セフィロス戦技指南書

セフィロス戦技指南書
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戦技指南書第2弾は、誰かが書いているようで実は誰も書いてなかったセフィロスについてです(正確には何人か書いてますが、あまり詳細ではなかったので)。


≪前書き≫
セフィロスは敵に回すと強いのに、いざ自分で使ってみるとそんなに強くない…とお思いの方も多いでしょう。
しかし、使いこなせれば凄まじい攻撃速度と手数の多さで相手を圧倒できます。
そんなわけで、このゲームをプレイする全国のセフィロスファンのために、彼の使い方を書こうと思います。
例によってかなり長くなりますが、どうぞお付き合いください。


≪性能傾向≫
長い刀を活かしたリーチの長さと手数の多さが特長。その分1発あたりの攻撃力は低め。技の出はそれほど早くはないものの攻撃の速度自体は速い。ただ、全体的に攻撃を外した後のスキが大きい。また、地上・空中でほとんど技が変わらないので、場所によって戦術を変える必要がほとんどないのも特徴。
遠距離戦もこなすが、基本的に中距離〜近距離戦向け。特に中距離戦では無類の強さを発揮する。


≪ブレイブ攻撃(地上)≫

<なぎ払い>
刀を大きく振り、前方を切り刻む。最大で3段まで出せて、最後まで出すと追撃に移行可能。
リーチが長く威力も高いが、技の出はそれほど早くはない。
また、攻撃が終わる前に追加入力をすると攻撃途中であっても次の攻撃に移るため、必ず攻撃を出し切ってから追加入力を行う必要がある。
単体で出す場合は奇襲にはなるものの比較的避けられやすいので、確実に当てるならガードからのカウンターで出すか相手が攻撃を外したときなどを狙うこと。

<縮地>
前方に剣圧を5発飛ばした後で一気に距離を詰めて斬り、相手を吹き飛ばす。
技の出はやや遅いが剣圧の射程、速度などは優秀。ガードされても跳ね返されることがほとんどないので中断されにくく、相手の技を潰しやすい。
ただし、最初に振る刀をガードされるとのけぞるほか、1発目の剣圧を跳ね返されて当たると中断されてしまうので注意が必要。
なお、剣圧は魔法攻撃扱いでフリーエアダッシュでも弾かれるので、相手のフリーエアダッシュには警戒すること。
一応高低差にも対応しているが、剣圧が当たった時に相手が空中にいると2段目が相手の下をくぐり抜けてしまうことがある。また、相手との距離が近いほど高低差に弱くなり、剣圧すら当たらなくなるので、近距離ではガードからのカウンター以外での使用は控えること。
この技も途中で追加入力できるが、ちゃんと剣圧を5発出してから追加入力しないと剣圧を飛ばす数が減ってしまうので注意が必要。
中距離でこちらから仕掛ける際の足がかりや近距離でのガードからのカウンターなど、使いどころは多い。
特に中距離戦では主力となるので、積極的に使っていきたい。

<シャドウフレア>
相手を囲むように4つの球を出現させる。球はコマンドを入力した時点で相手がいた場所に出現するので、一応高低差には対応している。
射程は長く当たった相手はよろめくので、距離によってはなぎ払いなどにつなぐこともできるが、攻撃速度が遅いので避けられやすい。
おもに遠距離での牽制用だが、ティナやアルティミシアといった遠距離型の相手に対しては、相手の攻撃に合わせて出すと比較的当てやすい。
なお、ガードからのカウンターで出すと確実に当てることができる。


≪ブレイブ攻撃(空中)≫

<居合い斬り>
刀を大きく振り、前方を切り刻む。地上のなぎ払いとほぼ同じ技。
威力などの性能面もほぼ同じだが、こちらは追加入力が2段までとなっている。
技の出の早さや外した後のスキの大きさも変わらないので、この技も基本的にガードからのカウンター用となる。
ただし、攻撃範囲が自分のやや斜め上に広いので、相手が自分より低い位置にいるとガードからでも当たらないことがある。
なお、フリーエアダッシュから出すとかなり自然につながるので、フリーエアダッシュからの奇襲として、また相手のブレイブ魔法をフリーエアダッシュで弾きつつ出すこともできる。

<神速>
前方に剣圧を5発飛ばした後で一気に距離を詰めて斬り、相手を下方向に吹き飛ばす。地上の縮地とほぼ同じ技。
性能面でも縮地とほとんど変わらないが、1段目の剣圧が当たればほぼ確実に2段目が当たるのが特徴。
こちらも高低差にはそれほど強くはなく、近距離では当たらないことが多いのでガードからのカウンター以外での使用は控えること。
やはり中距離で自分から仕掛ける際や近距離でのガードからのカウンターなど、使いどころが多い。
縮地と同様に中距離戦では主力となるので、積極的に使っていきたい。

