ち木に多い。集団生活をしており、１カ所で幼虫・成虫が一緒に沢山見つかる。灯火にも飛んで来る。
　クワガタにしては珍しく肉食で、他の昆虫やミミズ等を食べているらしい。コクワの蛹なんかを与えると喜んで食べる。
幼虫はシイ・クヌギ・サクラ・フジ等を食べる。（ゲームとは関係ない）