<虚空>
相手とすれ違い、時間差で切り刻んだあと斜め下に叩きつける。
技の出が比較的早く、発動時に一瞬で相手の高さに合わせるのが特徴。
威力も割と高いが外した後のスキが致命的なまでに大きいので、単体での使用は厳禁。
必然的に回避やガードからのカウンター専用技となるのだが、ガードからのカウンターとしてはより威力の高い居合い斬りがあるので回避からのカウンターとして使うのが最も効果的と言える。

<シャドウフレア>
4つの球体で相手を囲む。地上版と同じ技。
遠距離での牽制用として入れてもいいが、他の技が優秀なのでどちらかといえば封印推奨。


≪HP攻撃≫

<八刀一閃>
前進しながら刀を振り回し、最後に相手を吹き飛ばす。
技の出は遅いが前進しながら斬るので攻撃範囲が広く、途中で与えるダメージも大きいのでセフィロスのHP攻撃の中では最も扱いやすい。
多少の高低差にも対応し追尾性能も持つが、至近距離で高さの違う相手は追尾しきれないので注意。
また、前方の攻撃範囲が広いかわりに後方には判定がほとんどないので後ろに回り込まれると当たらないという欠点がある。
なお、最後の吹き飛ばす攻撃でのみ皇帝のフレアを跳ね返せる。
確実に当てるなら相手のブレイブ魔法に合わせて使うか、ガードからのカウンターとして使うこと。なお、技の出が遅いので回避からのカウンターには向かない。
また、相手が地上(または地上近く)にいるとき限定だが、神速2段目ヒット後の起き上がりに最速入力で重ねるとほぼ確実に当てることができる。

<閃光>
相手の攻撃をガードしたあと、踏み込んで反撃する。
なお、最初のガード中に相手が何もしなくても反撃は出す。
最初のガードは通常のガードと同じ性能なので普段のガードと同じ感覚で使えるが、ガードクラッシュを持つ技はガードできない。
また、通常のガードと比べて持続時間がやや短いのでタイミングがシビア。
外した時のスキが大きいので、文字通りガードの代わりとして使うことになる。
例によってガードした時に相手が空中にいると反撃が当たらないことがあるので注意。

<獄門>
少し浮かび上がった後、真下に落下して刀を突き立てる。
技の出は遅いが落下中は移動することができるので、ある程度軌道を調整することはできる。
また、着地した際に起こる地割れにも攻撃判定があるので攻撃範囲は見た目よりも広い。落下中および地割れは皇帝のフレアも跳ね返せるが、タイミングが難しいのであまりおススメできない。
ちなみに、落下中に相手が当たった場合はブレイブダメージを与えつつHPを奪える。
だが、当然ながらちゃんと地面に落下しないとダメージを与えられず、下手をすればデジョントラップへ一直線なので、星の体内のような足場の少ないマップで使う際には細心の注意が必要。
真下にいる相手への奇襲用や回避からのカウンターとして使えるが、もともと避けられやすい技なので乱発は控えること。
ただし、ティナやアルティミシアのような攻撃時にあまり動かない相手に対しては比較的当てやすい。

<ブラックマテリア>
隕石を召喚して落とす。溜め押しで隕石を強化することができる。
特に最大まで溜めた場合は吸引効果がつき攻撃範囲も広くなるので、使うのならできる限り最大溜めで出したいところ。
溜めている間は無防備なので、相手が近づいてきたらさっさと撃って次の行動に移ること。
相手が遠くにいる時に溜め始めるか、またはパンデモニウムのような入り組んだマップの隅でこっそり溜めるなどの工夫が必要になる。
なお、溜めの時間が短い場合は隕石が小さくなり吸引効果もつかないが、落ちてくる速度は速くなるので中距離から溜め無しでいきなり落として相手を牽制するのもあり。


≪EXモードアクション≫

<グライド>
ジャンプ中に×で空中を滑空することができる。相手を空中戦に誘いたいとき、また獄門を出すタイミングを窺ったり着地のタイミングをずらしたりといった用途で使える。
相手との距離を離しやすいので、心無い天使を使いたいときなどにも使える。

<心無い天使>
一定時間経過後に相手のブレイブを1にする。
発動すれば一気に形勢が逆転するが、発動まで時間がかかり、その間は無防備なので天井の高いマップの天井近くなどよっぽど相手と距離がある状態で使わないと格好の的になってしまう。
一応、コマンドを入力してから発動するまでは移動できる。


≪立ち回り≫
相手との距離によってかなりはっきり変化するが、ブレイク狙いで攻めてブレイブが貯まったら一気に仕留めるのが基本的な戦術となる。
遠距離ではシャドウフレアやブラックマテリアで牽制し、相手の接近を誘う(もしくはフリーエアダッシュで自分から接近する)。中距離では神速や縮地でこちらから積極的に仕掛け、一気に踏み込んで接近戦に移行するかヒット&アウェイで中距離を保つかの二択となる。これは相手や状況によって使い分けること。近距離ではガードからのなぎ払いor居合い斬りor八刀一閃、または回避からの虚空などカウンター狙いがメインになる。
なお、相手が地上にいるとき(または地上近くにいるとき)限定だが、相手の起き上がりに最速入力で重ねることで虚空→神速→八刀一閃(→スーパーノヴァ)というコンボが成り立つ。ただ、虚空から神速につなぐのはかなり難しく、回避されたりガードされたりする危険性も高いので、神速からコンボを始めるほうが確実と言える。
全体的に高低差に弱い技が多く、特に真上に近い位置にいる相手に対する攻撃手段がほとんどないので、絶対に頭上を取られないようにすること。


≪アビリティ≫
ガードカウンターは必須。さらに神速や縮地は相手の技を潰しやすいので、カウンターと合わせればダメージが爆発的に増大する。なお正面からの攻撃が多いので、不意打ちはあまり効果がない。
また、意外に足が遅いのでスピードアップ++、ジャンプ回数アップ++も必須。EXモードのグライドを使うならグライドアップも欲しい。


≪装備≫
ブレイブを稼ぐならグングニルやラグナロク(大剣装備が必要)、EX特化で行くなら片翼の天使。
防具についてはブレイブ重視ならアダマン一式、EX重視なら源氏一式。
自分の戦い方と相談して決めよう。


≪アクセサリ≫
基本能力上昇系でもEX特化でもどちらでもOKだが、防具の傾向と合わせること。
こちらも、自分の戦い方と相談して決めよう。



こんなところでしょうか。
セフィロス使いを目指す人のお役にたてれば幸いです。
また、誤字・脱字・ご指摘・リク等あればコメントのほうでお願いします。
それでは、長々とお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m


≪追記≫
以前ウォーリアオブライトについて書いたときに次回はガーランドあたりを、というリクを頂いたのですが、ガーランドはゲテモノシリーズとして既に投稿されており、内容的に確実にかぶると判断したため投稿を自粛いたしました。また、カオスサイドはほとんどのキャラが既に投稿されているので書きませんが、投稿されていないコスモスサイドのキャラについてはリクがあれば書こうかなと思っています。




蓮人さん
高評価&助言ありがとうございましたm(__)m
神速から八刀一閃のコンボは私も気付かなかったです(^^;)
実際に使ってみて、つながることが確認できたので本文にも反映いたしました。



結果

これであなたもセフィロス使い?

ユーザーコメント(9件)

 

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  • 赤えんぴつ
  • No.1674293
  • 2009-03-10 21:12 投稿
フレアは獄門の落下中でも弾けますよ♪
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  • ビッグブリッチのキャプチャー画像 ビッグブリッチ
  • No.1667814
  • 2009-03-02 15:44 投稿
ひとつひとつの技についてよく研究していますね。利点や欠点,コンボ技など詳しくかかれていました。
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わかりやすくてとても参考になりました。
わがままですが、リクエストでセシルをお願いします。m(_ _)m
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なかなか分かりやすいし(´・ω・)
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分かりやすく、読みやすく、しっかりと検証もされているのでとても良いです。
セフィロスは第二の使い手なので参考にします!!
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とても細かい所まで解りやすくて良いですね。
セフィロス頑張って使いこなせるようにしたいと思います!
リクエストはクラウドかフリオニール希望です
よろしくお願いします。
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  • カインアベル
  • No.1663567
  • 2009-02-25 17:07 投稿
本当に感動です
セフィロス極めたつもりでしたが、さらに上を見た気持ちです




次回はクラウドをお願いしたいですね
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  • はらダージュ
  • No.1663405
  • 2009-02-25 10:08 投稿
クラウドも
投稿リクエストしたいです よろしくお願いします。
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オススメの空中の立ち回りとしては
地上付近で神速を出して敵を叩きつけてからすかさず八刀一閃を出すと相手の硬直時間があり八刀一閃はほぼ確実に当たります(´∀`)ww
かなり主体になる攻撃方法ですよ(^ω^
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